3月1日から春季発掘調査 速報展
3月1日から奈良市埋蔵文化財調査センターの春季発掘調査 速報展があります。場所は、大安寺西の佐保川近くの奈良市埋蔵文化財調査センターにて。
HPです→HP
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3月1日から奈良市埋蔵文化財調査センターの春季発掘調査 速報展があります。場所は、大安寺西の佐保川近くの奈良市埋蔵文化財調査センターにて。
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「奈良と会津1200年の絆」実行委員会から、3月11日(日)喜光寺にて、講演と東日本大震災の慰霊法要が行われるとのたよりをいただきました。13時から15時30分まで。申込み不要。参加費1000円とのことです。
「奈良と会津1200年の絆」実行委員会のHPです→http://www.nara-aizu.com/
・全国花街次世代創造サミット
・大和をどり
今年は初めての試みとして大乗院庭園、奈良ホテル、四季亭
https://plus.google.com/u/0/100339270020150638145」
そして25日の毎日新聞でもその様子が伝えられています。カメラの方は選ばれた30人のようです。
いよいよ23日ー24日あるくん奈良まちなかバルです。幸い天気も良さそうです。どうぞ奈良市中心市街地の飲食店などを楽しんでいただきたいと思います。22日までお得な前売りチケットが販売されます。また当日チケットも販売されています。
くわしくはHPをご覧ください→https://naracity-bal.jimdo.com/
いま、奈良県立美術館では、「悠久の美と技」展がひらかれていますので、見てきました。
陶器の赤膚焼、奈良一刀彫、奈良漆器が歴代のものから現代まで系統立てて展示されていましたのでよくわかりました。
「特徴がないのが特徴」と赤膚焼を紹介していた友人の七代目尾西楽斎氏(昨年59才の若さで逝去)の鹿の香炉なども展示されていました。
有名な一刀彫の森川杜園、赤膚焼の奥田木白、正倉院の宝物の修理模造で有名な吉田包春の精巧な作品なども展示されていました。
貴重な機会だと思います。3月25日まで。65才以上無料。
1Fでは、「奈良きたまちの古今拝見」ということで、多聞城や旧奈良奉行所などのパネル展示やビデオ上映などがされていて、この20年ほど前から言われ始めている「奈良きたまち」の様子が紹介されていました。
2月25日まで、なら工藝館で開催されている、木洩れ日庵 辻井由紀子コレクションの「心の古里 古赤膚焼 奥田木白道具名品展 Ⅲ」もおすすめです。入場無料。
フラッシュしなければ写真はOKでした。すばらしいコレクションです。
HPです→なら工藝館
先日、NPO法人奈良まほろばソムリエの会の新春交歓会があり、出席メンバー100人ほどで楽しく交流を繰り広げました。
シンセサイザーの演奏があり、スペインや吉野、高野の巡礼の講演がありました。
そして今回はできたばかりの、奈良まほろばカルタをつかったカルタ大会もありました。わたしは44枚のうち10枚取れましたがじゃんけんで敗退しました。
くわしくは、専務理事の鉄田専務理事がブログにレポートされています→どっぷり!!奈良漬
そこでいただいたのがまほろばソムリエの会、ガイドグループによる春の大和路のコース案内です。どれもおすすめのコースです。お早めにお申し込みください。
奈良まほろばソムリエの会のHP→http://www.stomo.jp/
奈良市菅原町の菅原天満宮では2月11日から3月10日まで、盆梅展とのことです。奈良の菅原天満宮が日本最古の天満宮とのこと。たしかに菅原道真公の生誕の地ですから。入場料500円。HPです→http://www.sugawaratenmangu.com/
修二会のおたいまつの竹送りや京都や三重県名張市の東大寺修二会を支える皆さんの行事が伝えられ、もうすぐ練行衆の試別火入りが近づいてきました。
