氷置 晋さん。奈良テレビの「奈良市政情報」番組に。YouTubeに
シンガーソングライターで奈良市観光大使の氷置 晋さんからのメールを紹介します。
「8月24日に奈良テレビ放送『奈良ならナラナラTV』で取り上げていただいた際の映像を、奈良市がYouTubeにアップしてくださいました。見逃した方は是非ご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=uYGXBeu4ZeU
8/31(木)22:54〜22:59、奈良テレビにて再放送もあります♪
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シンガーソングライターで奈良市観光大使の氷置 晋さんからのメールを紹介します。
「8月24日に奈良テレビ放送『奈良ならナラナラTV』で取り上げていただいた際の映像を、奈良市がYouTubeにアップしてくださいました。見逃した方は是非ご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=uYGXBeu4ZeU
8/31(木)22:54〜22:59、奈良テレビにて再放送もあります♪
映画館の入り口では、ばったり友人のNさんに出会いました。
160分。息もつけない大作でした。
原作の司馬遼太郎の内容が豊富なため、ややセリフが早口のところもあるので、ある程度関ヶ原の時代の背景を知っていないと、ちょっとついていけない感じもしました。最後の合戦の場面はかなりリアルでした。
映画のHP→http://wwwsp.sekigahara-movie.com/
帰ってから早速、書棚にある単行本の司馬遼太郎の『関ヶ原』を引っ張り出して、上巻の導入部分を読みました。
(写真右はいま発行されている、司馬遼太郎作 『関ヶ原』 新潮文庫。上中下。)
映画は原作の導入をそのまま生かしてあり、全般に原作に忠実に映画化されているようです。原作はより描写が詳しいと思います。
石田光成の参謀の島左近は奈良出身のようであり、原作では大阪から暗がり峠を越えて奈良に医者の岳父を訪ねたり、奈良柳生屋敷が出てくるなど、奈良も出てきます。
京都、大阪、滋賀、そして伊賀なども。
関ヶ原は東海道と中山道の2つの街道の交わるところということです。
いま新幹線で通りすぎる関ヶ原ですが、たいへんな歴史の舞台であることをあらためて思います。
以前、「読んでから映画を見るか、見てから本を読むか」というコピーがありました。
久しぶりに読む司馬遼太郎の歴史小説はいきいきと書かれていて引き込まれます。
東京で開催され好評であった、坂口紀代美さんの展覧会を奈良でもして欲しいという声に応えて、9月22日(金)から28日(木)まで、坂口紀代美展ーー魂を載せて舟はゆくーー展が開催されます。場所は、奈良もちいどのセンター街のギャラリーまつもりにて。入場無料。どうぞお越しください。
そして期間中の9月23日(土・祝)、すぐ近くの奈良もちいどのセンター街にあるきらっ都・奈良の2FのNARAEGGで、坂口さんの講演会が開かれます。
第1部、女性の視点から、奈良の未来を語るーー国際的に活躍する彫刻家・坂口紀代美が語る奈良の未来ーー
第2部は懇親会~橘スィーツと大和茶を囲んで~
参加費1000円。こちらの申込みはメールにてよろしくとのことです。→ncw0803@gmail.com
画像をクリックすると拡大します。
9月18日(月・祝)、もちいどの通りを南へいったところにある「あしびの郷」で氷置 晋さんや榊原明子さんらの出演する、うたやショータイムや音楽のCROSSOVER NARAというイベントがあるそうです。チケットは3000円。楽しい催しになるようです。
開催場所のあしびの郷のHPです→http://www.ashibinosato.com/about.html
9月1日から12月24日まで、奈良市高畑町の入江泰吉記念写真美術館では、奈良を視るというテーマで、入江泰吉の古き仏たち、の展覧会が開催されます。
