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2017年10月28日 (土)

正倉院展はじまる。11月13日まで。

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28日から正倉院展2017がはじまります。27日内覧会がありお招きいただき一足早く拝観してきました。秋らしい青空が戻ってきました。

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ことしの展示は、琵琶などもなく、すこし地味だと伝えられていましたが、実際に拝見してみると、仏具も経典を包む布など緑や赤や色鮮やかに感じました。やはり緑のガラスの盃がこまやかな切子とともに美しいものでした。緑瑠璃十二曲長杯。

またポスターのろうけつ染めもヒツジや鷹が描かれ、うしろの木には猿が2匹遊んでいました。

蜜蝋が実際に展示されていました。

大理石製の尺八もあり、戦後に実際に吹かれた音階が流れていました。

お経の裏の紙に書かれたという戸籍は、今の東京の葛飾柴又だという説明でした。

それぞれに素晴らしい品でした。

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見るには、会期の早めに行くこと、夕方が狙い目、とくに金・土・日・祝は夜8時まで開館されていますから遅めが良いと思われます。(入館は閉館の30分前まで)

11月5日(日)は、朝6時30分から読売テレビで「うるわしき天平の美と心~第69回正倉院展」が放送されます。

同じく11月5日(日)朝9時からNHKのEテレビで「日曜美術館 よみがえる天平の美~第69回正倉院展」が放送されます。テレビ放映されると見に行く人ががぜん増えるというのが毎年ですから、早めに行くことをおすすめします。

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また、12回目を迎えるあるくん奈良スタンプラリーも期間中行われ、無料で冊子を手に入れて、奈良のまちを歩いてお買い物やお食事を楽しんでいただき、近鉄奈良駅前の抽選会場ですてきなグッズを当ててください。週末はJR奈良駅前でも抽選できます。

あるくん奈良スタンプラリーは→http://arukunara.info/

奈良国立博物館のHPは→http://www.narahaku.go.jp/

10月28日読売新聞奈良版。

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「海を隔てた交流を実感した」「写真とは違う繊細さ」。奈良市の奈良国立博物館で27日行われた「第69回正倉院展」(主催・奈良国立博物館、特別協力・読売新聞社)の開会式では、招待客約2300人が、58件の至宝を一足早く鑑賞し、感嘆の声を漏らした。
 古代の国際色豊かな宝物は魅力の一つ。奈良女子大のベトナム人留学生、チャン・ティ・フォン・タオさん(20)は琥珀こはくで作られた数珠「琥碧誦数こはくのじゅず」を見て「ベトナムでも仏を拝む時には、今もこんな数珠を使う。昔のものを守り続けることに日本らしさを感じた」。
 伎楽面の一つ「酔胡従すいこじゅう」は、酔っぱらった異国人の顔を模したとされている。奈良女子大大学院のベトナム人留学生、チャン・グェン・ホアレさん(26)は「福耳で幸せそう。ベトナムでも同じような面があって、共通する文化を感じる」と感激した様子。
 精緻な装飾も見所。草花や鳥を金銀で描いた献物用の箱「碧地金銀絵箱へきじきんぎんえのはこ」をじっくり見る人が目立ち、正倉院宝物の復元模造品の制作に取り組む京都美術工芸大3年、露木あゆみさん(21)は「実物を見ると、写真ではわからない微妙な筆遣いや色合いが実感できる」と食い入るように眺めていた。
 聖武天皇の妻、光明皇后ゆかりの法華寺(奈良市)の樋口教香きょうこう住職(65)は「本当に繊細で、美しいままの状態で残っていることが印象的」と感心していた。
 美術史が専門の百橋明穂・神戸大名誉教授(69)(京都市下京区)は、木にのぼる猿や羊を描いた「羊木臈纈屏風ひつじきろうけちのびょうぶ」に興味を引かれたという。「聖武天皇のそばに飾られていたと伝わる屏風の中でも絵柄が穏やかなので、寝室などアットホームな場にあったのでは」と想像していた。
 奈良市の近鉄奈良駅近くの商店街「奈良もちいどのセンター街」の理事長・松森重博さん(69)は献物台「黄楊木几つげのきのき」を見て、「仏様へのお供えに使われたものだけあって、布の模様や細工が美しい。大切に保管されてきたことが伝わってくる」と感心した様子。
 会場を出た東大寺(奈良市)の狹川普文別当(66)は「光明皇后が東大寺に納めることで宝物の散逸を防いでくださった。それぞれの時代を生きた人々が大切な宝物であるという認識を持ち続け、あまり外に出さずにきたことで現在の宝物が残ったのだと、改めて感じた」と話していた。
 木下正史・東京学芸大名誉教授(76)(考古学)は「宝物の産地や構造などはまだまだ不明な点も多い。個々の宝物の研究が進めば、正倉院展はもっと楽しくなる」と期待を寄せた。
 

 

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