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2016年7月31日 (日)

奈良・菊水楼「うな菊」にてうなぎ会席

春日大社、一の鳥居前のこのほど125年を迎えた老舗料亭、菊水楼では、離れの座敷を利用して、うなぎ専門の「うな菊」がオープンしています。ようやく初めて訪れました。
正面の門を入ってすぐ左の庭へ。長い間閉められていたという門をくぐって庭を歩いて、離れ座敷へ。何度も来ていますが初めてこの庭を歩きました。
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朝から予約しておいたウナギ会席コースです。
最初にウナギの南蛮漬けそしてウナギの肝など前菜の盛り合わせです。
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刺身盛り合わせとウナギの酢の物。
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お酒は奈良の地酒、豊祝の「貴仙寿 吉兆」を冷酒で少々。
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いよいよウナギのどんぶりです。(ウナギ皿とごはんも出来ます)美味しい!!そして水菓子というわらび餅とプリンのようなお菓子です。
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ウナギは国産の活けとのこと。それでこのウナギ会席は5000円でした。 すっかり満足でした。

「うな菊」は、火曜日お休み。11時からラストオーダー19時30分まで、昼休みはなしとのことでした。

電話0742-23-2001菊水楼。
HPです→ http://www.kikusuiro.com/

2016年7月30日 (土)

しもみかど 流しそうめん 点描

30日、しもみかど商店街では、流しそうめんがおこなわれました。2時の部はたいへんな人出だったそうです。後半のそうめんの早食い競争、そして4時からの流しそうめんの応援にいってきました。

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シンガーソングライターの氷置 晋さんも、もちいどのセンター街のオーケスト広場でのライブを終えて駆けつけておいしそうにそうめんを食べていました。
ことしで3回目という浴衣姿のならどっとFMの栗生優美さんのあざやかなMCで盛り上がります。

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しもみかど流しそうめんもことしで5年目とのこと、回を重ねるごとに参加の人が増えている感じです。
しもみかど商店街の皆さん、地元奈良信金の皆さん、地元プロサッカーの奈良クラブさんら多くの皆さんのご協力、お世話様です。

きょうは夕方からちょうど近くの椿井小学校での「つばいまつり」が開かれますので、「けはや相撲甚句会」の皆さんのふれ太鼓が、もちいどのセンター街を歩いてこられました。

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いろいろ賑やかな日となりました。しもみかど流しそうめん、来年も期待しています。

「昭和のこども」展IN大阪が始まりました。8月10日まで。

大阪・富士フォトサロンでの土門拳さんたちの「昭和のこども」展が始まりました。東京在住の編集者のKさんが展示を手伝いに大阪まできて知らせてくれましたので紹介します。

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「昼間の大阪は、暑かったですね。

どなたにもご案内状を送れないでいますが、入場無料ですので、ぜひいらしてください。
我らが子ども時代の写真が中心です。

 

昭和のこども展、飾りつけ完了。
写真何度見てもいいです。大阪富士フォトサロンで是非ご覧ください。

7月29日~8月10日まで 10-19時です。
地下鉄御堂筋線「本町」、または堺筋線「堺筋本町」
下車、数分です。」

「日中戦争から第二次世界大戦、敗戦・復興・経済成長と目まぐるしく移り変わった激動の時代「昭和」。こどもたちを取り巻く生活環境も価値観も、かつてないほど劇的な変化を遂げました。
 本展は、木村伊兵衛、土門拳、濱谷浩、林忠彦、田沼武能、熊切圭介ら、日本を代表する写真家と、各地方で記録を残した写真家たちを合わせて19人が、昭和11年から51年に撮影した作品約140点を展示します。決して豊かではなかったけれど、たくましく生きるこどもたちの姿は、時代や地域、世代を越えて見る人の幼い頃の記憶を呼び覚まします。
 いつの時代もこどもは社会の鏡です。精一杯、懸命に生きる昭和のこどもは、私たちに力と希望を与えてくれます。対話が弾む展覧会になることを願い、本展を開催いたします。 」

大阪富士フィルム・サロンのhpです

https://www.fujifilm.co.jp/photosalon/osaka/ 

2016年7月29日 (金)

