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今年は写真家の入江泰吉さんが亡くなられて25年ということです。
没後25周年フォーラム「入江泰吉の日本の美、大和の美」がひらかれました。事前に当ブログで紹介をしようと思いましたが、多数の応募があり、すでに締め切りになっていました。7月29日この日も400人以上入る、なら100年会館中ホールが満席でした。知っている方にもたくさんお会いできました。
スペシャルトークの白州信哉さんは祖母の白州正子さんに連れてもらい、思いつくままの祖母の旅についてきた。奈良にも何度も・・・。入江さんのお宅でもお茶をいただいた。
そして、母方の祖父がこれまた有名な小林秀雄さんということです。
以下、わたしの手元のメモから、白州信弥さんの印象に残った言葉を書いてみます。
・小林秀雄さんは入江さんの東京での展覧会に訪れて、創元社から入江さんの大和路の写真集を出すよう推薦し、写真集にも文を寄せている。
・入江さんは幼少からの知り合いである東大寺の上司海雲さん(壺法師といわれた収集家)の影響で大きな信楽の壺をもっていた(いま入江泰吉記念・奈良市写真美術館に展示されている)
・焼き物は、景色が良いとか、器が育つとか、変わっていくとよく言う。
・入江さんは、焼き物を見ているうちにその中に歴史を感じたりしたのではないか。
・山の辺の道に祖父、小林秀雄の書いた「山ノ邉の道」という石碑がある。とても良いところだ。
・入江さんは、大野寺の桜を36年間、通って撮ったという。そういう姿勢が大事ではないか。
・入江さんは「どこにでもある風景」を、どこにでも「ない写真」に撮ったといえるのではないか。
・雪の南大門、長年にわたる東大寺お水取りの密着した写真。
・「くらしのなかに大和路がある生活」から生まれた入江さんの写真。
・「相手(被写体)がしゃべる」まで待つ。
・春日おんまつり、東大寺修二会など、すばらしい千年以上続く歴史のある行事
・お水取りの「日の丸盆」、根来。使っていて40枚も残っているのはたいへんなことである。
・毎年同じような祭りを、同じようにするのはたいへんなこと。
・変わらないことの良さ。
・続けていくことの良さ
・町のそばにすぐ公園、森があり県庁所在地である、知っている範囲でそんな町は世界にもない。奈良だけである。
・奈良時代の色、そして近くに近代の建物がある。
・一番わかるのは正倉院の宝物が残っていること。
・明らかに京都とは違う。
・奈良の豊かさ
・奈良は町の中にいて、ちょっといくと古いものところに行くことが出来る
・東京などにいると、よそから見ると、奈良にあこがれる。
など白州信弥さんから印象的な言葉が述べられました。素晴らしいスペシャルトークでした。
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休憩のあと2部はパネルディスカッションがありました。4人のパネラーのそれぞれに興味深いお話がありました。
そして、コーディネーターのもとNHKチーフアナウンサーの児島建次郎さんから、ほろびの美について、1988年奈良シルクロード博やシルクロードを旅しての話がありました。
・ギリシャのパルテノン宮殿、
・トルコのトロイの遺跡、
・入江さんが語る明日香の八釣の里からの風景。
そして入江先生は
・古代への幻想
・限りない大和への愛情、
・創造することの楽しさ
・たいへんなロマンチストであった。
という児島さんの言葉が印象的でした。
最後に企画・進行・司会などを担当された、倉橋みどりさんは、「入江先生の、奈良市高畑町の入江泰吉記念・奈良市写真美術館へ、そして水門町の入江泰吉旧居へこれからも何度も来て欲しい。皆さんが入江先生のことを多くの人に語っていただいたとき、入江先生の寿命は伸びると思います」と結ばれました。
ちょうど3時間におよぶ貴重なフォーラムでした。
新聞の書評を読んで、本屋に立ち寄るたびに探していた、この春発行された『正岡子規 人生のことば』岩波新書を
奈良市花芝商店街のベニヤ書店で見つけました。820円+税。
「病と闘いながら短い一生で文学革新をなしとげた正岡子規。畏友夏目漱石には「僕はモーダメニナッテシマイマシタ」と弱音を吐き、人生行路定まらぬ高浜虚子には「貴兄ニ半椀ノ飯ヲ分タン」と激励するーー著作・書簡を読み解きながら彼の人間的魅力を紹介し、そのことばのなかに、私たちが今を生きるヒントを見いだす。」