また第1期として、9月1日から10月9日まで、三好和義氏の室生寺展があり、9月3日、9月9日10日にはギャラリートーク&トークも開催されるということです。
わたしは以前東京・和光ホールで三好和義氏の室生寺展を拝見し、お話できました。「室生寺」の写真集も購入してサインももらいました。三好和義さんの作品は、その後、東大寺・法華堂、西大寺などポスターなどでも拝見しています。
続いて、10月11日から11月5日は秋山亮二氏の「なら旅行」、
11月7日から12月3日は百々武氏の「日々は絶景」の展覧会が開かれます。
12月9日(土)~12月24日(日)は「In print, Out of print」
~CASEによる[写真集]に焦点をあてた展覧会~
入江泰吉記念奈良市写真美術館のHPです→http://irietaikichi.jp/
奈良もちいどのセンター街では、ことしも日本テレビ系の24時間テレビの募金基地として、チャリティフェスタもちいどの2017を行います。
ことしのボランティアスタッフとして、奈良女子大生に加えて、奈良女子大附属中等教育学校の有志6名も参加してくれます。
当日変更あるかもしれませんが、ステージの予定表もできました。ならどっとFMの皆さんや多くの方のご協力で進めます。
26日27日はバサラ祭りもあります。どうぞ多数の皆様のお越しをお待ちしています。
奈良もちいどのセンター街のHPです→http://www.mochiidono.com/
野迫川村からの帰りに、高野山を参拝しました。
金堂の薬師如来、根本大塔に大日如来のご朱印です。2015年の開創1200年の時は、たいへんな人の参拝でしたので頂くことはできませんでした。
そして奥の院の弘法大師の祀られているところまで往復1時間以上かけて、豊臣秀吉の墓、織田信長の墓などを拝見しながらいきました。
高野山のHPです→https://www.koyasan.or.jp/
以前日帰りでかしき鍋(カモ、イノシシ、など)を食べに出かけた、奈良県吉野郡野迫川村をたずねました。奈良県ですが、道は、和歌山県高野口にいき、九度山、高野山、竜神スカイラインを経由していく方が、遠回りでも道が良いということです。
ホテル野迫川へ
ホテルのすぐ裏には清流が流れています。足だけつかりましたが、水温がとても冷たく泳ぐことはできませんでした。標高700mくらいあります。
ホテルの方に聞くと、近頃、小辺路を歩く人が多く、年間700名くらい、そのうち外国の方が200名くらい、近日読売テレビの取材も来るということでした。
夕食は、あまごの刺身、あまごの塩焼き、あまごのなんばん漬け、そしてかしき鍋(1人前)などのごちそうでした。吉野の銘酒「花巴」をいただきました。
野迫川村のHPです→http://www.vill.nosegawa.nara.jp/
平成20(2008)年11月11日に開館され、奈良新聞や月刊「ならら」などで大きく報じられていた五條市の藤岡家住宅を開館9年目にして初めて訪ねることが出来ました。登録有形文化財の建物をボランティアガイドの方の熱心なご説明で1時間半ほど案内していただきました。
最後に、館長であり、管理運営しているNPO法人「うちのの館」理事長であり学芸員の川村優理さんにお話をうかがうことが出来ました。
「ちょうど(川村さんが)はじめて訪ねてきて10年、開館して8年余り、400坪の土地に200坪の建物もりっぱであり、加えてたいへんな量の古くからの家財や品物があり、今でもその整理がたいへん多くて追いつきません」とのことでした。
たいへんお世話になりました。
安堵町の中家住宅につづき、奈良のりっぱなおうちを拝見することができました。
NPO法人うちのの館のHPです→http://www.uchinono-yakata.com/
入ってすぐに薬商や両替商を営んでいた店の間。