夏の鹿寄せ

海外経験が豊富で英語に堪能、そしてカメラで奈良や日本を英語のGoogle+
で発信を続けている、奥田勝紀さんから、夏の鹿寄せの情報が届きましたので紹介します。
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(写真は奈良鹿の愛護会のHPから拝借)

「昨年始めました奈良の風景の外国人向け紹介がお蔭様で延べ閲覧回数26万回を超えてきました。 

7月の奈良の紹介に欠かせないと従来から思っていました 

飛火野での夏の鹿寄せが先週から8月一杯(土日祝日 

午前9時)実施されています。 

今朝は実家の地蔵盆の片づけを手伝った後に鹿寄せの動画を撮ってきました。 

秋や冬にも実施されますが、夏は何といっても緑と鹿の毛皮が美しく、今年生まれた小鹿や角の長い雄も見られるので、夏が一番かと思います。 

 

まだ少ない外国人観光客の目を引くことが出来ればとgoogle+に動画をアップしましたので、宜しければご覧ください。

https://plus.google.com/u/0/100339270020150638145/posts

奈良鹿の愛護会のHPです→http://naradeer.com/

2016年7月28日 (木)

30日しもみかど商店街 流しそうめん

坂のある商店街として有名な、下御門町の坂を活用しての、流しそうめんが30日午後、しもみかど商店街でおこなわれます。

しもみかど商店街はことし近畿経済産業局のイケテル商店街にも選ばれています。→

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《開催概要》

日 時 : 2016年7月30日( 土 ) (1) 14:00~15:00/(2) 16:00~17:00
   
場 所 : 奈良市下御門商店街
    ( 近鉄奈良駅から徒歩8分、JR奈良駅から徒歩15分 )

参加費 : ¥100/つゆ一杯

また

「そうめん早食い大会」も同時開催します。優勝者には豪華賞品も!

※「そうめん早食い大会」は15:15~15:45に開催(参加費無料)。参加申込みは当日14:30~15:00、会場北側(坂の下側)販売所にて行います。先着順で受付け。定員あり。

しもみかど商店街のFBが最新情報を伝えています→https://www.facebook.com/shimomikado/

2016年7月27日 (水)

意外な歴史のなぞを発見!『奈良の「隠れ名所」』啓林堂ベスト1に。

この7月新しい本が出ました。

産経新聞奈良版で115回にわたって連載された「なら再発見」から選ばれた72本を加筆・再編集されたものです。奈良の「隠れ名所」というタイトルどおり、奥深い奈良を場所別にスポットをあてて書かれています。
書いたのは、NPO法人 奈良まほろばソムリエの会の執筆陣12名。それぞれに意外なスポットを書かれています。あらためて読んでみると、奈良は実に奥深いと思います。奈良県を奈良市、奈良西部、奈良中央部、奈良東部、奈良南部の5つにわけられて項目別に書かれています。
実業之日本社発行。じっぴコンパクト新書。900円+税です。
ぜひ書店で手に入れてお読みいただくことをおすすめします。

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目次は画像をクリックすると拡大します。


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奈良まほろばソムリエの会の執筆の皆さん12名。そして監修の広報グループの皆さん9名です。
なんと本の奥付に、監修ということで一部の文章を校正などチェックをした私の名前まで載っていて恐縮です。

ちょうど、26日の奈良新聞の国原譜は以下のように書かれています。

法隆寺、東大寺など世界的に著名な文化歴史遺産に恵まれた奈良だが、一般にあまり知られていない名所、歴史的逸話も案外数多い。

 「意外な歴史の謎を発見! 奈良の『隠れ名所』」(実業之日本社)が啓林堂書店(県内6店)のベストセラー1位となったのは、そんな穴場を知りたいという人が多い表れだろう。

