古典の至宝展・・・天理参考館、天理図書館へ
天理図書館の有する「古典の至宝」展が、天理参考館で始まっています。3期に分けて開催されていますが、第1期を見に行ってきました。第1期は10月9日までです。
最初に、古事記、そして日本書紀、いずれも国宝です。藤原定家の書いた書もありました(明月記)。また奈良絵本も色彩豊かに展示されていました(小おとこ)。源氏物語も。井原西鶴も、松尾芭蕉の直筆の俳句も。りっぱな図録は1000円でした。
第1期の10月8日(日)には朝から、NPO 奈良まほろばソムリエの会の見学会があります。参考館や図書館の専門の方による解説付で拝見できます。80名まで。申し込みは、奈良まほろばソムリエの会へどうぞ。
午後から田辺征夫前奈良文化財研究所所長の講演会もあります。http://www.stomo.jp/osirase/pdf/osirase170901.pdf
天理参考館の入場料は400円です。
天理参考館のHPです→http://www.sankokan.jp/
天理市民文化センターでの講演会は資料代として500円です。
写真は天理参考館。
天理図書館も無料で入館できるということで、天理参考館から南東へ歩いて5分くらいでしょうか、はじめて訪ねました。本の閲覧もできますし、また貸し出しもできるそうです。わたしの高校時代の英語の先生の僅はじめ氏の『あとはよろしく』という存じている本もありました。
天理図書館のHP→http://www.tcl.gr.jp/index.htm
どちらも昭和5年(1930年)に中山正善真柱のころ建てられたということです。
どちらも戦前の建物でよく手入れされ、とても風格がありました。
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