いよいよ第68回正倉院展はじまる
いよいよ第68回正倉院展がはじまります。21日内覧会で拝見してきました。内覧会も大勢の人が来られていました。多くの知り合いにも会うことが出来ました。
前日ちょうど前奈良大学教授の 三宅久雄先生の解説を聞く機会があり、参考にしながら重点的にみてきました。
やはりポスターなどに良く出ている、漆胡瓶です。ペルシャ風という意味だそうです。
そして大きな幡です。彩色も良く残っていました。幡の脚、脚の先、など大きくて横や平らに展示してありましたが、実際には縦で掲げられていたら10メートルを越すという話でした。
鈴がたくさん展示されていました。幡の先などにつけられていたかもしれないという館内の説明がありました。
3センチくらいの、象牙に色付けした鳥もありました。小さな展示に多くの人が熱心に見ておられました。
大工さんがよく直線をひくときに使う、道具もおもしろい動物の細工をされていて、その口から黒い糸を引っ張り出すということでした。
楽器も笙などが出ていました。
人の似顔絵のような麻に描かれている絵はなかなかおもしろいものでした。笛などを吹きやすいように口のそばに縦に切れ目があるのかもしれないという解説でした。
二彩の陶器も鹿の子模様がはっきりしたもの、ややぼんやりしたものもありました。五月一日経や、みののくになどの公文書でしょうか文書もたくさん出ていました。
奈良国立博物館のHP→正倉院展
読売新聞の正倉院展のサイトです→http://www.yomiuri.co.jp/shosoin/?from=ycnav1
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