 「奈良通」の人たちの集まりである「奈良まほろばソムリエの会」のメンバーらが執筆。奈良に生まれ育った筆者でも目からウロコの内容だ。

 例をあげると、近所にある県馬見丘陵公園内の国史跡・ナガレ山古墳に設置されている円筒埴輪には、地域住民が粘土で製作したのが181本あるとは住民ながら知らなかった。

 率川神社のゆりまつりは「これほど美しい神事は見たことがなかった」と三島由紀夫が感嘆。有名な入浴剤のルーツは当麻寺・中将姫の秘薬だったらしい。

 あちこちに出掛けていってポケモンを探して捕獲するスマートフォンのゲーム(ポケモンGO)がブームとなっているが、県内の各地域を歩くとポケモン以上に面白い新発見があるのではないか。(栄)


発売すぐの22日に近鉄奈良駅近くの小西通りの啓林堂店頭には山積みされておりすぐに買い求めることができました。奈良まほろばソムリエの会専務理事のtetsudaさんのブログでは25日啓林堂(県内6店)でなんとベスト1になっていて品薄だったということです。

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(写真は22日撮影)

2016年7月26日 (火)

薬師寺 食堂立柱・上棟式へ

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薬師寺の伽藍整備が、高田好胤住職が住職になられた頃から約50年にわたり計画され、金堂、西塔の再建をはじまりに玄奘三蔵伽藍、講堂などの再建をはじめ伽藍復興に尽くされてきています。
そして食堂(じきどう)が今回つくられ、いよいよ伽藍全体の復元が完成するそうです。
東京の編集者のKさんが友人と24日にその食堂立柱・上棟式に参列するとのことメールが届きました。
地元にいながらそういうことを知らなかったのですが、お誘いもあり、またさいわい薬師寺の知己の僧侶の方のはからいで式典にも参列することが出来ました。

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式典の様子も写真撮っても良いということでした。

三河萬歳が奉納されました。

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棟木が代表の皆さんで引き上げられました。般若心経が参会の皆さんで唱えられる中、代表焼香がありました。

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そして導師の山田法胤薬師寺管主のお話

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昼食後、境内をゆっくり拝観しました。西塔の一層目の昨年奉納された釈迦入滅などの彫刻を初めて拝見できました。

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食堂の屋根の平瓦を墨書して奉納しました。来年5月には食堂の落慶法要もあるということです。

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2016年7月25日 (月)

室生寺と大野寺 4

盛夏の室生寺を訪ねました。

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金堂 
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本堂(灌頂堂)では、5月から本尊 如意輪観音様が修理に出かけられており、2年間ほど留守だということでした。

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国宝五重塔。奥の院からは、奈良交通のバスガイドさんが研修のため三々五々降りてこられました。暑さのため、この日は奥の院は失礼しました。
 
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(自宅に帰り、土門拳さんの室生寺の写真、そして三浦和義さんの室生寺の写真集などをあらためてじっくりと拝見しました。)
室生寺のHP→http://www.murouji.or.jp/
 
そのあと大野寺へ。対岸のまがい仏。弥勒菩薩立像。前には室生川の清流が流れています。
 
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この日は、気温は30度を越し、たいへんな暑さでした。車でも暑かったのですが、友人のKさんはその2日ほど前、田原本町から室生寺まで歩きさらにそれから近鉄大野口まで歩いて(30キロは越しているでしょう)、近鉄で帰ったいうことでした。脱帽です。

2016年7月24日 (日)

「まちなかオペラ」が開かれました。

7月23日東アジア文化都市2016のひとつとして開催されるオペラのプレイベントとして「まちなかオペラ」がもちいどのセンター街と東向き商店街でありました。1時のスタートは、もちいどのセンター街きらっ都・ 奈良です。

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そして真向かいの和菓子店の萬々堂では、まんじゅうの歌などが歌われました。

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そして、東向き商店街の萬勝堂では、大きなおまんじゅうの「三笠」を販売しているということで、「三笠の山に出し月かも・・・」などが歌われました。

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そして、猫グッズのべセルさんでは、猫の歌が歌われました。ニャオーンなど猫の鳴き声がよく出てくる歌でした。

また奈良大学上野ゼミ生から万葉集にまつわるお話が各所でお話しいただきました。そしてべセルさん前では、鹿の鳴き声が演じられました。奈良大学上野ゼミ卒業には必須の芸ということでした。