たくさんのご先祖の中でも、藤岡長和さんは戦前の官選知事を務めた内務官僚であったそうです。そして、玉骨という俳号のホトトギスの俳人であり多くの文人との交流がありました。高浜虚子、森鴎外、与謝野鉄幹夫妻などとの交流を表す品もたくさん展示されていました。
また、江戸時代の貨幣や両替の道具、金庫、ピアノ、お盆などの古くからの生活用具などもたくさん展示されていました。
蔵ではちょうど盃が特集されて展示されていました。古い盃は薩摩焼、九谷焼、有田焼の深川など知っている産地の品もならんでいました。3ヵ月ごとテーマを決められ展示されているそうです。
「蔵の前涼しきことを猫知れり 玉骨」
貴賓の間。裏には茶室もありました。
「しぐるるも京めき茶事の客まうけ 玉骨」
中庭から母屋を望む。写真の右が梅の古木。
梅の名木の前に、藤岡さんが初代会長をつとめられた五條ロータリークラブ50周年記念の寄贈の句碑。
「渉(わた)り石 渉りためらひ 梅仰ぐ 玉骨」
80ページの内容豊富な冊子と下は付録としていただいた奈良日日新聞に50回にわたり連載された川村優理さんの学芸員日記「うちのの里を眺めると」より。
ちょうど訪ねた8月16日は夕方から第9回ゆかた・デ・ナイトがひらかれるということでした。次の予定があったので参加できませんでしたが、17日付奈良新聞に大きく報じられていました。
「鹿鳴人の”イチ押し!”うまいもの」コラム更新!今回のテーマは「ならジビエ」。ということで以下のっています。
奈良生まれ奈良育ちの松森さんが、“奈良のうまいもの”をピックアップする「鹿鳴人の”イチ押し!”うまいもの」コーナー。
最新のコラムでは、奈良のジビエをピックアップ。
県内で捕獲され、定められた条件に従って処理された「ならジビエ」を手軽に楽しめる、レトルトカレーをご紹介しています
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以上です。
ところで耳寄りなニュースです。鉄田さんの「どっぷり!奈良漬のブログ」 によれば、
「五條市(産業環境部農林政策課)は、南都銀行の協力を得て、有害獣を食肉に加工する施設「ジビエール五條」の設備増強のため、広く募金(購入型クラウドファンディング)を募っている。
1口1万円で、おトクなセット(冷凍猪肉500g、冷凍コマギレ猪肉500g、猪と鹿のレトルトカレー各3食)がもらえる。この仕組みを運営するミュージックセキュリティーズのHPから申し込んでください。
まず会員登録してから、必要事項(口数とか支払い方法など)を記入する。目標は300口(300万円)で、期限(10/18)までにこの金額に達しないとプロジェクトは成立せず、申し込んだおカネは返ってくる(支払う必要がない)」とのことです。
ぜひ300万円集めて、実現を期待したいと思います。わたしも早速申し込みました。
これも、おすすめです。
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ジビエなる鹿と猪のカレーふたつ味はふ奈良の新しき食
(毎日新聞やまと歌壇)
9月2日3日、ならまちセンターやその前のコミュニティー広場、猿沢インデッキなどでプレイベントがひらかれるということです。
来る9月2日、3日に2018年の本祭に向けてプレイベントを開催いたします!!
チケット発売日は、8月1日となっております。
※チケットぴあ 発売開始時間は、午前10時開始予定です。
※ホテルサンルート奈良 発売開始時間は、午前11時開始予定です。
マルシェ、こども縁日の開催時間は、両日とも12:00~20:00となります。
HPをご覧ください→http://nara-iff.jp/events/2017.html
8月25-27日、平城宮跡での平城京天平祭があります。
くわしくは、WEBでごらんください→http://www.tenpyosai.jp/
いよいよ8月26日(土)27日(日)はバサラまつりです。公式ガイドブックです。
バサラ祭り2017 奈良の夏の最後の大盛り上がり!!熱いバサラで夏の思い出つくろう!!