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目次から。
泣・・・生きているから弱音もはく
希・・・病んでいるから、望みをもつ
友・・・知己には厚く、熱く
笑・・・苦しいからこそ、ユーモアを
識・・・本質を見通し、突く
独・・・俗を離れて、ひとりゆく
親・・・家族、故郷を思う
進・・・ひたむきに、道を
正岡子規年譜(1867年愛媛県松山生まれ、1902年逝去。36才)
子規を巡る人々(索引)
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全部で80の項目で正岡子規を浮かび上がらせています。
正岡子規と奈良とのつながり
日清戦争従軍記者として、中国にいき、船で神戸へ帰りましたが喀血して重病に、そして入院加療。
奈良にその後最後の旅行をし、有名な柿の歌、「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」などを残しています。
奈良市内の対山楼に逗留しました。
その対山楼のあとは現在、天平倶楽部という日本料理店になっており、その庭には「子規の庭」が子規の妹の律の子孫の方によって作られています。
おすすめスポットです。→http://shikinoniwa.com/summary
ことしの奈良市民体育大会は、大和郡山市の奈良県営のスイムピアで行われました。ことしも中学高校の頃の水泳部のOB会「附水会」5人で出場して来ました。試合で泳ぐのは初めてのプールです。屋内の25mプールで行われました。
25m背泳ぎで60才以上の部、タイムはたいした事はないのですが、幸いにも1位になりました。
日ごろあまり泳いでいないので、たいへんくたびれました。
そのあと、橿原球場の高校野球の応援へ。シード校の奈良大学附属高校(旧、正強高校)相手に、母校、奈良女子大学附属高校(中・教)は好試合を展開しました。結果は2-6x。コールド負けかもしれないと心配していた野球部OBから高い評価を受けていました。選手諸君は無論、生徒の皆さん、ご父兄、先生、OBOGら学校一丸となった応援は素晴らしいものでした。
翌日の奈良新聞、毎日新聞などでも大きく伝えていましたが、なんと、「東スポ」に取り上げられていると教えていただきました。
“好奇な目”とも闘う「女子大付属」野球部の反骨精神
7/24(月) 10:01配信
3回戦で敗れた奈良女子大付属ナイン
第99回全国高校野球選手権奈良大会は23日、佐藤薬品スタジアムで3回戦が行われ、奈良女大付が奈良大付に2?6で敗れた。長谷監督は強豪相手に7安打するなど善戦したナインを「負けはしましたが、研究の成果は出せた。選手は自分たちを信じて思い切りやってくれた」とねぎらった。
男女共学の進学校で創部66年の歴史を誇り、過去には県大会準優勝の実績もある。しかしナインはその校名ゆえの“好奇な目”とも闘ってきた。あるOBは「決して多くはないですが『女子大付属』ということで上から目線でこられることもあります。『野球部があるんだあ』と言われたこともある。今の選手もそうした声を何とかはね返したいと思って必死にやってきた」と明かす。女子大付属とはいえ白球を追う思いは同じ。グラウンドでナメられるわけにはいかなかった。吉田部長も「『女子大付属の進学校だろう』という目で見られることもある。だからこそ生徒は反骨精神を持って頑張ってくれたんです」と力説する。
中高一貫校で共有グラウンドのため、使用できるのは週2回で日々の練習時間も午後6時半まで。十分でない環境の中、創意工夫と中高一貫の特色を生かしたチームワークを発揮。作戦は自分たちで考え、サインを出すほどにまでなった。
部員20人のうち11人が3年生で、秋からは部員総数9人と試合ができるギリギリの状態。現在の中学3年生が入学する来春には5~6人の入部者が見込めるものの“人員不足”は明らか。女子マネジャーもこの夏で3年生が引退して1人になるため、部員、マネジャー両方の勧誘活動が目下の課題だ。
奈良国立博物館で、地獄・極楽への扉 源信展がはじまりました。9月3日まで。およそ130点が展示されていました。(期間中、展示替えもされます)
第1章 源信誕生
第2章 末法の世と横川での日々
第3章 『往生要集』と六道絵の世界
第4章 来迎と極楽の風景
猛暑の折の、赤い炎の地獄の絵の数々は、とてもリアルです。
また当麻寺の曼荼羅(貞享本) も出品されていました。江戸時代の作ですので、保存状態も良くてよく拝見できました。