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最後に国の重要文化財の日本聖公会のキリスト教会礼拝堂で牧師さんのお話や上野先生ら作者や、作曲家、演出担当の浜畑賢吉さん、美術担当や衣装担当らのお話があり、10月の本番のオペラから3曲コーラスや二重唱など演奏されました。この日はピアノ伴奏でしたが、本番はオーケストラです。非常に期待されます。

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この日の様子は1時間に編集されて、ならどっとFMで後日放送されます。

7月29日(金)15時から16時まで。7月30日(土)19時から20時。8月1日(月)21時から22時。78.4メガヘルツ、世界中インターネットでも聴く事ができます。http://www.jcbasimul.com/?radio=narafm

そして本番は10月1日(土)2日(日)です。なら100年会館大ホール(1000人以上入ることができます)にて両日14時開演です。当方まで8月20日までに連絡いただければチケットを準備できます。

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2016年7月23日 (土)

奈良あきない塾 参加者募集中

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まちづくり奈良では、6回にわたる、奈良あきない塾の受講者を募集しています。多数のご参加お待ちしています。

室生龍穴神社へ 3

山部赤人の墓からしばらく走ると165号線に出ましたので、室生寺の方に走りました。まず、以前、本殿は参拝できたものの、龍穴には行けなかったので、龍穴神社を参拝しました。

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それから龍穴に向かおうとして川沿いに登り始めたのですが、道はなくなりとても登れるような様子ではありません。やはり偶然同じように登りかけたもうひとりの方もはじめてだそうで、社務所に聞きにいかれましたが、どなたもおられず。

このあたりに詳しいまほろばソムリエの雑賀耕三郎さんに電話してうまく教わることが出来ました。

「川沿いはロッククライミングのようなところで無理。神社から室生寺の反対方向に500メートルほど行って左に曲がり、山道を800メートルほどいったら龍穴にいけます。車でも近くまで登れます」とのやさしいアドバイスをいただきました。雑賀さんのブログ→http://koza5555.exblog.jp/
もうひとりの方にもそのようにお伝えした次第です。

こういう表示を社務所あたりにしてわかりやすくしていただきたいと思ったことです。

それから雑賀さんのアドバイスどおりに行くと無事たどりつきました。この鳥居をくぐって階段を下ると川があり、龍穴がありました。

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たしかに龍の棲家と思える神々しいところでした。30度を越す暑い日でしたが、ここまでくると涼しい風が吹いていました。

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先日、まほろばソムリエの会の日本書紀の勉強会がありました。講師の木村三彦先生のお話です。
「かつて自然、水、川なども神だと考えた。そして川はうねっているので、蛇、あるいは龍と考えた。したがって蛇行という言葉も残っているし、水道の出るところも、蛇口という言葉で残っている。」と。
なるほどと思ったことでした。
そのあと訪れた室生寺では手洗い場の「龍の口」から、冷たい水がそそがれていました。

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2016年7月22日 (金)

山部赤人の墓 2

戒長寺をでると、すぐ近くに山部赤人の墓があると表示が出ていましたので細い道を1キロほど走りました。道端の森にありました。五輪塔です。

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そして歌碑がありました。

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万葉集の巻17-3915

山部宿禰赤人、春鶯を詠む歌一首

あしひきの山谷越えて野づかさに今は鳴くらむうぐいすの声

伊藤博・現代訳は、

山を越え谷を越えして、人里近い野の高みで、今こそは高らかに鳴きわたっていることであろう。春を待っていた鶯の声は。

このあたり春や秋、歩いて訪ねたいところです。

戒長寺と戒場神社へ  1

奈良検定の「まほろばソムリエ」のテキストで気にかかっていた戒長寺には名前と知識だけで行ったことがありませんので、ふとナビをたよりに出かけました。
名阪国道の針インターから宇陀へ行く途中を室生寺方向に走って、向渕(スズラン群落で有名な所)あたりから細い山道をかなり走ってようやくたどりつきました。


有名な十二支を陽刻した釣鐘です。

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本堂、本尊は薬師如来とのことですが拝観できませんでした。

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説明は画像をクリックすると拡大します。そして有名なお葉つきイチョウ。