8/
8/27(日) 東大寺・春日参道・奈良公園. 「踊り隊紹介」ページ(2016年版)
バサラ祭りの情報はFacebookでも公開しています。
くわしくは、HPをごらんください。→http://www.basaramatsuri.com/top.html
8月9月は、重要文化財『東大寺大仏縁起絵巻』が修復されて、東大寺ミュージアムで特別公開されています。室町時代天文5(1536)年に制作された絵巻です。
上巻は、8月20日まで。中巻は8月22日~9月10日、下巻は9月11日~30日までと3回に分けて今回特別公開されています。
東大寺大仏縁起絵巻は、天文五年(一五三六)ころ、東大寺の祐全(ゆうぜん)が勧進僧となり、それまで伝わっていた「東大寺縁起」(二〇巻)から、東大寺の創建、大仏さまの鋳造、鎌倉時代の再建などの部分を取り出して、上・中・下の三巻にまとめたものです。
詞書は、上巻が後奈良天皇、中巻が青蓮院宮尊鎮法親王、下巻が西室公順によって書写され、画はすべて芝法眼琳賢によって描かれています。
とくに大仏さまの鋳造が完成した場面や、治承の兵火の際の大仏殿の様子を描いた場面は、展覧会などでご覧になったことがあるかと思います。
平成24~27年度にかけて、この絵巻全3巻の保存修理を行いました。修理を経た上・中・下巻を、3週間づつ順番に公開いたします。
今回の公開では、できるだけ多くの場面をご覧いただけるように長く広げて展示いたします。
先日、上巻を拝見してきました。
「東大寺は、救世観音の現れである聖武天皇が発願し、4人の聖者(しょうじゃ)が心を合わせて建立したところである。その由来は、昔、釈尊がインドの霊鷲山において説法した時、普賢・文殊・観音・弥勒の四菩薩(四聖)が、衆生を救うための手立てと考え、四聖が同時に出現したのであった。
四菩薩はそれぞれ、本願である聖武天皇が救世観音、行基は文殊、菩提僧正(菩提僊那)は普賢、良弁僧正は弥勒菩薩にそれぞれ当てはめられる。」と説明がありました。
詞書と絵が書かれています。
東大寺のHPです→http://www.todaiji.or.jp/
友人からの情報で、
大和北部八十八ヶ所霊場巡拝ハンドブック(手引き編)を小西通りの啓林堂の奈良本売り場で見つけ買いました。1200円(税込)。
内容紹介は、霊場巡拝の基礎知識、先達にインタビュー、エリア別所在マップ、各札所紹介、大和の古道歩きと札所巡り、大和北部八十八ヶ所寺院一覧。
なかなかくわしい内容です。88ヶ所のうち数えてみたらちょうど半分くらいは私は訪れていますが、まだ40カ寺もあります。無住のお寺もあるようです。なかなか奥が深いようです。
大和北部八十八ヶ所霊場巡拝のご朱印帖は、一番札所の大安寺さんで購入できます。
フェースブックページです→https://www.facebook.com/yamato88meguri/
ゆるやかな時が流れる「ならまち」。
古くは元興寺の境内であり、今も江戸時代の面影が残る
美しい格子の町屋 商店街 細い路地.....