旧知の佐野さんたちが何年もされている東大寺修二会 講演、夕食、見学の案内です。わたしも友人と参加したことがありますが、おすすめの修二会の講座です。
1日は修二会本番の最初の日、西山厚先生のお話と案内とは素晴らしいですね。
以下佐野さん、西垣さんの奈良インターカルチャーのご案内です。
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奈良インターカルチャー 2018年3月
十一面観音悔過法要 『お水取り』 (奈良市)
1260回を越えて続く、国家安泰への祈り。松明に導かれ堂内に籠る練行衆の声明の声、そのリズムと所作には、毎年新しい感動を覚えます。3月1日から14日まで日々の決められた祈り。二月堂内に響く声明・僧侶の動きが灯明の揺らめきと重なる様からは、日頃接する事のない空気を感じます。
是非この音・香り・空気と出会いに奈良をお訪ね下さい。
開催日時 3月1日(木)午後3時~7時30分(お松明終了時)
3月11日(日)午後3時~7時30分(お松明終了時)
開始時間が3時からになっております。お間違いのなき様ご注意ください。
修二会の行事は、伝えられてきた作法時刻に沿って、
日々それぞれの勤行が行われます。
お松明終了後、男性は、東大寺様より内陣入堂の許可を頂きます。
女性は、「局(つぼね)」にて勤行を拝聴頂けます。
集合 二月堂・北参籠所(二月堂北側階段上がって左奥)
2時50分には、受付けを終了致したくご協力願います。
講師 1日 西山厚 (帝塚山大学 文学部 教授)
11日 坂東俊彦 (東大寺史研究所・研究員)
参加費 3,500円(精進の御弁当代を含みます。)
定員 80名 (先着順)
お申込み ご希望の日程・お名前・男女別・ご連絡先電話を
下記までお知らせください。
防寒には十分にご留意の上お出かけください。
お願い キャンセルの連絡は前日までにお願いいたします。
又遅刻の場合は必ず下記までご連絡ください。
奈良インターカルチャー
TEL 080-1442-0851(西垣)
FAX 専用 0745-31-1755
担当 西垣・佐野 E-mail sumss@nifty.com
もちいどのセンター街の「ならまちふくろうカフェ」が森の中という感じに改装されました。同じ方が経営されていますが、名前が変り「アウルの森、ならまち保護どうぶつ園」といいます。
改装されてはじめて入りました。外で焼きバーナーなど使って木を加工されていましたが、2週間ほど夜に自分たちで改装されたそうです。
右はご主人とイヌワシのハイブリッドのワシ。警察の拾得物で瀕死寸前のワシを手当てしていま調教中ということです。体重7キロもあるそうです。(ワシとタカは体重が約5キロ以上をワシといい、5キロ以下をタカというそうです)
店の一番奥の飛ばすスペースでのタカとの記念写真です。革の大きな手袋で、タカの名前の「アラシ」と私が呼ぶと飛んできます。そしてご主人が名前を呼ばれると飛んでいきます。とてもよく調教されています。タカは耳も良く、眼は2キロ先まで見えるそうです。はじめてのことで感心しました。どうぞもちいどのセンター街に来られたら、新しくなった「ならまち保護どうぶつ園」へ入館して、フクロウやタカやワシなどとどうぞ遊んでください。
毎月楽しみにしている川嶌一穂さんの美ビット見て歩きは、お正月をはさんで2か月ぶりに、奈良新聞に載っています。
武器を飾り美しく、とあり「たがねの華ーー光村コレクションの刀装具」です。
美ビット見て歩き 私の美術ノート *59 川嶌一穂
大阪歴史博物館特別展『鏨(たがね)の華―光村コレクションの刀装具』
写真 「鬼念仏・笛吹地蔵図目貫」大月光弘作 1組のうち鬼念仏図目貫 江戸時代・19世紀 根津美術館蔵=大阪歴史博物館提供
昭和30年代、テレビが普及する前の庶民の娯楽と言えば映画、それもうちは東映の時代劇が多かった。冬は奈良の小西通りで夫婦饅頭(回転焼きのこと)を買って行って、頬張りながら見るのがお定まりだった。その回転焼き屋さんを最近見ないな、と思っていたら、少し南に行った椿井市場の中に移転したらしい。それはぜひ行かねば!