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すぐそばには戒場神社がありやはり巨木がありました。

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お寺も神社もお留守のようでご朱印はもらうことができませんでした。
歩いて登ってきたら高いところでたいへんなことでしょう。
宇陀市によるhpです→HP

2016年7月21日 (木)

29日から奈良の街に眠る名品たち展

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明治・大正・昭和、奈良の街に眠る名品たち展、という展覧会が7月29日(金)から8月14日(日)、ヨーカドー奈良店にある、奈良市美術館でひらかれます。

料金は一般300円。

     ※16歳未満・高校生・奈良市在住の70歳以上の方・障がい者〔要手帳〕と介護者は無料

【作品解説】7月29日(金)・8月13日(土)・14日(日)午後2時~(当館学芸員)

【内  容】個人や店舗等で所有し、広く人目に触れていない作品を集めて展示構成し、近代における奈良とのかかわりのある名品(絵画・書・彫刻等)や歴史的に貴重な資料(写真や絵葉書など)を一堂に集めて展示します。

街に眠る名品を発掘し、近代奈良の美術のあゆみや当時の世相、作家の思いなどを紹介し、古都奈良の創造力と奥深い魅力を探ります。

【休 館 日】8月1日(月)、8月8日(月)、8月12日(金)

【お問合せ】奈良市美術館

      奈良市二条大路南一丁目3番1号  電話:0742-30-1510

2016年7月20日 (水)

元興寺では特別法話と浪曲公演

元興寺ではこの夏、特別法話と浪曲公演があるそうです。

 

7月24日(日)、8月27日(土)、9月18日(日)それぞれ午後5時開演。料金は各回1500円。申し込みは奈良市観光センターTEL0742-22-3900までどうぞ。

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2016年7月19日 (火)

♪赤い靴はいてた女の子

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♪赤い靴はいてた 女の子 異人さんに連れられていっちゃった

何度も歌った物悲しいメロディーです。

静岡市の日本平の展望台あたりに、童謡「赤い靴はいてた」の母子の像と由来がありました。母子は展望台から見下ろす清水市(現静岡市)出身だったとのこと。実話だったそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=cdRauXlcuKI

2016年7月18日 (月)

富士山麓、静岡市、久能山東照宮へ

先日、友人たちと富士山麓、静岡市、久能山東照宮などを訪ねました。

早朝の富士山遠望です。

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夜の静岡市の繁華街を散策そして朝の静岡のまち。

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車で日本平へ登り。ロープウエイーで谷を越えて、久能山東照宮へ。下からなら1159段の階段ということですが、ロープウエイで楽に参拝できました。

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徳川家康の墓所。駿府で亡くなったあと、久能山に埋葬されたということです。久能山東照宮が建てられ、その後に日光東照宮ができたということでした。

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そして涼しい博物館を拝観。江戸時代の時計、メガネ、歴代のよろいや刀。家康の鎧兜などが多数展示されていました。家康は155センチだった由。

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久能山は久能寺や久能山城であったという歴史があり、家康の逝去で墓所にされ久能山東照宮になったということです。

くわしい久能山東照宮のHPです。→http://www.toshogu.or.jp/

2016年7月17日 (日)

奈良少年刑務所についての報道

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このほど朝日新聞WEBは以下のように伝えています。

明治時代に建てられ、現存する最古の刑務所の奈良少年刑務所(奈良市)について、法務省が今年度で受刑者の収容を停止する一方、建物は保存する方針であることが分かった。

閉鎖後は民間の管理者を公募して委託することや、文化財の指定を受けて後世に残すことも検討するという。
 ジャズピアニスト・山下洋輔さんの祖父で建築家の山下啓次郎氏(故人)が設計。
1908(明治41)年に「奈良監獄」として建てられた。
重厚なれんが造りで、同時期にできた千葉、長崎、金沢、鹿児島と並ぶ「明治の五大監獄」のうち、建築当時の姿をそのまま残すのは奈良だけだった。
放射状に並ぶ受刑者の収容棟や、アーチ形の正門などが特徴的だ。
 