くわしくは、奈良国立博物館のHPをご覧ください。→http://www.narahaku.go.jp/
7月22日から8月27日まで、奈良市写真美術館では、入江泰吉 菊池寛賞受賞作品展を開かれます。
写真集「古色大和路」・「萬葉大和路」・「花大和」の三部作です。代表作約80点が展示されるそうです。
わたしの書棚にはいつも3冊が並んでいます。
奈良市写真美術館のHPです→http://irietaikichi.jp/
近鉄奈良駅のすぐ近く、東向き北商店街に新しいお店、活版工房 丹 がこのほどオープンしました。
友人の実業印刷さんのグッズ事業部のお店です。活版工房 丹といいます。かつて新聞や本などの印刷は活版を使った印刷でした。
「念願の印刷紙製品アンテナショップです。
活版印刷+箔押し加工の別注も受付いたしております。
名刺、ポストカード、名入れ便箋、名入れ一筆箋が中心です。
あなたのデザインを形に致します。」とのことです。
お店には、藤野先生の正倉院文様のデザインの朱印帳など紙製品なども並んでいました。早速1冊購入しました。
かつての活版を並べてつくられた特別のディスプレイ台です。相当数の活字を使ったそうです。
スタッフの奈良女子大学の中山先生の研究室ご出身の方や沢井会長とお嬢さん(右)の3ショットです。どうぞお出かけください。
水曜日定休とのことです。
奈良公園の浮見堂南の興福寺の松林院のあとであり、その後、裁判所官舎として使用され、現在何も活用されていないところを、奈良県では庭園、宿泊施設、飲食施設として活用しようと進められています。
めざすプランが正確に伝わっていないということで、「興福寺松林院や裁判所官舎があった場所を、奈良公園として整備していきます!!」という大判のチラシをもらいましたので紹介します。
「計画地は、浮見堂と鷺池の南側、奈良公園の南端に位置する広さ1.3haの敷地です。
県では敷地内にある大正期作庭の近代の奈良公園を代表する庭園を復元し、広く一般に公開します。また、庭園の両脇に宿泊施設と飲食施設を整備し日本を代表する茶道家、小説家、芸術家を育んだ茶の湯文化や庭園文化をゆったりと体験できる場とします。
なお、敷地内の一部に建てる宿泊施設と飲食施設は、名勝指定当時を偲ばせる、高さ8m以内の2階建ての和風の建物を予定しています。
まちびらきは、平成32年の春を目指しています。楽しみにお待ちください。」とのことです。
ぜひ早急にすすめてもらいたいと思います。
現状の写真です。竹などが生い茂っていて、草を刈ってすこしきれいにした写真ということです。
世界に誇れる奈良公園を検索するとさらにくわしいHPを見ることが出来ます→http://www.pref.nara.jp/46934.htm
7月15日、暑い日になりましたが、もちいどのセンター街、東向き商店街の計4ヶ所で、まちなか万葉劇場がありました。最初は、スーパーオーケスト前広場にて。
「学びてこれに習う」の歌。
そして奈良大学の永井さん万葉集より「春日野の 浅茅が上に 思ふどち 遊ぶ今日の日 忘れえめやも」(巻10-1880)
つぎに、きらっ都・奈良の前で。ここでのテーマは「奈良・故郷」です。
奈良大学の仲島さん万葉集より「あをによし 奈良の都は 咲く花の 薫ふがごとく 今盛りなり」(巻3-328)
そして日本歌曲より「平城山」そして混声合唱で「故郷」です。そして株式会社まちづくり奈良の吉富さんの、きらっ都・奈良のPRです。
万葉集の山上憶良のうた「瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして 偲はゆ いづくより 来りしものそ まなかひに もとなかかりて 安眠しなさぬ」(巻5-802)
童謡のメドレー、シャボン玉、月の砂漠、狸、赤とんぼ。そして園長であり牧師でもある、井田さんから先週の年長さんの幼稚園での1泊2日お泊りのエピソードが紹介されました。いつの世も親子の間は変わらない大事なことを。
奈良新聞に毎月連載され、楽しみにしている、川嶌一穂さんの美ビット見て歩き、私の美術ノートです。今月は、あべのハルカス美術館の「没後70年、北野恒富のなにわの美術図鑑」展です。展覧会は7月17日まで。
写真右 《星(夕空)》 北野恒富 昭和14年(1939)大阪市立美術館蔵=あべのハルカス美術館HPから拝借
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美ビット見て歩き 私の美術ノート *53 川嶌一穂
