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2017年8月31日 (木)

氷置 晋さん。奈良テレビの「奈良市政情報」番組に。YouTubeに

シンガーソングライターで奈良市観光大使の氷置 晋さんからのメールを紹介します。

「8月24日に奈良テレビ放送『奈良ならナラナラTV』で取り上げていただいた際の映像を、奈良市がYouTubeにアップしてくださいました。見逃した方は是非ご覧ください!

 

https://www.youtube.com/watch?v=uYGXBeu4ZeU

 

8/31(木)22:54〜22:59、奈良テレビにて再放送もあります♪

 

 
 
 
・奈良市観光大使でシンガーソングライターの氷置晋さんを特集!歌に込める奈良への思いを語っていただきました。 (平成29年8月24日放送)
 
youtube.com」
奈良市の広報の若いTさんが撮影・編集されています。プロはだしの腕前です。ナレーションはならどっとFMのKさん。
もちいどのセンター街の多くの皆さんそして私もすこし映っています。

2017年8月30日 (水)

『関が原』 映画と原作

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映画『関ヶ原』が封切りになり、早速見てきました。

映画館の入り口では、ばったり友人のNさんに出会いました。

160分。息もつけない大作でした。

原作の司馬遼太郎の内容が豊富なため、ややセリフが早口のところもあるので、ある程度関ヶ原の時代の背景を知っていないと、ちょっとついていけない感じもしました。最後の合戦の場面はかなりリアルでした。

映画のHP→http://wwwsp.sekigahara-movie.com/

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帰ってから早速、書棚にある単行本の司馬遼太郎の『関ヶ原』を引っ張り出して、上巻の導入部分を読みました。
(写真右はいま発行されている、司馬遼太郎作 『関ヶ原』 新潮文庫。上中下。)

映画は原作の導入をそのまま生かしてあり、全般に原作に忠実に映画化されているようです。原作はより描写が詳しいと思います。

石田光成の参謀の島左近は奈良出身のようであり、原作では大阪から暗がり峠を越えて奈良に医者の岳父を訪ねたり、奈良柳生屋敷が出てくるなど、奈良も出てきます。
京都、大阪、滋賀、そして伊賀なども。

関ヶ原は東海道と中山道の2つの街道の交わるところということです。
いま新幹線で通りすぎる関ヶ原ですが、たいへんな歴史の舞台であることをあらためて思います。

以前、「読んでから映画を見るか、見てから本を読むか」というコピーがありました。

久しぶりに読む司馬遼太郎の歴史小説はいきいきと書かれていて引き込まれます。

2017年8月29日 (火)

もちいどのセンター街にハラルレストラン「レネサ」開店

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画像はクリックすると拡大します。

奈良もちいどのセンター街の明新社のビルの1階に7月末に、ハラルのレストランがオープンしました。「レネサ」という名前です。産経新聞奈良版に大きく紹介されています。


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(9月10日、追記)

Aセット、ビーフカレー、サラダ、スープ、ナン、ライス、サラダ、を食べてきました。とても大きなナン。ライスはあとで気づきましたが、ナンの下に隠れていました。
あまりのボリュームに、ナンとライスはすこし残しました。カレーは日本人に合わせてあると言うことで辛くはありませんでした。
税込1000円。

経営者のアウアルさんは日本語お上手でした。

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2017年8月28日 (月)

坂口紀代美展ーー魂を載せて舟はゆくーー

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東京で開催され好評であった、坂口紀代美さんの展覧会を奈良でもして欲しいという声に応えて、9月22日(金)から28日(木)まで、坂口紀代美展ーー魂を載せて舟はゆくーー展が開催されます。場所は、奈良もちいどのセンター街のギャラリーまつもりにて。入場無料。どうぞお越しください。

そして
期間中の9月23日(土・祝)、すぐ近くの奈良もちいどのセンター街にあるきらっ都・奈良の2FのNARAEGGで、坂口さんの講演会が開かれます。
第1部、女性の視点から、奈良の未来を語るーー国際的に活躍する彫刻家・坂口紀代美が語る奈良の未来ーー

第2部は懇親会~橘スィーツと大和茶を囲んで~

参加費1000円。こちらの申込みはメールにてくととです。ncw0803@gmail.com

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2017年8月27日 (日)

9月18日 CROSSOVER NARA

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画像をクリックすると拡大します。

9月18日(月・祝)、もちいどの通りを南へいったところにある「あしびの郷」で氷置 晋さんや榊原明子さんらの出演する、うたやショータイムや音楽のCROSSOVER NARAというイベントがあるそうです。チケットは3000円。楽しい催しになるようです。

開催場所のあしびの郷のHPです→http://www.ashibinosato.com/about.html

2017年8月26日 (土)

9月16日から、天理参考館特別展「天理図書館、古典の至宝展」

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天理市にある天理参考館はときどき拝見に行きますが、常設展も内容豊かで、すばらしい所蔵の品があります。また、天理図書館もすばらしい所蔵があるとのことです。
そこで、天理図書館の所蔵する、国宝などを9月16日から11月27日の「古典の至宝展」で拝見できるという情報です。
入館料 大人 400円。
天理参考館のHPです→
http://www.sankokan.jp/
天理図書館のHPです→http://www.tcl.gr.jp/index.htm
 
先日、天理図書館の主事、三濱靖和さんの講演を聞く機会がありました。
「天理図書館には150万冊の蔵書がある。
古典籍が10万冊、中でも国宝6点、重要文化財85点、計91点の指定文化財がある。
日本の大学の図書館でもトップである。質量共にすぐれた学術的貢献をしている。
天理教の先々代の真柱である中山正善氏が集め始められた。

 

所蔵資料を経験豊富な図書館員が整理・目録化をしている。その活動の中で、全国的に新聞で報道されたように与謝野蕪村の知られざる212句の俳句が見つかったという実績もある。