ただ、建築から100年以上が経過して老朽化が進み、法務省は改築の必要性を検討していた。
建築物としての価値が高く、地元自治会や日本建築学会などから建物の保存を求める声も上がっていた。
同省幹部は「多くの要望を踏まえ、全体を残すことに価値があると考えた」と話す。
 同刑務所は、初犯などの26歳未満の受刑者を中心に収容し、定員は696人。
6月末時点で、裁判中の被告を含む405人を収容している。今年度末までに受刑者を県外の刑務所に移す。
裁判中の被告については、裁判に支障が出ないよう、敷地内に新たに被告を勾留する施設を建てるという。
ドリームランド跡地につづいて大規模な施設の今後が注目されます。 (写真はWEBから拝借)
http://keimusho.net/73nara_boy.html

7月23日から忍性 特別展

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奈良国立博物館では、7月23日から9月19日まで、忍性 特別展がひらかれます。夏の暑さをしのいで博物館見学もおすすめです。

くわしくは奈良国立博物館のHPをご覧ください。→http://www.narahaku.go.jp/

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2016年7月16日 (土)

氷置 晋さん 『いにしえの風』  

奈良市出身で、もちいどのセンター街のきらっ都・なら4階に事務所を構えて、この春から奈良で音楽活動をしている、氷置 晋(ひおき しん)さんの新しい歌です。
『いにしえの風』をもちいどのセンター街で作ってもらい歌ってもらっています。
毎日、11時、15時、18時の3回、さわやかな歌声がアーケードのスピーカーからもちいどのセンター街で流れています。
どうぞ、耳をかたむけてください。歌詞は以下の通りです。

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来年春、なら100年会館中ホールでコンサートが決まっているそうです。
氷置 晋さんの公式ホームページは→
http://shinhioki.com/


若き友商店街のツバメ飛ぶソング作りて明るく歌ふ(毎日やまと歌壇)

2016年7月15日 (金)

心に残った言葉 「老いるということ」

少し前、高校の先輩でありその高校のもと副校長先生をされたMさんからいただいたフェースブックのたよりです。

「私が教師として最初に勤めた学校に石川欣也先生は英語の教師として、学校運営の若手の中心として活躍されていました。
教師としての基本的なあり方を言葉ではなく自らの実践を我々に示すことで、新米教師を導いてくださいました。ベテランや中堅の同僚の先生方も同じ空気、雰囲気を醸成されていました。
先生はその一方で、浄土真宗本願寺派の僧侶でもあり、後には名物布教師として全国を巡回されることになりました。そのご縁で私や妻も真宗門徒の末席にご縁を頂くことになりました。先生から先日頂いた便りに同封されていたのがこのプリントです。現に直面している私たち夫婦の「老い」の姿をお示しくださいました。
若い皆さん、老いたご両親はあなたの「宝物」です。大切に扱ってください。」

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心に残った言葉であり 「老いるということ」を具体的に実感できる言葉だと思います。M先輩ありがとうございました。

2016年7月14日 (木)

ならまちのまち歩きと落語館で大笑い!

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ならまちでは、夏から秋にかけて、ならまちのまち歩きと落語館で大笑い!ということです。夕方6時頃からならまち歩き、19時から落語会とのこと。

2016年7月13日 (水)

真夏の怪談 

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ならまちの元興寺の禅堂で7月29日から31日。8月5日から7日まで。夜8時からならまちナイトツァー「真夏の怪談」があるそうです。現在、受付中との事です。

電話0742-27-1820

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2016年7月12日 (火)