大川橋蔵の月形半平太、中村錦之介の一心太助など思い出すとキリがない。今でも「飛び道具とは卑怯なり」とか、「小次郎、敗れたり」などという映画の中の台詞が、ひょいと口をついて出て来ることがあって、自分でも笑ってしまう。「鯉口を切る」などという表現も、詳しく分らないままに覚えてしまった。
意外や意外、今は若い人の間で刀剣がブームらしい。伝統はモノが残ること以上に、それに価値を見出すヒトがいて始めて次代に伝えられるものだから、それは嬉しいことだ。
明治10年(1877)、大阪島之内で富裕な実業家の長男として光村利藻(みつむら・としも)が生まれた。彼が成人した明治30年というと、維新を担った世代が退場し、江戸文化も日々に廃れていく時代だが、その頃、彼は製造技術の継承も危なくなっていた刀剣や刀装具の収集にのめり込んでいった。
しばらくして彼の事業が行き詰ることになるが、幸いにも彼のコレクションは、昨年2月の本欄でも紹介した「鉄道王」根津嘉一郎が一括購入し、今では根津美術館の誇るべき蔵品となっている。
写真の目貫(めぬき)は、大津絵から抜け出たようなユーモラスな表情をした鬼を象ったもの。5センチに満たない小さなものだが、胸に下げた鉦を叩く音が聞こえてくる気のする生き生きとした造形だ。目貫は、もともと刀心と柄(つか)を固定させる釘の頭の飾りで、その上に柄巻が施されるが、次第に実用を超えて装飾になっていった。
目貫だけではない。会場の刀装具の何と美しいことか。武器である刀を何故こんなに飾る必要があるのだろう。
それで思い出したことがある。以前、アメリカ人の入国審査官と飛行機で隣り合ったことがあった。彼は、9・11以後、拳銃の携行が義務付けられ、武器を持つことのストレスがすごいのだと話した。戦いのなくなった江戸時代の武士とて、その気になれば人を殺傷できる刀を常に身に着けることの重圧は大きかったに違いない。その責任を引き受ける矜持の印として、また緊張感を和らげる慰めとして、刀は美しくあるべきだったのではないだろうか。さて、みな様は会場でどう感じられるだろうか。
=次回は平成30年3月9日付(第2金曜日掲載)=
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かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。
メモ 大阪歴史博物館 大阪市中央区大手前4-1-32、NHK大阪放送会館隣り。
電話06(6946)5728。
地下鉄「谷町四丁目」駅②号・⑨号出口。
会期は3月18日(日)まで。
火曜日休館なのでご注意下さい。4倍程度の単眼鏡を持っている方はお忘れなく。
2月のならシネマテークは2月9日から11日。
「ハッピーエンドの選び方」
エルサレムの老人ホームに暮らす、発明好きのヨヘスケル。
ある日、彼は望まぬ延命治療に苦しむ親友マックスから、発明で安らかに死なせてほしいと頼まれる。妻のレバ―ナに猛反対されるが、親友を助けたい一心で、自らスイッチを押して最期を迎える装置を発明する。
秘密だったはずの発明の評判は瞬く間に広がり、依頼が殺到してしまい!?
そんななか、レバーナに認知症の兆候が...。
残された時間と向き合って見えてくる、人とのつながり、人生の輝き。ヨヘスケルとレバ―ナの選択とは―?
場所は、奈良女子大学の講堂です。HPです→HP
昨年末取材を受けた中心市街地活性化協議会支援センターの2月7日付メールマガジンに、奈良もちいどのセンター街と「夢CUBE」のことがとてもくわしく掲載されましたので紹介します。
┃☆┃ 中心市街地活性化協議会支援センター
┗━╋.... http://machi.smrj.go.jp/
Vol.0269
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2018.2.7
┓今週の更新記事┏━━━━━━━━━━━
┏┓ ちいきクローズアップ 奈良市
┗┛ チャレンジショップ展開による商店街賑わいの創出
<<詳細記事へ>>
http://machi.smrj.go.jp/machi/closeup/town/180207nara.html
「奈良市の商店街、奈良もちいどのセンター街協同組合(以下、もちいどのセンター街)が運営するチャレンジショップ「もちいどの夢CUBE(以下、夢CUBE)」。2017年に開業10周年を迎えた夢CUBEですが、入居募集(チャレンジャー募集)のたびに応募倍率が4~7倍と高い水準を保っています。もちいどのセンター街理事長である松森重博氏に話を伺いながら、もちいどの夢CUBE10周年の節目にチャレンジショップ事業を振り返り、創業支援と空き店舗対策について整理したいと思います。
夢CUBEの立ち上げのきっかけですが、奈良市の行政施設等の移転や大型店の郊外出店などで人の流れが変わり、もちいどのセンター街の歩行者通行量は減少し、空き店舗が増えてきたことです。その影響から商店街のあるパチンコ店が撤退し、その跡地、約260平方メートルをどのように利活用するか検討を始めました。その詳細は以下のリンクを参照ください。
参考リンク) 古都のガラス張りチャレンジショップ「もちいどの夢ショップ」
記事は次をご覧ください。
→http://machi.smrj.go.jp/machi/closeup/town/180207nara.html
2月5日は川上村での朝拝式でした。
奈良まほろばソムリエの会の川上村唯一のメンバーである前田景子さんが先日の毎日新聞奈良版に書かれています。専務理事の鉄田さんのブログにも紹介されています→どっぷり!奈良漬
そして以前から南朝のことを本に書くといっておられた旧知の奈良市在住の増田隆さんが「沈黙する伝承ーー川上村における南朝皇胤追慕ーー」という本を2月5日初版第一刷として上梓されました。
旧知の住田幸一さんが経営されている京阪奈情報教育出版発行です。1400円+税。
京阪奈情報教育出版発行のHPです。→http://www.narahon.com/
2月6日から3月14日まで、奈良国立博物館では、お水取り、特別陳列がおこなわれます。また、薬師寺の名画の展示も行われます。展覧会のHPです→展覧会HP
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/special.html
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