 


天理古典籍ワークショップを2007年から2009年、さらに2013年にも行い、欧米やオセアニアの研究者の注目を浴びた。
また原本を高画質のカラーの写真で再現した本も発行している。保全と活用という矛盾する課題があるが、原本を公開するというこの展覧会を見逃せば、今後これだけの規模の原本を観ることのできる機会はないと言える。
ぜひこの機会にご覧いただきたい。
かなり多い点数のため、会期を3期に分け、それぞれその期に観られるようしています。
すべてをお話しできないが、展示物を2つ上げるならば、国宝「日本書紀 神代巻」、国宝「播磨国風土記」、これなどぜひご覧いただきたい。」
と結ばれました。

第1期 9月16日(水)から10月9日(月・祝)まで。
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第2期 10月11日(水)から11月6日(月)まで

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第3期 11月8日(水)から11月27日(月)まで

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2017年8月25日 (金)

9月1日から入江泰吉記念写真美術館では「奈良を視る」

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9月1日から12月24日まで、奈良市高畑町の入江泰吉記念写真美術館では、奈良を視るというテーマで、入江泰吉の古き仏たち、の展覧会が開催されます。

また第1期として、9月1日から10月9日まで、三好和義氏の室生寺展があり、9月3日、9月9日10日にはギャラリートーク&トークも開催されるということです。

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わたしは以前東京・和光ホールで三好和義氏の室生寺展を拝見し、お話できました。「室生寺」の写真集も購入してサインももらいました。三好和義さんの作品は、その後、東大寺・法華堂、西大寺などポスターなどでも拝見しています。

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続いて、10月11日から11月5日は秋山亮二氏の「なら旅行」、
11月7日から12月3日は百々武氏の「日々は絶景」の展覧会が開かれます。
12月9日(土)~12月24日(日)は
「In print, Out of print」
~CASEによる[写真集]に焦点をあてた展覧会~

入江泰吉記念奈良市写真美術館のHPです→
http://irietaikichi.jp/

2017年8月24日 (木)

26日ー27日チャリティフェスタもちいどの2017

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奈良もちいどのセンター街では、ことしも日本テレビ系の24時間テレビの募金基地として、チャリティフェスタもちいどの2017を行います。

ことしのボランティアスタッフとして、奈良女子大生に加えて、奈良女子大附属中等教育学校の有志6名も参加してくれます。

当日変更あるかもしれませんが、ステージの予定表もできました。ならどっとFMの皆さんや多くの方のご協力で進めます。

26日27日はバサラ祭りもあります。どうぞ多数の皆様のお越しをお待ちしています。

奈良もちいどのセンター街のHPです→http://www.mochiidono.com/Dsc_13131   Dsc_13151

2017年8月23日 (水)

高野山参拝

野迫川村からの帰りに、高野山を参拝しました。

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金堂の薬師如来、根本大塔に大日如来のご朱印です。2015年の開創1200年の時は、たいへんな人の参拝でしたので頂くことはできませんでした。

そして奥の院の弘法大師の祀られているところまで往復1時間以上かけて、豊臣秀吉の墓、織田信長の墓などを拝見しながらいきました。

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高野山のHPです→https://www.koyasan.or.jp/

2017年8月22日 (火)

ならまち遊歩 点描

今年はじめて行われている「ならまち遊歩」です。諸用事があったり、暑くて歩けなかったりしたのですが、ようやく中盤になり18時過ぎから薄暮のならまちを歩いてみました。ならまち遊歩はいよいよ25日までです。
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もちいどのセンター街にも、ならまち遊歩のちょうちんが並んでいます。
下御門町、脇戸町、高御門町を通って、中新屋町あたり。
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実行委員長の漢方薬の菊岡さん。お休みも返上して遅くまで営業中でした。表敬訪問して当帰葉のお茶と紅茶を買いました。
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8月23日(水)24日(木)は元興寺の地蔵会万灯供養です。
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勝南院町から東寺林町あたり。
おもしろい自転車が止まっていました。走っている様子を動画でみましたがなかなか面白いアイデアでした。
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猿沢インあたりから興福寺五重塔。
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猿沢池池床からの五重塔。池床では夕暮れを待つご近所の人たちも夕涼みされていてごあいさつできました。
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池に浮かんだ赤い提灯も暗さをますと良く見えてきますが素人写真ではむつかしいところです。
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あるお店の入り口のならまち遊歩の提灯。なかなか風情がありました。 ならまち遊歩はいよいよ25日まで、23日24日は元興寺の 地蔵会万灯供養 もありおすすめです。
 

2017年8月21日 (月)

奈良県吉野郡野迫川村へ

以前日帰りでかしき鍋(カモ、イノシシ、など)を食べに出かけた、奈良県吉野郡野迫川村をたずねました。奈良県ですが、道は、和歌山県高野口にいき、九度山、高野山、竜神スカイラインを経由していく方が、遠回りでも道が良いということです。

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ホテル野迫川へ

 

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ホテルのすぐ裏には清流が流れています。足だけつかりましたが、水温がとても冷たく泳ぐことはできませんでした。標高700mくらいあります。

ホテルの方に聞くと、近頃、小辺路を歩く人が多く、年間700名くらい、そのうち外国の方が200名くらい、近日読売テレビの取材も来るということでした。

夕食は、あまごの刺身、あまごの塩焼き、あまごのなんばん漬け、そしてかしき鍋(1人前)などのごちそうでした。吉野の銘酒「花巴」をいただきました。

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野迫川村のHPです→http://www.vill.nosegawa.nara.jp/

 

 

2017年8月20日 (日)