ノスタルジックな街並みを提灯のあかりが照らします。
その提灯のあかりに誘われて、史跡やまちにとけこむ
新しいお店などを巡ってください。
あなたのお気に入りの場所に出会えるかも。
16日から25日までの「ならまち遊歩」の関連のGOODSが届きました。
ならまち楽座参加店のフラッグです。そしてならまち楽座MAPです。
参加のお店は、およそ123店舗。一部を紹介します。7番、器まつもりも参加します。
下記のならまち楽座手形の小さなうちわを手に入れると、参加のお店でいろいろなサービスを受けたり、猿沢池の池床にも行けます。(税込500円)おなじ楽座手形の表と裏です。
くわしくは、HPをどうぞ→http://naramachi-yuho.com/
また、奈良テレビで最近、活躍目覚ましい栗生さんのナレーションで以下の通り放映されるそうです。
8月15日は、奈良大文字の送り火があります。
14日ー15日は春日大社の中元万灯篭。
8月16日から25日は、ならまち遊歩、という今年初めて開催の催しがあります。
昨年好評を呼んだ、奈良あきない塾ですが、ことしはさらに充実したプログラムで行われます。第1回は8月30日(水曜日)19時から21時、開講です。魚谷塾長とことしはアドバイザーとして、谷口良平さんが関わってくれています。場所は、もちいどのセンター街のきらっ都・奈良の2階、NARAEGGです。受講料は無料ですが、事前申し込みが必要です。募集人数は30名、すでに申込みが始まっていますからお急ぎください。
氏名・住所(自宅・店舗)・電話番号・メールアドレスを明記の上、下記に申し込みください→info@naraegg.com
faxは→0742-27-3111
奈良あきない塾2017のスケジュールです。来年2月7日まで続きます。トータルな「学び」とするために、8回連続の受講をおすすめします。「継続は力なり」です。
わたしも入っている、まほろばソムリエの会からの案内です。(わたしは、ガイドグループではありませんが・・・)
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「まほろばソムリエと巡る秋・大和路」、参加者の募集を始めました。解説付き拝観や少しマニアックなコース等、中身の濃い10コースを用意して、皆様のご参加をお待ちしています。
お申込みは、ホームページ(http://sguide81.blog.fc2.com/)へ。
★★まほろぼソムリエと巡る2017 秋・大和路
☆10コースの参加者を募集します。詳細は各コースをクリックしてください。☆
★8月1日より受付開始!★
B 1) 阿修羅の世界を訪ねる : 9月20日(水)
B 2) 滝の織りなす聖地・吉野龍門の里を歩く : 9月30日(土)
B 3) 天理市東部を縦断する :10月 8日(日)
B 4) 南大和の華・五條 :10月21日(土)
B 5) 忍阪の里歩き :10月29日(日)
「B1)阿修羅の世界を訪ねる」は、阿修羅の切ない表情にまつわるお話をお聴き頂いた後、お経の世界をジオラマにした興福寺・天平乾漆群像展を拝観します。阿修羅はじめ八部衆・十大弟子の特別公開です。
万葉集の始まりの地といえる、奈良・明日香。万葉集にも多く歌われています。
そしてその風景は、日本の原風景ともいわれています。
明治以降多くの歌人が明日香を訪れ、歌を残しています。
そこに焦点をあてて、このたび新アララギの選者であり歌人である小谷稔先生が、『明日香に来た歌人』という本を書き表されました。
明日香に行った歌人ではなく、明日香に来た歌人というタイトルから、著者が奈良に住み、何度となく明日香を訪ねていることがよくわかります。
文芸社発行。700円+税。文庫本サイズ、292ページ。
行政区分としての明日香ではなく、現在の橿原市、桜井市、高取町の一部をも含む「明日香」を中心とされています。
明治以来の長塚節、島木赤彦、中村憲吉、斎藤茂吉、土屋文明、上村孫作、落合京太郎、柴生田稔、釈 超空、川田順、佐佐木信綱、會津八一、尾上柴舟、窪田空穂、佐藤佐太郎、小暮政次、前川佐美雄、岡野弘彦、前 登志夫、大塚布見子、宮地伸一、雁部貞夫、猪股静弥、倉林美千子、三宅奈緒子という25人の歌人の短歌と飛鳥の歴史、文化などが書かれています。
