意外な歴史のなぞを発見!『奈良の「隠れ名所」』啓林堂ベスト1に。
この7月新しい本が出ました。
産経新聞奈良版で115回にわたって連載された「なら再発見」から選ばれた72本を加筆・再編集されたものです。奈良の「隠れ名所」というタイトルどおり、奥深い奈良を場所別にスポットをあてて書かれています。
書いたのは、NPO法人 奈良まほろばソムリエの会の執筆陣12名。それぞれに意外なスポットを書かれています。あらためて読んでみると、奈良は実に奥深いと思います。奈良県を奈良市、奈良西部、奈良中央部、奈良東部、奈良南部の5つにわけられて項目別に書かれています。
実業之日本社発行。じっぴコンパクト新書。900円+税です。
ぜひ書店で手に入れてお読みいただくことをおすすめします。
奈良まほろばソムリエの会の執筆の皆さん12名。そして監修の広報グループの皆さん9名です。
なんと本の奥付に、監修ということで一部の文章を校正などチェックをした私の名前まで載っていて恐縮です。
ちょうど、26日の奈良新聞の国原譜は以下のように書かれています。
法隆寺、東大寺など世界的に著名な文化歴史遺産に恵まれた奈良だが、一般にあまり知られていない名所、歴史的逸話も案外数多い。
「意外な歴史の謎を発見! 奈良の『隠れ名所』」(実業之日本社)が啓林堂書店(県内6店)のベストセラー1位となったのは、そんな穴場を知りたいという人が多い表れだろう。
「奈良通」の人たちの集まりである「奈良まほろばソムリエの会」のメンバーらが執筆。奈良に生まれ育った筆者でも目からウロコの内容だ。
例をあげると、近所にある県馬見丘陵公園内の国史跡・ナガレ山古墳に設置されている円筒埴輪には、地域住民が粘土で製作したのが181本あるとは住民ながら知らなかった。
率川神社のゆりまつりは「これほど美しい神事は見たことがなかった」と三島由紀夫が感嘆。有名な入浴剤のルーツは当麻寺・中将姫の秘薬だったらしい。
あちこちに出掛けていってポケモンを探して捕獲するスマートフォンのゲーム(ポケモンGO)がブームとなっているが、県内の各地域を歩くとポケモン以上に面白い新発見があるのではないか。(栄)
発売すぐの22日に近鉄奈良駅近くの小西通りの啓林堂店頭には山積みされておりすぐに買い求めることができました。奈良まほろばソムリエの会専務理事のtetsudaさんのブログでは25日啓林堂(県内6店)でなんとベスト1になっていて品薄だったということです。
(写真は22日撮影)
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