五條市、藤岡家住宅へ

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平成20(2008)年11月11日に開館され、奈良新聞や月刊「ならら」などで大きく報じられていた五條市の藤岡家住宅を開館9年目にして初めて訪ねることが出来ました。登録有形文化財の建物をボランティアガイドの方の熱心なご説明で1時間半ほど案内していただきました。
最後に、館長であり、管理運営しているNPO法人「うちのの館」理事長であり学芸員の川村優理さんにお話をうかがうことが出来ました。
「ちょうど(川村さんが)はじめて訪ねてきて10年、開館して8年余り、400坪の土地に200坪の建物もりっぱであり、加えてたいへんな量の古くからの家財や品物があり、今でもその整理がたいへん多くて追いつきません」とのことでした。
たいへんお世話になりました。

安堵町の中家住宅につづき、奈良のりっぱなおうちを拝見することができました。
NPO法人うちのの館のHPです→
http://www.uchinono-yakata.com/

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入ってすぐに薬商や両替商を営んでいた店の間。

たくさんのご先祖の中でも、藤岡長和さんは戦前の官選知事を務めた内務官僚であったそうです。そして、玉骨という俳号のホトトギスの俳人であり多くの文人との交流がありました。高浜虚子、森鴎外、与謝野鉄幹夫妻などとの交流を表す品もたくさん展示されていました。

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また、江戸時代の貨幣や両替の道具、金庫、ピアノ、お盆などの古くからの生活用具などもたくさん展示されていました。  

蔵ではちょうど盃が特集されて展示されていました。古い盃は薩摩焼、九谷焼、有田焼の深川など知っている産地の品もならんでいました。3ヵ月ごとテーマを決められ展示されているそうです。

「蔵の前涼しきことを猫知れり  玉骨」
 

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貴賓の間。裏には茶室もありました。


「しぐるるも京めき茶事の客まうけ 玉骨」
 

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中庭から母屋を望む。写真の右が梅の古木。

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梅の名木の前に、藤岡さんが初代会長をつとめられた五條ロータリークラブ50周年記念の寄贈の句碑。


「渉(わた)り石 渉りためらひ 梅仰ぐ 玉骨」
 

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80ページの内容豊富な冊子と下は付録としていただいた奈良日日新聞に50回にわたり連載された川村優理さんの学芸員日記「うちのの里を眺めると」より。

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ちょうど訪ねた8月16日は夕方から第9回ゆかた・デ・ナイトがひらかれるということでした。次の予定があったので参加できませんでしたが、17日付奈良新聞に大きく報じられていました。

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2017年8月19日 (土)

奈良のジビエ

今月の奈良うまいものプラザです。

「鹿鳴人の”イチ押し!”うまいもの」コラム更新!今回のテーマは「ならジビエ」。ということで以下のっています。


奈良生まれ奈良育ちの松森さんが、“奈良のうまいもの”をピックアップする「鹿鳴人の”イチ押し!”うまいもの」コーナー。
最新のコラムでは、奈良のジビエをピックアップ。

県内で捕獲され、定められた条件に従って処理された「ならジビエ」を手軽に楽しめる、レトルトカレーをご紹介しています

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奈良県では、以下の基準を満たす野生獣肉(いわゆるジビエ)を「ならジビエ」とし、その知名度向上と消費拡大を図っています。
・奈良県内で捕獲されたイノシシおよびニホンジカの肉
・食品衛生法等の法令を遵守した施設で処理されたもの
・捕獲場所や捕獲者、解体処理日等が明らかなもの
・人の食用とするもの
さて、「奈良 五條 柿と猪のジビエカレー」と「奈良 五條 柿と鹿のジビエカレー」を今回は紹介したいと思います。
奈良 五條 大切な命、活かすジビエカレー
・森を守ること
・農家を守ること
・命を大切にすること

五條市は奈良県の南西部にあり、南部は紀伊山脈の急斜面、東部は世界遺産に登録されている大峰山脈の山岳地で、古来から歴史と豊かな自然が織りなす街です。この街は、柿の生産量が日本一として全国にPRしています。その柿を狙ってくる猪・鹿による被害が深刻な問題となり捕獲に力をいれています。この頂いた大切な命を頂きますという思いを守りながら、ジビエカレーを作りました。『低カロリー』『高たんぱく』『低脂肪』で、鉄分・ミネラルを多く含む『鹿肉』のカレーです。ビタミンCやカリウムが豊富な『柿』も加えて、デミグラスソースのコク深い味わいの中辛に仕上げました。
柿のやさしい甘みの後から、程よいスパイスの辛みが追いかけてきます。このジビエ肉がごろごろ入ったカレーをお召し上がりいただき、自然と共生する社会について考えてみてください
とパッケージに書かれています。

作り方はレトルトパックを「袋のまま熱湯に入れ、5~8分間温めてから、良く振って、熱い間にお召し上がりください。または、袋の中身を皿に移して電子レンジで温めてください」と書かれています。
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早速、電子レンジで温めて食べてみました。説明にあるように、鹿の肉がたくさん入っています。柿も入っていて、しっかりした濃厚な味です。鹿の肉ははじめて食べるのですが、まったく違和感はありません。香ばしいしっかりした味で、予想していた硬さはなく、肉の味が溶けていきます。本格的なカレーです。
レトルトパックですので、簡単に温めて手軽に、食べられます。JR奈良駅の「奈良のうまいものプラザ」では、鹿のカレーもお客様は良く買って帰られるということです。

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同じく、猪のジビエカレーには
「新陳代謝を促すビタミンB群とコラーゲンを豊富に含む『猪肉』のカレーです」と書かれています。
次に、猪のカレーを食べてみました。イノシシは今まで鍋で食べたことがあります。奈良・柳生でも名物料理です。また吉野郡野迫川村にはカシキ鍋といって、カモやイノシシやキジの鍋料理を出す宿があります。
さてカレーの中のイノシシ肉はどうでしょうか。しっかり煮込まれているせいか、肉がさっくりと歯切れよく食べられました。猪の肉の香ばしさを感じました。鹿のカレーと同様、柿の入ったデミグラスソースは本格的なカレーです。中辛の味付けは他の香辛料を付け加えることなく美味しくいただくことができました。鹿のカレーも猪のカレーも牛や豚にない独特の風味があっておいしいと思います。
 
