9月16日から、天理参考館特別展「天理図書館、古典の至宝展」
天理市にある天理参考館はときどき拝見に行きますが、常設展も内容豊かで、すばらしい所蔵の品があります。また、天理図書館もすばらしい所蔵があるとのことです。
そこで、天理図書館の所蔵する、国宝などを9月16日から11月27日の「古典の至宝展」で拝見できるという情報です。
入館料 大人 400円。
天理参考館のHPです→http://www.sankokan.jp/
入館料 大人 400円。
天理参考館のHPです→http://www.sankokan.jp/
天理図書館のHPです→http://www.tcl.gr.jp/index.htm
先日、天理図書館の主事、三濱靖和さんの講演を聞く機会がありました。
「天理図書館には150万冊の蔵書がある。
古典籍が10万冊、中でも国宝6点、重要文化財85点、計91点の指定文化財がある。
日本の大学の図書館でもトップである。質量共にすぐれた学術的貢献をしている。
天理教の先々代の真柱である中山正善氏が集め始められた。
古典籍が10万冊、中でも国宝6点、重要文化財85点、計91点の指定文化財がある。
日本の大学の図書館でもトップである。質量共にすぐれた学術的貢献をしている。
天理教の先々代の真柱である中山正善氏が集め始められた。
所蔵資料を経験豊富な図書館員が整理・目録化をしている。その活動の中で、全国的に新聞で報道されたように与謝野蕪村の知られざる212句の俳句が見つかったという実績もある。
天理古典籍ワークショップを2007年から2009年、さらに2013年にも行い、欧米やオセアニアの研究者の注目を浴びた。
また原本を高画質のカラーの写真で再現した本も発行している。保全と活用という矛盾する課題があるが、原本を公開するというこの展覧会を見逃せば、今後これだけの規模の原本を観ることのできる機会はないと言える。
ぜひこの機会にご覧いただきたい。
かなり多い点数のため、会期を3期に分け、それぞれその期に観られるようしています。
すべてをお話しできないが、展示物を2つ上げるならば、国宝「日本書紀 神代巻」、国宝「播磨国風土記」、これなどぜひご覧いただきたい。」と結ばれました。
第1期 9月16日(水)から10月9日(月・祝)まで。
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