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2017年3月 5日 (日)

川路聖謨の講演会へ

3月4日土曜日夜、奈良県文化会館での第2回川路聖謨の会へいってきました。
前回は啓林堂書店で立ち見の人が多く、座るところもなかったということで、2回目は奈良県文化会館の小ホールでありました。
土曜日の夕方19時という時間ながら結構な人が集まりました。存じ上げている方にもたくさんお会いできました。
この日の講師は、奈良市立春日中学校教頭の社会科の深澤吉隆先生、相手役はNPO文化創造アルカの倉橋みどり
さん。
最初に深澤先生の奈良が語られました。「(いつの時代を切っても)、奈良には本当にすばらしいものがある、そして多くの人々を魅了してきた。」
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川路聖謨は豊後の日田出身、内藤家から川路家に入り、実力で出世した。
天保改革に活躍したが2年間でうまく行かず、その結果奈良奉行になったといわれている。
が、5年間、奈良でさまざまな活躍をしている。
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奈良にいる間の、江戸にいる母への手紙といったかたちで文をのこしている。
その印象の記『寧府紀事』などからいくつかエピソードで紹介されました。
自分へのいましめ、奈良に着任したころの印象、
奈良の食事の感想。
奈良の夏の暑さ。
革職人をつうじたエピソード。
植桜楓の記を書いた感想など。

最後に興福寺五十二段のところにある植桜楓之碑の読み下し文を倉橋みどりさんが読まれました。
その読み下しの朗読の素晴らしさと共に、そもそも五百字くらいの漢文で書かれた川路聖謨のレベルの高さに場内から賛同の声が聞こえました。
そしてひとり自分がいるからできるのではなく、その後の人たちによって絶えずその気持ちが伝えられること、百代あとの人たちによって引き継がれることが大切であるとの、川路聖謨の主張は今も大切な永続的なことだ、そして勝海舟に幕末は人気が奪われているが川路聖謨はもっと評価されてしかるべきだと深澤吉隆先生は結ばれました。1時間は短くもう少し時間があって、深澤先生のお話をもっと聞きたいところでした。
 
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そして最後この川路聖謨の『桜奉行』の発行元の主催の養徳社の山岡美秀さんから、4月9日に次の講演会が『桜奉行』の著者である出久根達郎氏を迎えて奈良県立図書情報館でおこなわれることや、啓林堂での著者のサイン会の案内がありました。またくわしい情報が入ればブログでも紹介したいと思います。
ともあれ、 川路聖謨の講演会など、今後さらに深堀りされていくことを期待したいと思います。
 
本の参考HP→http://dokushojin.com/book.html?book=758
 

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