北村信昭の世界  奈良大学博物館で  9月2日まで

好奇の人・北村信昭の世界『奈良いまは昔』展を9月2日まで、奈良大学博物館で開催されているというポスターを奈良ホテルで見ましたので、早速見てきました。
わたしは1983年に奈良新聞社から発行された『奈良いまは昔』という写真集を拝見していましたし今も持っています。
あらためて、本を取り出し拝見すると、写真だけでなく達者な文筆で明治から昭和の奈良、を多面的に描いておられます。中でも餅飯殿を12ページにもわたってくわしく取り上げれています。当方の店のことや曾祖父のこともすこし触れられています。とても貴重な本だと思います。
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またかつて猿沢池畔に北村写真館があったことをかすかに聞いていました。北村写真館の様子。
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奈良が生んだ文化人・北村信昭の実家は、奈良・猿沢池畔で写真業を営んでいました。祖父・北村太一は近代写真業の草分け的な存在です。 文学青年であった信昭氏は、奈良の地元紙「大和日報」の文芸欄を担当。志賀直哉、武者小路実篤、北園克衛など、奈良にゆかりのある文学者たちとも接点をもちました。 また、エスペラント、民俗学に興味を持ち、民俗学者・宮武正道や、東洋民俗博物館・九十九豊勝と知り合います。何より、パラオからの留学生・エラケツ君との友情物語は、奈良大学との奇縁も含め、実際の展示で見てほしいところです。
 本展示は、北村信昭著『奈良いまは昔』(奈良新聞社)に掲載された記事を中心に、奈良大学に寄贈された北村コレクション(奈良の昔の風景写真、手作り写真機、写真乾板、奈良の文芸同人雑誌、パラオの文物等)を展示紹介します。 北村コレクションは、多彩な興味から広がった人と人とのつながりが、文章やモノや写真の形で残された、好奇心の塊です――北村信昭の魅力ある世界を味わってほしいと思います。
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単にタイトルから想像したような奈良の古い写真を集めた展覧会ではありませんでした。
頂いたくわしい冊子には

「北村氏の<好奇> 心のありようそのまま展示するという方法に至った。従って、この展示は、写真業、エスペラント、文芸、パラオ、民俗学・・・・・とブースに、とりあえずは分類されているが、一つ一つの資料の来歴、由来をきちんと説明するものにはなっていない。むしろ、そうしないことによって、北村氏の<好奇>心のありかたを、資料の総体から、感じてほしいと思う」
ということです。
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入場無料。フラッシュをしなければ撮影OKでした。
9月2日まで。お休みもありますので開館日や開館時間は以下のHPをご覧ください。

2016年7月11日 (月)

23日 まちなか万葉劇場2016

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昨年に引き続き、さらにことしはもちいどのセンター街から東向き商店街までエリアを広げて開催されます。7月23日(土曜日)午後1時から3時45分まで。また後日、ならどっとFMでも放送されるということです。
そして本番は10月1日(土)2日(日)連日午後2時から、なら100年会館大ホールにて、指揮に大友直人さん、バリトンの三原剛さんらを招いての公演です。(画像をクリックすると拡大します)

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2016年7月10日 (日)

15日からもちいどの 夏の大売出し!

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15日から20日、もちいどの夏の大売出しです。今までは、3000円お買い上げで1回抽選でした。
今回は、3台のガラポン抽選器をつかって、500円で1回抽選、1500円で1回抽選、3000円で1回抽選の3つのコースで抽選することが出来るところがアイデアです。

それぞれそのコースなりの賞品です。

どのコースを選ぶかも考えていただきます。

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チラシの裏面には、中国語と英語の説明が書かれています。もちいどのセンター街には外国からのお客様が増えていますので、今回インバウンドでもちいどのセンター街に来ていただいている外国からのお客様にも、ガラポン抽選を楽しんでいただきやすくなると思います。
これも新しいアイデアです。
期間中、もちいどのセンター街でお買い物やお食事、お茶など楽しんでいただけますよう、ご来街をお待ちしています。

もちいどのセンター街のHPです。→http://www.mochiidono.com/

2016年7月 9日 (土)

