『関が原』 映画と原作
映画館の入り口では、ばったり友人のNさんに出会いました。
160分。息もつけない大作でした。
原作の司馬遼太郎の内容が豊富なため、ややセリフが早口のところもあるので、ある程度関ヶ原の時代の背景を知っていないと、ちょっとついていけない感じもしました。最後の合戦の場面はかなりリアルでした。
映画のHP→http://wwwsp.sekigahara-movie.com/
帰ってから早速、書棚にある単行本の司馬遼太郎の『関ヶ原』を引っ張り出して、上巻の導入部分を読みました。
(写真右はいま発行されている、司馬遼太郎作 『関ヶ原』 新潮文庫。上中下。)
映画は原作の導入をそのまま生かしてあり、全般に原作に忠実に映画化されているようです。原作はより描写が詳しいと思います。
石田光成の参謀の島左近は奈良出身のようであり、原作では大阪から暗がり峠を越えて奈良に医者の岳父を訪ねたり、奈良柳生屋敷が出てくるなど、奈良も出てきます。
京都、大阪、滋賀、そして伊賀なども。
関ヶ原は東海道と中山道の2つの街道の交わるところということです。
いま新幹線で通りすぎる関ヶ原ですが、たいへんな歴史の舞台であることをあらためて思います。
以前、「読んでから映画を見るか、見てから本を読むか」というコピーがありました。
久しぶりに読む司馬遼太郎の歴史小説はいきいきと書かれていて引き込まれます。
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