最後に明日香のご自分の歌も披露されています。
細峠の若草藉(し)きてただに向ふ山の彼方に山霞みたり (昭和43年)
山田寺回廊跡の草生には干瓢の種二筵(むしろ)干す (昭和63年)
飛鳥川の水みな引きて浄御原の早苗の田原光みなぎる (平成2年)
斉明紀の石の工事の跡見れば赤兄思ふ欺かれし有間皇子思ふ (平成12年)
飛鳥川の源流の穿つ森ふかく女(め)滝ありさらに登りて男(お)滝 (平成18年)
文明先生の歌あれば葉を裏返し紫背(しはい)すみれを友に示しぬ (平成19年)
この古墳に母恋ふる幼きまぼろしの二人を置きて峡に下らむ (平成22年)
故里のごと奥明日香親しきにここにも子ども一人だに見ず
(平成27年)
また明日香の歴史や見どころ、南渕請安、中大兄皇子や藤原鎌足の話、大海人皇子のたどった道や、稲渕、栢森、飛鳥川などの明日香、飛鳥寺、岡寺、橘寺、石舞台、甘樫丘、雷丘、酒船石。
畝傍山、耳成山、天の香久山、藤原宮・・・・。
いよいよ今年も8月5日から8月14日まで、なら燈花会です。くわしいHPです→http://www.toukae.jp/
この夏、奈良女子大学日本語サマープログラムがおこなわれ、台湾(6人)、ベトナム(3人)、ベルギー(2人)、ドイツ(1人)から女子大学生が計12名参加されました。13日間の奈良滞在で、日本文化や歴史、ツーリズム、ホームステイ、ボランティア体験などを勉強されています。
プログラムで、もちいどのセンター街のことをテーマに取り上げていただきました。
最初の日の午後、奈良女子大学でスライドを映しながら、わたしは日本語でもちいどのセンター街のことを中心に90分間お話しました。皆さん、中程度の日本語を理解されますので、できるだけ簡単な日本語で商店街の歴史や現在をお話してくださいということでした。簡単な日本語でお話するということはなかなかむつかしいものでした。つい「通行量」と話したら、質問もいただきました。商店街を歩く人の数、のことですとお答えしました。
もちいどの商店街のテーマソング「いにしえの風」と50人参加してお餅を手渡しして神様に奉納するという、動画も喜んでいただけました。また、モチドンやぴよっきーというゆるきゃらも注目されていました。
翌日は、朝から、もちいどのセンター街やならまちを案内しました。朝10時集合の様子です。(器まつもり前にて)
左端は、担当の奈良女子大学の松永光代先生です。
もちいどのセンター街のいろいろなお店を訪ねました。とくに夢CUBEが今回のテーマでした。同じ若い世代の起業に関心をもたれていました。また今は、インターネットの時代、パソコンやスマートフォンなどでいろいろな情報を事前にも得られていました。また話の途中にそれぞれの国の言葉で検索されているようでした。
もちいどのセンター街の理源大師、弁財天のことや春日大社の大宿所など商店街の中にある歴史のお話もしましたので、そちらも訪ねました。
遠来のゲストということで特別に予約を入れていた、ほうせき箱では、はじめて日本のかき氷を食べることが出来たと喜んでもらいました。
下御門商店街や、ならまちを散策して、猿沢池近くの外国人対応施設の猿沢インに行きました。備え付けの折り紙が人気で、英語で書かれた折り方を見て早速熱心に取り組まれました。
昼頃、もちいどのセンター街に戻り、最近、夢CUBEを卒業してオープンしたばかりの「薬膳 拓」(器まつもり南隣)で、みんなで日本食をいただきました。皆さん、箸をじょうずに使われ、お寿司などを喜んで食べていました。
暑い日でしたが、ときどき涼しいところに入ったり、冷たいかき氷を食べたりのならまち歩きはとても評判が良かったようです。
このあとプログラムで吉野へ行かれたり、握り墨づくりをしたり、 燈花会のボランティアをしたり、ホームステイしたり奈良を楽しまれるようです。
ともあれ足かけ2日間の、講義と町歩きツアーのお役目を無事終えることができました。
奈良女子大学の森田尋子先生、松永光代先生ありがとうございました。そして写真もありがとうございました。
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