鹿のカレーも猪のカレーもレトルトパックに入れられ、賞味期間は1年以上です。お値段はどちらも575円+税です。JR奈良駅1Fの「奈良のうまいものプラザ」で買うことが出来ます。奈良の新しいお土産としても良いと思います。
ところで、このカレーはいずれも販売者が、五條市です。
行政である五條市が販売者になっているところに並々ならぬ熱心さが感じられます。
五條市には、ジビエール五條という食肉加工施設も作られています。
 
今回取り上げた「ジビエカレー」はもちろん、奈良のジビエ、おすすめです。 
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以上です。 

ところで耳寄りなニュースです。鉄田さんの「どっぷり!奈良漬のブログ」 によれば
「五條市(産業環境部農林政策課)は、南都銀行の協力を得て、有害獣を食肉に加工する施設「ジビエール五條」の設備増強のため、広く募金(購入型クラウドファンディング)を募っている。


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1万円で、おトクなセット(冷凍猪肉500g、冷凍コマギレ猪肉500g、猪と鹿のレトルトカレー各3食)がもらえる。この仕組みを運営するミュージックセキュリティーズのHPから申し込んでください。
 

まず会員登録してから、必要事項(口数とか支払い方法など)を記入する。目標は300口(300万円)で、期限(10/18)までにこの金額に達しないとプロジェクトは成立せず、申し込んだおカネは返ってくる(支払う必要がない)」とのことです。

 
ぜひ300万円集めて、実現を期待したいと思います。わたしも早速申し込みました。
 
これも、おすすめです。

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ジビエなる鹿と猪のカレーふたつ味はふ奈良の新しき食
    (毎日新聞やまと歌壇)

2017年8月18日 (金)

9月2日ー3日なら国際映画祭プレイベント2017

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9月2日3日、ならまちセンターやその前のコミュニティー広場、猿沢インデッキなどでプレイベントがひらかれるということです。

イベントなら国際映画祭プレイベント2017 ~映画って楽しい!~

る9月2日、3日に2018年の本祭に向けてプレイベントを開催いたします!!

 

チケット発売日は、8月1日となっております。

 

※チケットぴあ 発売開始時間は、午前10時開始予定です。

 

※ホテルサンルート奈良 発売開始時間は、午前11時開始予定です。


マルシェ、こども縁日の開催時間は、両日とも12:00~20:00となります。

 

HPをご覧ください→http://nara-iff.jp/events/2017.html

2017年8月17日 (木)

天平たなばた祭り

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8月25-27日、平城宮跡での平城京天平祭があります。
くわしくは、WEBでごらんください→
http://www.tenpyosai.jp/

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2017年8月16日 (水)

8月26日27日バサラまつり

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いよいよ8月26日(土)27日(日)はバサラまつりです。公式ガイドブックです。

バサラ祭り2017 奈良の夏の最後の大盛り上がり!!熱いバサラで夏の思い出つくろう!!
8/26(土) 春日大社・平城宮跡・奈良公園.
8/27(日) 東大寺・春日参道・奈良公園. 「踊り隊紹介」ページ(2016年版)
バサラ祭りの情報はFacebookでも公開しています。

くわしくは、HPをごらんください。→http://www.basaramatsuri.com/top.html

2017年8月15日 (火)

9月 歌劇「ちゃもり」

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9月に大和郡山市民劇団の 古事語り部座が歌劇「ちゃもり」を大和郡山と大阪で行われます。

作・演出は松村武さん(カムカムミニキーナ)。
問い合わせは、やまと郡山城ホールへ、TEL0743-54-9000


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かなりおもしろいという、前評判です。

2017年8月14日 (月)

『東大寺大仏縁起絵巻』特別公開

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8月9月は、重要文化財『東大寺大仏縁起絵巻』が修復されて、東大寺ミュージアムで特別公開されています。室町時代天文5(1536)年に制作された絵巻です。
上巻は、8月20日まで。中巻は8月22日~9月10日、下巻は9月11日~30日までと3回に分けて今回特別公開されています。

東大寺大仏縁起絵巻は、天文五年(一五三六)ころ、東大寺の祐全(ゆうぜん)が勧進僧となり、それまで伝わっていた「東大寺縁起」(二〇巻)から、東大寺の創建、大仏さまの鋳造、鎌倉時代の再建などの部分を取り出して、上・中・下の三巻にまとめたものです。
 詞書は、上巻が後奈良天皇、中巻が青蓮院宮尊鎮法親王、下巻が西室公順によって書写され、画はすべて芝法眼琳賢によって描かれています。
 とくに大仏さまの鋳造が完成した場面や、治承の兵火の際の大仏殿の様子を描いた場面は、展覧会などでご覧になったことがあるかと思います。
 平成24~27年度にかけて、この絵巻全3巻の保存修理を行いました。修理を経た上・中・下巻を、3週間づつ順番に公開いたします。
 今回の公開では、できるだけ多くの場面をご覧いただけるように長く広げて展示いたします。


先日、上巻を拝見してきました。

「東大寺は、救世観音の現れである聖武天皇が発願し、4人の聖者(しょうじゃ)が心を合わせて建立したところである。その由来は、昔、釈尊がインドの霊鷲山において説法した時、普賢・文殊・観音・弥勒の四菩薩(四聖)が、衆生を救うための手立てと考え、四聖が同時に出現したのであった。