あべのハルカス美術館「没後70年 北野恒富―なにわの美人図鑑」展
今年も大阪・松竹座の七月大歌舞伎に片岡仁左衛門丈が出演中だ。何年か前にテレビのトーク番組で見たとき、男っぷりの良さと、その美しい言葉に魅了された。毎日のようにテレビから聞こえてくる大阪弁とはまったく違う、品のいい大阪弁だった。
その中で仁左衛門丈が「大阪」のことを「おおざか」と濁って発音されたとき、一瞬江戸時代の大坂の町にタイムスリップしたような気がした。江戸とも京とも違う「大坂」らしい美人画が見たくなって、先月あべのハルカス美術館を訪れた。
明治13年(1880)金沢に生まれた北野恒富(きたの・つねとみ)は、小学校を卒業して版下彫刻を仕事としていたが、明治30年、17歳で大阪に出た。大阪では新聞の挿絵やポスターを手がけるが、次第に日本画でその才能を発揮していった。
今回出ている最初期の作品は、明治40年頃のものだが、本展『図録』巻末の「年譜」によれば、大正初年に「画壇の悪魔派」と呼ばれたという。その頃すでに悪口を言われるほど活躍していたのだろう。
たしかに大正年間の恒富の作品は、妙に生々しい女性が多く、同時代の岸田劉生『麗子像』、速水御舟『舞妓』や、甲斐庄楠音(かいのしょう・ただおと)『横櫛』などと共通する「デロリ」とした気味悪さが目立つ。
ところが大正末期から昭和初期にかけて、徐々に作品が変化する。画面はすっきりと整理され、登場人物が品格を備えて立ち上がって来る。若いときに金沢から出てきて以来数十年、ようやく鏑木清方の江戸の粋とも、上村松園の京のはんなりとも違う恒富による「大坂」の美人画が誕生した。
たとえば『宝恵籠』(昭和6年)、『いとさんこいさん』(昭和11年)などの作品に描かれる女性は、東京より柔らかく、京都ほど気取ってない。言うなれば谷崎潤一郎の『細雪』の登場人物である。じっさい本展「第四章」で説明されるように、恒富は谷崎の小説『盲目物語』と『蘆刈』二作品の挿絵を描き、後に谷崎夫人となる松子の実家とも親しかった。
写真の『星(夕空)』は、物見台の手すりに腰を預けて花火を見上げる女性を描いた作品。着物の大きな花火模様が本物の花火の光と、また帯の星模様が画中の一番星と響きあう。背景の夜空の暗い青色、着物に描かれた花火の明るい青色、帯締めの深い青色が織りなす絶妙な調和をカラーでお見せできないのが残念だ。
この作品の描かれた2年後、日本はアメリカとの戦争に突入し、恒富による大阪らしい美人画ももう描かれることはなかった。敗戦の2年後に67歳で亡くなった恒富は、奈良市富雄の霊山寺に葬られた。
《訂正》前回、ミホ・、ミュージアム「和ガラスの美を求めて」展紹介の文中、第6段落の「がそれは19世紀になってから製造されるようになった(もので、順序としては)17世紀後半から長崎で…」の()内が抜けていました。お詫びして訂正致します。
=次回は8月11日付(第2金曜日掲載)=
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かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。
メモ あべのハルカス美術館 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階。電話06(4399)9050。会期は7月17日(月・祝)まで。残り少ないのでご注意下さい。
奈良市紀寺町の寶珠寺でゴスペルライブが開かれるというチラシをもらいました。
奈良市紀寺町にあるお寺【寳珠寺(ほうじゅじ)】のイベントスペースで この夏、初めてイベントが開かれます。
ゴスペルシンガーCostie Payneを迎えて奈良の夜をCOOLに盛り上げます。
*会場の収容人数に限りがございます。先着順でご案内させていただきます。場合によっては立ち見になる場合もございます。ご了承くださいませ。
*当日は、ビデオカメラで会場の様子の撮影を行います。不都合がお有りでしたら入場の際にお申し出くださいませ。
*駐車場はございません。お近くのコインパーキングをご利用ください。
8月6日(日曜日)、夕方18時30分オープン、19時スタートとのこと。チケットは1500円。
チケット予約は→http://tiget.net/events/13851
