「湖北観音の里」巡拝ツァーへ NPO法人奈良まほろばソムリエの会
奈良から滋賀県は比較的近いのですが、琵琶湖の北である湖北は、長浜市の中心市街地以外はなかなか行く機会がありませんでした。
このほど、NPO法人 奈良まほろばソムリエの会の主催で「湖北観音の里」巡拝ツァーの 日帰りのバス旅行があり参加してきました。参加者はちょうどバス1台40人くらいでたいへん好評でした。
最初にバスの道中では、この企画から案内まで担当の名ガイドの雑賀耕三郎さん、専務理事の鉄田憲男さんからくわしい説明がありました。
また、石田一雄さんのクイズで、滋賀県は人口10万人当たり日本で一番お寺が多い県であることを知りました。ちなみに少ないのは沖縄とのことでした。
そして大安寺にお勤めで最近得度された長岡光彦さんより、仏教の伝来からお経についてお話があり、観音経は法華経の第二十五番のお経であることなどくわしい説明がありました。
このほど、NPO法人 奈良まほろばソムリエの会の主催で「湖北観音の里」巡拝ツァーの 日帰りのバス旅行があり参加してきました。参加者はちょうどバス1台40人くらいでたいへん好評でした。
最初にバスの道中では、この企画から案内まで担当の名ガイドの雑賀耕三郎さん、専務理事の鉄田憲男さんからくわしい説明がありました。
また、石田一雄さんのクイズで、滋賀県は人口10万人当たり日本で一番お寺が多い県であることを知りました。ちなみに少ないのは沖縄とのことでした。
そして大安寺にお勤めで最近得度された長岡光彦さんより、仏教の伝来からお経についてお話があり、観音経は法華経の第二十五番のお経であることなどくわしい説明がありました。
北陸自動車道の木之本インターチェンジを降りたところで現地のガイドのおふたりがバスに乗られ、現地ではおふたりからくわしい説明を聞くことができました。
最初に、石道寺に行きました。十一面観音像を拝観しました。
そしてウッディパル余呉で、みんなでおいしい近江米のお弁当の昼食をいただきました。
途中、余呉湖をバスの車中から見ることができました。冬はワカサギ釣りでも有名です。湖のほとりの柳は大陸の影響の名残か中国の柳とのことで太くてがっしりしていました。
つぎに向源寺(渡岸寺 観音堂)にいきました。こちらの十一面観音様の頭の真後ろには、ふつうなかなか見ることができないもうひとりの仏さまの顔(暴悪大笑面というそうです)をみることができました。
この日、大活躍の雑賀耕三郎さん。そして道中の野神さん。
そして西野薬師堂(充満寺)です。
この日訪れたお寺は、それぞれの村の数十軒の皆さんでお守りされているということでした。
また戦国時代などいくさから仏さまを守るため地中に埋めたり水の中に沈めたりして守られたということでした。
また戦国時代などいくさから仏さまを守るため地中に埋めたり水の中に沈めたりして守られたということでした。
そして事前に連絡しておいて拝観できたようです。
村の人でお守りされるというのはなかなかたいへんなことだと思います。
またこの日、地元ボランティア・ガイドのおふたりにはわかりやすく丁寧な説明をいただきました。ありがとうございました。そしてこの日降水確率90%ということでしたが、運よく一度も傘をささないで参拝することができました。
村の人でお守りされるというのはなかなかたいへんなことだと思います。
またこの日、地元ボランティア・ガイドのおふたりにはわかりやすく丁寧な説明をいただきました。ありがとうございました。そしてこの日降水確率90%ということでしたが、運よく一度も傘をささないで参拝することができました。
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道中、鉄田さん、雑賀さんから近江の参考として以下の本の紹介がありました。
司馬遼太郎『街道を行く』→http://publications.asahi.com/kaidou/
白州正子『かくれ里』→http://www.biwako-visitors.jp/shirasu/
井上靖『星と祭』→参考HP
http://suido-ishizue.jp/nihon/kohoku/00.html
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コメント
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鹿鳴人さん、詳しくご紹介いただき、ありがとうございました。
台風の直前があんなに良い天気とは、ラッキーでした。
奈良の仏像とはまたちがった仏像の数々には圧倒されましたし、これらを守ってこられた地元の人々の努力には、頭が下がりました。
このバスツアーは定例行事化したいと思っています。次回も、ぜひよろしくお願いいたします。(て)
投稿: tetsuda | 2016年9月23日 (金) 07時26分
tetsudaさん。湖北の観音ツァーではたいへんお世話になりました。とても良いバスツァーでした。今後、定例行事化されるとのこと、またたくさんの参加を期待したいですね。またよろしくお願いします。
投稿: 鹿鳴人 | 2016年9月23日 (金) 07時47分