四菩薩はそれぞれ、本願である聖武天皇が救世観音、行基は文殊、菩提僧正(菩提僊那)は普賢、良弁僧正は弥勒菩薩にそれぞれ当てはめられる。」と説明がありました。

詞書と絵が書かれています。

東大寺のHPです→http://www.todaiji.or.jp/

2017年8月13日 (日)

尾田栄章さんの「行基と長屋王の時代」講演会へ

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8月11日、現在、株式会社尾田組会長であり旧建設省の河川局長であった、尾田栄章さんの「行基と長屋王の時代」という本(発行 現代企画室、2400円+税)と同じタイトルの講演会が、奈良県立図書情報館であり参加してきました。参加者は部屋満員で、120人ということでした。余談ながら、受付でわたしの申し込みが一番早かったといわれました。
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最初に、人類がアフリカ中部から、世界各地へ「グレートジャーニー」を行ったことを話されました、それは人間が水を求め、生活できる土地を求める旅であった。
実際、中央アジアの砂漠でも、1キロの放水をできる設備があるところは、緑が生まれ人間は生活できる。水がとにかく大切である。

一方、日本は、「滝」ともいえる急激な川である、それはアルプスの急激な急斜面に匹敵するという研究事例がある。実際、豪雨で山が崩壊し、土砂が流れ込み、川の流れが変わってしまった日本の洪水の写真で説明されました。

そうした話を前提にして、行基集団の土木工事の実例をお話になりました。
大阪の淀川の河川工事であり、狭山池の大工事のことを詳しくお話になられました。それは、あまり改変を加えられていない、明治時代の地形図をもとにしたなるほどと思える実証的なお話でした。

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2時間以上にわたる尾田栄章さんの熱心なお話の中で印象に残るお話をわたしのメモから書いておきます。32ページにのぼるパワーポイントの資料をもらいました。

 

・2002年、千田稔県立図書情報館長と行基について対談したことが行基について調べるひとつのきっかけとなった。

 

またその後、2007年から2014年まで『河川』という専門誌に行基のことを中心に連載したこと。
近鉄奈良駅前広場の行基像は、東大寺大仏殿の方を向いているが、行基さんは実際にはもっとほかの方を見たいのではないか。
・行基像は唐招提寺の像が一番ふさわしいと思う。
・池は掘るのではなく、せき止める池が多い。なぜなら、すぐそばに水があっても、低いところの水は利用できない。かつて足で水車のようなものを踏んで隣に水を上げたように、人力を使わないと水は上げて利用できない。(明治以降、ポンプでようやくくみ上げることができるようになった)
・川の水を上の方で取水し、堀で流し、池にためた。
 
・土で作られた低い堤防でも、水が越えない限り、堤は役割を果たす。(バンコックの堤防の実例)
・1175年の『行基年譜』と741年の『天平十三年記』の検証。『天平十三年記』は信頼できるのに、『年代記』は信頼できないというが、果たしてそうか。
・『天平十三年記』は、橋、堀、池、溝、樋、船息(港のこと)、布施屋などたいへんな数の事業内容を書いている。

・行基集団の工事は竣工した時ではなく、起工した時を記録している。なぜなら、起工したあと、人を集めて工事しているからだ。行基年譜・年代記による寺院(道場)は実に多い。
・「三世一身法」、というのが注目される。三世(三世代)と一身(本人の代のみ)の差は、新しく水を作り出した開墾には三世代にわたり、土地を与えるが、以前からの水を利用した開墾には一代のみ土地を与えるという大きな差があるからだ。
 
・藤原不比等の死去(720年)をはさんで5年間で、「続日本紀」での、行基をおとしめた評価から、一気に行基を高く評価した書き方に変わっている点。

・行基は668年~749年逝去。209文字で書き表されている。行基の80年の人生。

・長屋王、676年or684年~729年自害。わずか15文字しか書き表されていない(天武天皇の孫であり高市皇子の子であるということのみ)

・しかし行基の生まれ活躍した時代、そして長屋王の右大臣などとして活躍した時代の重なること。行基の後ろ盾として長屋王がいたと推測できる。
・平城宮をはさんだ、長屋王の住まい(発掘で現在の大宮通、もとそごう百貨店)と菅原寺(喜光寺)の関係。朝廷はは平城宮にとても近いところに行基の菅原寺を建てさせていることを注目しなければいけない。
・行基集団は、農繁期に起工した工事がないことから、農業に従事した人を集めたり、社会的にドロップアウトした人々などを集めたと考えられる。
・などなど。
わたしの理解では、あまりに多岐にわたりくわしいお話であり、十分にはとても再現はできません。
そもそもこの書物は『河川』という専門誌に長年にわたり投稿された論文の中から、行基の土木工事に注目され、長屋王との関係に注目されて書かれた本ということです。

本だけではわからなかった多くの点を豊富な資料をもとに、2時間を超える尾田さんの熱弁で、すこし、わかったという気もしますが、まだまだむつかしい話といえます。

講演の中で、尾田さんは、「今度は論文ではなく、小説として持論や推理を展開していずれ、行基のことを書きたい」と言っておられましたので、大いに期待したいと思います。

そしてこれから奈良に住まいを定められて、ますますのご活躍をご祈念申し上げます。

最後に、朝日新聞の「ひと」の欄の記事を紹介します。
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2017年8月12日 (土)