8月11日(祝)奈良県立図書情報館において、尾田栄章さんの講演会「行基と長屋王の時代」が行われます。この春、本を出されたテーマです。土木の専門家であり、かつ歴史が好きであるという尾田栄章さんのお話は期待されます。時間は8月11日(祝)13時から15時まで。参加費は1000円。要申込みです。
『天平十三年記』に記録された行基集団の社会事業について、史料と現地の状況に即して詳細に読み解いた著書『行基と長屋王の時代 行基集団の水資源開発と地域総合整備事業』(現代企画室、2017年)を上梓した河川実務家・尾田栄章氏が、天平の名僧・行基が展開した事業、悲劇の宰相・長屋王との意外な絆、歴史から学ぶ私たちが現代社会で出来ることについて語ります。
詳細HPです→http://www.library.pref.nara.jp/event/2431
1,郵便番号、住所、2、氏名、3、連絡先電話番号をご連絡ください、とのことです。
奈良もちいどのセンター街からならまちへ行くお隣にしもみかど商店街はあります。いつも人気のある、しもみかど商店街の坂を利用した、流しそうめんが今年も近づいてきました。7月22日(土曜日)とのことです。各方面の応援を得てことしも開催されます。
【第6回 しもみかど流しそうめん 7月22日(土) 開催!】
毎年1,000人以上を動員する「しもみかど 流しそうめん」も今年で6回目。
「坂のある商店街」の特徴をいかしたダイナミックな「流しそうめん」は、すっかり奈良の風物詩になりました。今年はフォレストリーデザイン集団“Lucks Forest”の協力で、王寺町・陽楽の森の竹を使い、商店街の坂道に長さ約80mのダイナミックな流しそうめんを行います。
...家族揃ってのお越しをお待ちしております。今年も奈良の商店街から夏を盛り上げます!!
《開催概要》
日 時 : 2017年7月22日( 土 ) ①14:00〜15:00/②16:00〜17:00
場 所 : 奈良市下御門商店街
( 近鉄奈良駅から徒歩8分、JR奈良駅から徒歩15分 )
参加費 : ¥100/つゆ一杯がなくなるまで
しもみかど商店街のフェースブック→https://www.facebook.com/shimomikado/
近畿経済産業局の「イケテル商店街」にも選ばれました。その紹介→http://www.shimomikado.com/cushion/c_iketeru.html
按分の際切捨てた票数 | 0.001 | |
有効投票 | 152,934 | |
無効投票 | 2,951 | |
投票総数 | 155,885 |
奈良市長選挙の結果は、奈良市選管の説明では、
仲川げん候補:61934票
山下まこと候補:59912票
となり、2022票差で敗れました。
この疑問票の中には、「中川」と記載されたものが多く含まれるというのが奈良市選管の説明でしたが、その「中川」という票とそれ以外の票が何票ずつあるのか、奈良市選管も把握できていないとのことで、後日、その4434票の疑問票を全て開示して頂くことになりました。もし、この疑問票の中に、2022票以上無効票が含まれていれば、選挙結果が変わることになります。
また、開票率95.26%から100%までの間に、4433票が各候補に配分されています。一方、この間にカウントされていなかった票は、7420票。従って、7420一4433=2987票が無効票と判断されて、どの候補にも割り振られませんでした。無効か有効かは判断が困難な場合があり、無効票が2987票以上増える可能性もないとは言い切れません。
そこで、本日までの奈良市選管の説明では、勝敗を判断することは早すぎると判断し、本日の時点で敗戦の弁は述べないことと致しました。
また、午前3時ごろに開票所まで出向き、奈良市選管の説明を受けましたが、開票結果を見守るために支援者が集まっていた会場に何時に戻れるかわかりませんでした。このため、支援者及び会場のホテルに迷惑をかけると判断し、先に解散していただきました。
後日、選管の説明を受け、選挙の勝敗について納得できた時点で改めてコメントを出すことといたします。
疑問票の取り扱いによっては選挙結果が変わる可能性があったため、本日時点では中途半端なご挨拶となってしまったことをお詫び申し上げます。
また、後日、顛末を報告いたします。
7月11日(火)から8月13日(日)まで、奈良市美術館(ヨーカドー奈良店5F)で、古都奈良の情景~明治・大正・昭和~という写真展が開かれます。
上の大きな写真は興福寺五重塔からの写真と思われますが、いつごろでしょうか?
