古都奈良の情景~明治・大正・昭和時代~
7月11日(火)から8月13日(日)まで、奈良市美術館(ヨーカドー奈良店5F)で、古都奈良の情景~明治・大正・昭和~という写真展が開かれます。
上の大きな写真は興福寺五重塔からの写真と思われますが、いつごろでしょうか?
明治 ・大正 ・昭和 の時代は、近代から現代へと大きく時代が転換していった時期にあたります。奈良においても、明治 31 年 (1898) 2月 1日に町から市制が施行され、県下初の市(奈良市)が誕生しまた。日本の近代化とともに歩調をあわせるように、奈良も都市型生活へと移行し、また「観光の奈良」として発展してきました。時には 戦争の苦しい体験を乗り越え、現代へと続く復興・発展によって町や生活の様子はさらに大きく変わってきました。そうした移りゆく時代のなかで写真はその時代を写しとどめ、時代を超えて私たちに生き生きと伝くれます。
本展では 、市制 120周年プレイベントとして、広く市民の方々や企業の協力を得て、現在では失われた風景や生活を写した懐かしい写真を紹介します。また、この“懐かしい” とは昔を懐かしんで心ひかれるという意味ですが、そこには“残したい”という言葉も秘められているのではないでしょか。この懐かしい写真群から、私たちが失ってはいけないふるさとの風景や人々の心を探っていただければ幸いです。
奈良市美術館のHPです→http://www.museum.city.nara.nara.jp/
« 7月15日、まちなか万葉劇場 | トップページ | 奈良市長選挙、市会議員選挙 結果 »
コメント