美ビット見て歩き 私の美術ノート *54

いつも楽しみにしている、川嶌一穂さんの「美ビット見て歩き 私の美術ノート」が、奈良新聞にのっていました。
今月は、大阪高島屋「興福寺の寺宝と畠中光享」展。
渋谷区立松濤美術館「畠中光享コレクションーインドに咲く染と織の華」展
の2つです。2つの展覧会はともに、畠中光享さんの展覧会だそうです。そのうち、「興福寺の寺宝と畠中光享」展は全国を巡回されていて、6月に興福寺の境内にある興福寺会館で拝見することができました。
その時の、鹿鳴人のつぶやきは→ブログ
7月8日の興福寺大御堂での橋本町・お薬師さんの法要の時に、興福寺貫首の多川俊映師とお話できました。「中金堂の本体はもう出来上がっているけれど、内部や中金堂の周辺整備にもう少し時間がかかります。畠中光享さんは奈良県うまれ、1947年生まれで(多川貫首と)同じ年齢」とのことでした。
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美ビット見て歩き 私の美術ノート *54 川嶌一穂
大阪高島屋「興福寺の寺宝と畠中光享」展。渋谷区立松濤美術館「畠中光享コレクションーインドに咲く染と織の華」展
写真 「覆い布(部分)」アンドラ・プラデッシュ州マスリパタム。19世紀初期。木版捺染、媒染及び防染。木綿。=松濤美術館提供
 今はまだ覆屋に覆われている興福寺中金堂は、来年の秋に落慶の予定である。和銅3年(710)の創建以来じつに7回も焼失したが、焼失後は、ほぼ同じ場所同じ規模で再建されてきた。礎石66個のうち64個が創建時のままであることから分かるという(『興福寺の寺宝と畠中光享展図録』)。

 内陣の14本の柱のうち、本尊のすぐ南西に位置する柱が「法相柱(ほっそうちゅう)」で、その上に法相宗興福寺の祖師像が描かれてきた。平成の中金堂再建にさいしても法相柱が再興され、奈良県生まれの画家・畠中光享(はたなか・こうきょう)が14名の祖師像を描くことになった。

 下から上に無着・世親をはじめとするインド人僧、玄奘三蔵ら中国人僧、そして玄昉僧正ら日本人僧の像が、高さ10メートルの1本の柱に貼りつけられる。法相仏教がインドから中国を経て興福寺に伝わったことが、視覚的に感じられることだろう。完成後、とくに中段より上の像は高く仰ぎ見ることになるので、関西では最後となる大阪高島屋での本展をお見逃しなきよう。

 本欄第22回(平成26年9月)で著書『仏像の歩み』をご紹介した時にも述べたが、畠中は若い頃から100回以上もインドの仏跡を訪ね歩いている。今回インド人祖師がインド式の衣を身にまとい、紙のない西暦5世紀のインドに生きた世親の持つ経が貝葉(ばいよう・シュロ椰子)経であるのも、インド仏教に詳しい畠中ならではの図像である。

 畠中は「千年残る柱絵」を念頭に置いて、群青などの顔料と紙を厳選したと語る。これからも中金堂は改築や再建を余儀なくされることがあるかもしれない。しかしその時は平成の柱絵の豪華な材料や、まことに人間臭い祖師の個性を表現する畠中の技量が、何百年後かの日本人を驚かせることだろう。

 西洋近代のものの見方に慣れてしまった私たちは、仏画や仏像を「仏教美術」として見がちだが、本来それは信仰の手段であり、信仰そのものの営為である。その意味で、平成の法相柱祖師像を、みずからも仏僧である畠中が描いたことはきわめて意義深い。

 僧であり画家である畠中にはもう一つの顔がある。自らの足と目で集めた、染織と細密画を中心とするインド美術のコレクターとしての顔である。たまたまこの夏、畠中の染織品コレクションの中から、150件ほどを選んだ展覧会が東京で開かれているのでご紹介したい。今はもうほとんど入手できないインドの布の、技術の高さと趣味の良さを間近で味わうことのできる貴重な機会である。写真は約1メートル四方の木綿の覆い布の一部。鮮やかな赤色と洗練された唐草模様が印象的だ。
=次回は9月8日付(第2金曜日掲載)=
・ ・・・・・・・・・・・・・・・
かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。
メモ 大阪高島屋(7階グランドホール) 大阪市中央区難波5-1-5。電話06(6631)1101。会期は8月23日(水)―9月4日(月)まで(無休)。畠中によるギャラリー・トークあり。

渋谷区立松濤美術館 東京都渋谷区松濤2-14-14。電話03(3465)9421。会期は8月8日(火)―9月24日(日)まで。原則として月曜休館。

2017年8月11日 (金)

大和北部八十八ヶ所霊場巡拝ハンドブック(手引き編)

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友人からの情報で、
大和北部八十八ヶ所霊場巡拝ハンドブック(手引き編)を小西通りの啓林堂の奈良本売り場で見つけ買いました。1200円(税込)。
内容紹介は、霊場巡拝の基礎知識、先達にインタビュー、エリア別所在マップ、各札所紹介、大和の古道歩きと札所巡り、大和北部八十八ヶ所寺院一覧。
なかなかくわしい内容です。88ヶ所のうち数えてみたらちょうど半分くらいは私は訪れていますが、まだ40カ寺もあります。無住のお寺もあるようです。なかなか奥が深いようです。
大和北部八十八ヶ所霊場巡拝のご朱印帖は、一番札所の大安寺さんで購入できます。
フェースブックページです→
https://www.facebook.com/yamato88meguri/

2017年8月10日 (木)

続・ならまち遊歩、ならまち楽座MAP、ならまち楽座手形など

ゆるやかな時が流れる「ならまち」。 

古くは元興寺の境内であり、今も江戸時代の面影が残る 

美しい格子の町屋 商店街 細い路地..... 