明治 ・大正 ・昭和 の時代は、近代から現代へと大きく時代が転換していった時期にあたります。奈良においても、明治 31 年 (1898) 2月 1日に町から市制が施行され、県下初の市(奈良市)が誕生しまた。日本の近代化とともに歩調をあわせるように、奈良も都市型生活へと移行し、また「観光の奈良」として発展してきました。時には 戦争の苦しい体験を乗り越え、現代へと続く復興・発展によって町や生活の様子はさらに大きく変わってきました。そうした移りゆく時代のなかで写真はその時代を写しとどめ、時代を超えて私たちに生き生きと伝くれます。
本展では 、市制 120周年プレイベントとして、広く市民の方々や企業の協力を得て、現在では失われた風景や生活を写した懐かしい写真を紹介します。また、この“懐かしい” とは昔を懐かしんで心ひかれるという意味ですが、そこには“残したい”という言葉も秘められているのではないでしょか。この懐かしい写真群から、私たちが失ってはいけないふるさとの風景や人々の心を探っていただければ幸いです。
奈良市美術館のHPです→http://www.museum.city.nara.nara.jp/
「まちなか万葉劇場」が7月15日(土曜日)、13時から15時まで、もちいどのセンター街OK広場ときらっ都・奈良の前で、そして東向き商店街の親愛幼稚園と、近鉄奈良駅・行基広場でおこなわれます。
どうぞお越しください。
またその様子をならどっとFMでは、1時間の特別番組として、7月22日(土)13時から14時と7月23日(日)19時から20時放送されます。
ならどっとFMはインターネットでどこでも聴くことが出来ます。→http://www.jcbasimul.com/?radio=narafm
また本番として、9月30日、なら100年会館で万葉オペラが開かれます。
月刊『ならら』7月号は伊勢本街道の旅(大和から伊勢国境まで)を特集されています。
かつて大阪から奈良に入り伊勢までお参りされたという話があります。
今も年末からお正月にかけて旅されるユースホステル主催の催しもあるそうです。
かつて年末から正月にかけて、奈良大学の鎌田先生のゼミを中心に学生さんが伊勢参りをされていたことを思い出します。文中、やはり興福寺南円堂近くの旅籠に宿泊されたらしくその絵地図も載っています。
江戸庶民の夢、一生に一度のお伊勢参り。伊勢本街道は、奈良から伊勢に向かう3つの街道のなかでも最短で参宮できるルートとして賑わいました。鞍取峠など旅人に恐れられた難所を含むことでも知られます。7月号ではこの伊勢本街道を特集!街道を歩いて路傍に佇む道標や燈籠を訪ねながら、伊勢国境を目指します。
2017年7月1日発売/定価:500円
器まつもりでも販売しております。
月刊『ならら』のHPです→http://www.narara.co.jp/
『ブルゴーニュで会いましょう』原題:Premiers Crus
7月は、フランスはブルゴーニュ地方のワイナリーの物語。
バラバラになった家族を再生させるのは、幸せをもたらす1本のワイン
故郷ブルゴーニュを離れパリで著名なワイン評論家となったシャルリ。彼の順風満帆な人生が一変する。実家に戻り父親と再会するが、長い間疎遠になっていた溝はなかなか埋まらない。シャルリは試行錯誤しながらも懸命にワイン造りに取り組み続ける。そんな息子を見るうちに、父の気持ちも変わり始める。家族の心が再びひとつになった時、生み出されるワイン。それは彼らを救えるのだろうか――――。...
