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2017年5月10日 (水)

5月19日唐招提寺・梵網会(ぼんもうえ)うちわまき  

5月19日は唐招提寺の梵網会(ぼんもうえ)うちわまきです。
南都銀行本店ウィンドーに著名人の書かれたうちわがたくさん展示されています。

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唐招提寺西山長老は、住職をされている伝香寺の散り椿の絵でしょうか。

興福寺の多川俊映貫首は會津八一、号 秋艸道人(しゅうそうどうじん)の歌を書かれています。

 述懐

ふるてら の みどう の やみ に こもり ゐて もだせる こころ ひと な とひ そ ね

いつもの會津八一研究家 素空氏のHPより。

 
もだせる 「黙せる。物を言わない」
ひとなとひそね 「どうか問わないでおくれ」

歌意
 古いお寺の昼でも暗い御堂に籠っていて、黙って沈思する私の心の中をどうか問わないでほしい。

 昭和5年作、南京続唱(14首)最後に入れられた歌。八一は奈良を中心にして東洋美術の研究に没頭しており、その頃の述懐である。誰にも研究と思索の時代はあり、一人居の静かな状況を欲するものである。

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大安寺の河野良文住職は「桂華露香」と書かれ、

薬師寺の山田法胤長老は仏足石の知足でしょうか。

切り絵の西村さんは、鑑真和上です。

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いつも展示を担当されるTさんによれば、いちばん気を使うたいへんな展示ということです。

5月19日

中興の高僧、覚盛の高徳をしのぶ法要。当日は各地から奉納された団扇や寺内で正月から準備された除厄の団扇数千本で講堂内を荘厳し、一山の僧侶により法要がおこなわれ、中庭では舞楽の奉納がある。午後3時から祈願のこもったハート型の団扇が鼓楼から参拝者にまかれる。この団扇は、雷難・火難などの魔除けとしたり、農家では、害虫除けにと苗代に立てたりする。 (現在うちわまきは、午前9時から先着400人に参加券を配布し、午後3時から400本限定で国宝の鼓楼からまかれます。また、配布の1.000本は抽選で午後2時30分までに抽選券を配布。「うちわまき」終了後、当選者を発表します。(奈良市観光協会のHPより引用)

唐招提寺のHPです→http://www.toshodaiji.jp/

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