ノスタルジックな街並みを提灯のあかりが照らします。 

その提灯のあかりに誘われて、史跡やまちにとけこむ 

新しいお店などを巡ってください。 

あなたのお気に入りの場所に出会えるかも

16日から25日までの「ならまち遊歩」の関連のGOODSが届きました。

ならまち楽座参加店のフラッグです。そしてならまち楽座MAPです。

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参加のお店は、およそ123店舗。一部を紹介します。7番、器まつもりも参加します。

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下記のならまち楽座手形の小さなうちわを手に入れると、参加のお店でいろいろなサービスを受けたり、猿沢池の池床にも行けます。(税込500円)

Dsc_12801おなじ楽座手形の表と裏です。

くわしくは、HPをどうぞ→http://naramachi-yuho.com/

また、奈良テレビで最近、活躍目覚ましい栗生さんのナレーションで以下の通り放映されるそうです。

奈良テレビの「奈良ならナラナラTV」にて、ならまち遊歩が紹介されます。
【放送日時】
8/10、8/17
午後10時54分~10時59分(5分間)

2017年8月 9日 (水)

燈花会そして、「ならまち遊歩」

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8月5日から14日には、奈良公園や奈良の町で「燈花会」。

8月15日は、奈良大文字の送り火があります。

14日ー15日は春日大社の中元万灯篭。

8月16日から25日は、ならまち遊歩、という今年初めて開催の催しがあります。

ならまち遊歩です→https://www.facebook.com/naramachiyuho/

2017年8月 8日 (火)

8月30日開講。奈良あきない塾2017ご案内

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昨年好評を呼んだ、奈良あきない塾ですが、ことしはさらに充実したプログラムで行われます。第1回は8月30日(水曜日)19時から21時、開講です。魚谷塾長とことしはアドバイザーとして、谷口良平さんが関わってくれています。場所は、もちいどのセンター街のきらっ都・奈良の2階、NARAEGGです。受講料は無料ですが、事前申し込みが必要です。募集人数は30名、すでに申込みが始まっていますからお急ぎください。

氏名・住所(自宅・店舗)・電話番号・メールアドレスを明記の上、下記に申し込みください→info@naraegg.com

faxは→0742-27-3111

奈良あきない塾2017のスケジュールです。来年2月7日まで続きます。トータルな「学び」とするために、8回連続の受講をおすすめします。「継続は力なり」です。

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2017年8月 7日 (月)

まほろばソムリエと巡る秋・大和路コースの案内

わたしも入っている、まほろばソムリエの会からの案内です。(わたしは、ガイドグループではありませんが・・・)

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「まほろばソムリエと巡る秋・大和路」、参加者の募集を始めました。解説付き拝観や少しマニアックなコース等、中身の濃い10コースを用意して、皆様のご参加をお待ちしています。
お申込みは、ホームページ(
http://sguide81.blog.fc2.com/)へ。

 

★★まほろぼソムリエと巡る2017 秋・大和路icon4newpink.gif
 ☆10コースの参加者を募集します。詳細は各コースをクリックしてください。☆ 

★8月1日より受付開始!★

 B 1) 阿修羅の世界を訪ねる : 9月20日(水)
B 2) 滝の織りなす聖地・吉野龍門の里を歩く : 9月30日(土)
 B 3) 天理市東部を縦断する :10月 8日(日)
 B 4) 南大和の華・五條 :10月21日(土)
 B 5) 忍阪の里歩き :10月29日(日)

 「B1)阿修羅の世界を訪ねる」は、阿修羅の切ない表情にまつわるお話をお聴き頂いた後、お経の世界をジオラマにした興福寺・天平乾漆群像展を拝観します。阿修羅はじめ八部衆・十大弟子の特別公開です。

 

 

2017年8月 6日 (日)

小谷稔著 『明日香に来た歌人』

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万葉集の始まりの地といえる、奈良・明日香。万葉集にも多く歌われています。
そしてその風景は、日本の原風景ともいわれています。
明治以降多くの歌人が明日香を訪れ、歌を残しています。
そこに焦点をあてて、このたび新アララギの選者であり歌人である小谷稔先生が、『明日香に来た歌人』という本を書き表されました。
明日香に行った歌人ではなく、明日香に来た歌人というタイトルから、著者が奈良に住み、何度となく明日香を訪ねていることがよくわかります。

文芸社発行。700円+税。文庫本サイズ、292ページ。

行政区分としての明日香ではなく、現在の橿原市、桜井市、高取町の一部をも含む「明日香」を中心とされています。

明治以来の長塚節、島木赤彦、中村憲吉、斎藤茂吉、土屋文明、上村孫作、落合京太郎、柴生田稔、釈 超空、川田順、佐佐木信綱、會津八一、尾上柴舟、窪田空穂、佐藤佐太郎、小暮政次、前川佐美雄、岡野弘彦、前 登志夫、大塚布見子、宮地伸一、雁部貞夫、猪股静弥、倉林美千子、三宅奈緒子という25人の歌人の短歌と飛鳥の歴史、文化などが書かれています。

最後に明日香のご自分の歌も披露されています。


細峠の若草藉(し)きてただに向ふ山の彼方に山霞みたり     (昭和43年)

山田寺回廊跡の草生には干瓢の種二筵(むしろ)干す  (昭和63年) 

飛鳥川の水みな引きて浄御原の早苗の田原光みなぎる (平成2年) 


斉明紀の石の工事の跡見れば赤兄思ふ欺かれし有間皇子思ふ (平成12年) 

飛鳥川の源流の穿つ森ふかく女(め)滝ありさらに登りて男(お)滝 (平成18年) 

文明先生の歌あれば葉を裏返し紫背(しはい)すみれを友に示しぬ (平成19年) 

この古墳に母恋ふる幼きまぼろしの二人を置きて峡に下らむ (平成22年) 

故里のごと奥明日香親しきにここにも子ども一人だに見ず

   (平成27年)

また明日香の歴史や見どころ、南渕請安、中大兄皇子や藤原鎌足の話、大海人皇子のたどった道や、稲渕、栢森、飛鳥川などの明日香、飛鳥寺、岡寺、橘寺、石舞台、甘樫丘、雷丘、酒船石。