◎日 時
2017年7月 7日(金)10:00 / 14:00 / 19:00
7月 8日(土)★14:00 / 18:00
7月 9日(日)11:00 / 15:00
◎会 場:奈良女子大学 講堂(奈良市北魚屋東町)
*会場にシネマテーク専用駐車場はございません。
◎当日券:4月より、一部割引きを行います。
一般 1,000円
割引額 500円 ※各種証明書の提示が必要です。
割引対象者:奈良市民・60歳以上・学生・ハンディキャップ(同伴者1名様まで同額)
各回入替制/上映1時間前より当日券販売(先着順)
◎アフタートークゲスト
2017年7月 8日(土)粂 宏明さん 14:00
:(一社)日本ソムリエ協会 奈良支部副支部長を勤め、ワインとベルギービールの販売専門店「ワインの王子様」を経営。(一社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ、JBPA認定ベルギービール・プロフェッショナルマスターJBPA認定講師
◎シネマテーク会員・レッドカーペットクラブ会員は会員証提示でどの作品を何度でも見放題!!(お申し込み:http://nara-iff.jp/supporter/)
◎2015年/フランス/カラー/97分
監督:ジェローム・ル・メール
出演:ジェラール・ランヴァン、ジャリル・レスペール、アリス・タグリオーニ、ローラ・スメット 他
http://bourgogne-movie.com/ (←作品公式HP)
是非、お誘い合わせの上ご来場くださいませ。
(C) ALTER FILMS - TF1 FILM PRODUCTIONS – SND
いよいよ奈良市長選挙・奈良市議会議員選挙が始まりました。7月9日投票日。3日から不在者投票も始まりました(8日まで)
政策研究ネットワーク「なら・未来」から奈良市長選挙について意見交換会された結果が公開されています。
政策研究ネットワーク「なら・未来」では、6月24日に山下真さん、28日に仲川げんさん、29日に朝廣佳子さんとの意見交換会を行い、あらかじめ投げかけていた8つの質問にお答えいただきました。「なら・未来」のブログで、質問ごとにそのお答えをまとめたものを公開しています。http://d.hatena.ne.jp/nara_mirai/20170703
各候補者の政策をじっくり比較して、最も奈良市長にふさわしいと思われる方を選んでいただければ幸いです。
なお、井上良子さんからは残念ながら回答をいただけませんでした。
旧知の社会福祉法人 史明会の大門理事長からご紹介をうけました。法人設立15周年を記念して、有名な鎌田 實氏の基調講演やシンポジウムをひらかれます。7月15日13時30分から15時まで鎌田實氏の講演、ひきつづき「地域包括ケア成功へのプロセス」という仮題のシンポジウムが開かれます。場所は奈良県文化会館の国際ホールです(募集定員1300名)。
事前申込制で入場無料。
申し込みは、FAX0742-81-5000あるいはメールでよろしくとのことです。
メールアドレスはinfo@voice-nara.jp
へどうぞ。
連絡先、氏名、申込み人数を明記してください。
史明会のHPです→https://voice-nara.jimdo.com/
7月1日から31日まで、東大寺の俊乗堂、大湯屋の特別公開が始まりましたので参拝してきました。(共通拝観券600円)普通の年では、7月5日と12月16日しか重源上人像は拝観できませんが、ことしは特別です。大湯屋はふだんは入れません。また公開されていない鉄湯船まで拝観できます。
最初は重源上人のおられる俊乗堂です。快慶作の阿弥陀如来立像も安置されていました。
そして大湯屋です。ふだんは外から遠くからしか見ることができませんでした。
大湯屋の中に、浴室があり、その中に大きな鉄湯船がありました。(大湯屋や鉄湯船は撮影可ということです)
直径が232センチ、高さが76センチということでしたが、ずいぶん大きく見えました。別のところから湯をトユのようなところを通して鉄湯船にいれ、その湯をかぶったのであろうということでした。鉄湯船は、重源上人が豊後権守に命じてつくらせたものあることが、鉄湯船に彫られた字からわかるということです。
7月31日までのこの機会に拝観をおすすめします。
(追記)
東大寺湯屋の大きな鉄湯船長源様も使われたらし
(毎日新聞やまと歌壇)
そのあと法華堂そして二月堂にもお参りしました。二月堂からの風景でドリームランドの「マッターホルン」もなくなり、良い眺望です。
JR奈良駅1階の「奈良のうまいものプラザ」をご存知でしょうか。
東口と西口を結ぶ自由通路の1階にある、ショップです。奈良県のいろいろな農産物や特産品を集めています。そのHPにNPO法人の奈良まほろばソムリエの会の専務理事、鉄田憲男さんが2ヶ月に1度ほどコラムを書いておられましたが、今回からあとを引き受け、私が担当することになりました。いささか面映いタイトルは、編集部の方につけていただきました。このほど、以下のようにアップされましたので早速紹介します。
今回のおすすめは「大和当帰葉やまととうきば」です。
くわしくは、以下のHPをご覧ください→http://www.narano-umaimonoplaza.com/ichioshi/yamatotouki/
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