畝傍山、耳成山、天の香久山、藤原宮・・・・。

 
読んでいると、明日香を時を超えて歩いているような写実的な描写です。 
読んでいるうちに、歌の解説のみならず、明日香の歴史、意味、関わり合い、まるで実際に、明日香を歩いて訪れているような展開でした。早速読み終えました。おすすめの一冊です。

 

 

 

 

 

 

2017年8月 5日 (土)

8月5日から、なら燈花会

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いよいよ今年も8月5日から8月14日まで、なら燈花会です。くわしいHPです→http://www.toukae.jp/

2017年8月 4日 (金)

奈良女子大学日本語サマープログラム「まほろば」寸描

この夏、奈良女子大学日本語サマープログラムがおこなわれ、台湾(6人)、ベトナム(3人)、ベルギー(2人)、ドイツ(1人)から女子大学生が計12名参加されました。13日間の奈良滞在で、日本文化や歴史、ツーリズム、ホームステイ、ボランティア体験などを勉強されています。

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プログラムで、もちいどのセンター街のことをテーマに取り上げていただきました。
最初の日の午後、奈良女子大学でスライドを映しながら、わたしは日本語でもちいどのセンター街のことを中心に90分間お話しました。皆さん、中程度の日本語を理解されますので、できるだけ簡単な日本語で商店街の歴史や現在をお話してくださいということでした。簡単な日本語でお話するということはなかなかむつかしいものでした。つい「通行量」と話したら、質問もいただきました。商店街を歩く人の数、のことですとお答えしました。

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もちいどの商店街のテーマソング「いにしえの風」と50人参加してお餅を手渡しして神様に奉納するという、動画も喜んでいただけました。また、モチドンやぴよっきーというゆるきゃらも注目されていました。


翌日は、朝から、もちいどのセンター街やならまちを案内しました。朝10時集合の様子です。(器まつもり前にて)
左端は、担当の奈良女子大学の松永光代先生です。

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もちいどのセンター街のいろいろなお店を訪ねました。とくに夢CUBEが今回のテーマでした。同じ若い世代の起業に関心をもたれていました。また今は、インターネットの時代、パソコンやスマートフォンなどでいろいろな情報を事前にも得られていました。また話の途中にそれぞれの国の言葉で検索されているようでした。

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もちいどのセンター街の理源大師、弁財天のことや春日大社の大宿所など商店街の中にある歴史のお話もしましたので、そちらも訪ねました。

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遠来のゲストということで特別に予約を入れていた、ほうせき箱では、はじめて日本のかき氷を食べることが出来たと喜んでもらいました。

下御門商店街や、ならまちを散策して、猿沢池近くの外国人対応施設の猿沢インに行きました。備え付けの折り紙が人気で、英語で書かれた折り方を見て早速熱心に取り組まれました。

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昼頃、もちいどのセンター街に戻り、最近、夢CUBEを卒業してオープンしたばかりの「薬膳 拓」(器まつもり南隣)で、みんなで日本食をいただきました。皆さん、箸をじょうずに使われ、お寿司などを喜んで食べていました。

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暑い日でしたが、ときどき涼しいところに入ったり、冷たいかき氷を食べたりのならまち歩きはとても評判が良かったようです。

このあとプログラムで吉野へ行かれたり、握り墨づくりをしたり、 燈花会のボランティアをしたり、ホームステイしたり奈良を楽しまれるようです。

ともあれ足かけ2日間の、講義と町歩きツアーのお役目を無事終えることができました。
奈良女子大学の森田尋子先生、松永光代先生ありがとうございました。そして写真もありがとうございました。

2017年8月 3日 (木)

奈良・西大寺展in大阪あべのハルカス美術館へ

大阪・天王寺のあべのハルカス美術館で、奈良・西大寺展が始まりました。
ちょうど大阪に行く機会がありましたので、早速拝観してきました。
東京の三井記念美術館ですでに観たからと思っていたのですが、8月6日まで奈良市郊外の浄瑠璃寺の吉祥天を360度から拝観できるとのことです。お寺でも拝観したことはあるのですが、彩色がしっかり残り素晴らしい像でした。
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東京でも拝見しましたが、今回は浄瑠璃寺の吉祥天を拝観できましたし、ふだんはお正月の3日間しか拝観できないという大日如来も拝観できました。西大寺の名僧叡尊の像なども拝観できました。そのほか、西大寺の関係するお寺の多くの仏さまを拝観できる貴重な機会です。 そしてできれば浄瑠璃寺の吉祥天を拝観できる8月6日までをおすすめします。 展覧会は早めにいくのが良いと思います。会期は、9月24日まで。
くわしいHPは以下の通りです→
https://www.aham.jp/exhibition/future/saidaijitemple/

2017年8月 2日 (水)

8月23日 ビジネスカフェ

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奈良の起業家・経営者が集まる「ビジネスカフェ」が8月23日19時から21時に開かれます。
場所は、もちいどのセンター街のきらっ都・奈良の2階、NARAEGGです。
今回ゲストスピーカーとして、奈良で活躍する鐡東敦史氏と平井宗助氏が登場です。
参加費無料ですが、予約が必要です。

info@naraegg.com 

へどうぞ。先着30名。

2017年8月 1日 (火)

8月の奈良。

南都銀行本店のショーウィンドです。8月前半の行事です。

8月5日から14日までの、なら燈花会。8月14-15日、春日大社の中元万燈籠

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8月15日、東大寺の万灯供養会。8月15日,奈良大文字の送り火

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ことしはそのあと、
8月16日から、ならまち一帯で、あたらしいイベント「ならまち遊歩」があります。
さらにもちいどのチャリティーフェスタ、バサラ祭りが8月26日ー27日と続きます。

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