美ビット見て歩き 私の美術ノート *42 

いつも楽しみにしている奈良新聞に連載の川嶌一穂さんの美ビッド見て歩きは、滋賀県「石山寺」です。奈良から天ヶ瀬ダムを通って琵琶湖に行くときによく通りかかる、有名なお寺です。
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美ビット見て歩き 私の美術ノート *42 川嶌一穂
滋賀「石山寺」本尊如意輪観世音菩薩特別開扉
写真 巨石群の上にたたずむ多宝塔=著者撮影
 観音を本尊とする長谷寺や東大寺二月堂、京都の清水寺や滋賀の石山寺は、みな山の中腹に本堂を構え、高い柱で床を支える懸造(かけづくり)という構造をしている。参拝者は麓から参道を上がって行き、お堂を見上げては感嘆し、またその舞台から下界を見下ろして、こんなに高く昇って来たのかと驚くことになる。
 クレーンもない時代に…、と現代人は思うが、観音様が補陀落(ふだらく)山上に住んでいることを忠実に再現しているのだ。
 なかでも石山寺は、その名の通り石の山の上に建っている。東大門から入り、導かれるように石段を昇ると、白っぽく輝く大理石や珪灰石からなる奇岩群にまず目を奪われる。「珪灰石」とは耳慣れない言葉だが、地中から吹き出ようとするマグマの熱で石灰岩が変成する過程で、その成分の違いにより大理石になったり珪灰石になったりするらしい。「ブラタモリ」ではないが、地学好きには必見の国の天然記念物である。
 木立が茂っていて本堂の全体を見渡すことがなかなかできないが、桧皮ぶきの屋根が優美な曲線を描いている。 実は先月、知らずに訪れたのだが、33年に一度の本尊の、今年がその開扉の年だという。これも奈良との浅からぬご縁のお陰と、有難く拝観した。
 左脚を下ろした半跏丈六の如意輪観音像だが、驚いたのは岩座が自然の珪灰石であることだ。薄暗くて確認できなかったが、おそらく岩の上に本堂を建てたのだろう。童顔で、ふっくらとした量感ある平安仏である。33年後、私はもうこの世にいないと思うと、逆にいま観音様に対峙できているのがとても不思議なことに思える。
 奈良とのご縁というのはこうだ。鎌倉時代に書かれた「石山寺縁起絵巻」詞書によれば「聖武天皇が東大寺に大仏を鋳造しようとしたが、日本には黄金が出ないので、良弁僧正に勅して吉野金峯山に祈願された。すると、我が山の黄金は弥勒菩薩がこの世に現われた時に大地に敷くためのものであるから、近江国志賀に行って祈るように、という蔵王権現の夢のお告げがあった。僧正がその通りに琵琶湖南岸の石山で秘法を修めると、陸奥の国から砂金が掘り出された。そこで東大寺建立に先立って、僧正を開基として建立した、それが石山寺」というものである。石山での霊験あってはじめて東大寺大仏が完成したのである。
 なお多宝塔内の大日如来像は若き日の快慶作であるが、遠くて暗いので、快慶ファンはぜひ双眼鏡をお忘れなく。帰りに門前の石餅を食し、水量もたっぷりと流れる瀬田川に沿ってご機嫌で家路についた。
 
 =次回は8月12日付(第2金曜日掲載)=
・ ・・・・・・・・・・・・・・・
かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。
メモ 石山寺 滋賀県大津市石山寺1丁目1−1。電話077(537)0013。JR京都駅から東海道本線石山駅まで新快速で13分。京阪バス約10分乗車「石山寺山門前」停留所下車すぐ。本尊如意輪観世音菩薩特別開扉は12月4日(日)まで。http://www.ishiyamadera.or.jp/

2016年7月 8日 (金)

餅飯殿弁財天まつり 点描

7月6日、7日は餅飯殿弁財天まつり でした。6日夕方、子供みこしと大蛇が、しもみかど商店街、もちいどのセンター街、東向き商店街、近鉄奈良駅行基広場を練り歩きました。その点描です。
スーパーOKestの並びに弁財天、理源大師像などがまつられています。今年も商店街の子どもさんや近隣の子どもさん多数が参加してくれました。
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最初に、しもみかど商店街へ
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Uターンしてもちいどのセンター街へ  
 
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もちいどのセンター街の手作りの大蛇は今年も登場しました。
 
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東向き商店街へ
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東向き商店街の弁財天前でお菓子やジュースをもらって、しばし休憩。
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再びもちいどのセンター街へ
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ごほうびのお菓子をもらって喜ぶ子どもたち。無事お渡り行列は終了しました。
 
 
 

2016年7月 7日 (木)

12日まで 小泉淳作画伯奉納  東大寺本坊ふすま絵展

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東大寺本坊の小泉淳作画伯の筆による、襖絵は毎年桜の時期公開されていましたが、ことしは公開されず残念に思っていましたが、蓮の時期に合わせて、東大寺ミュージアムの地下特別室で展示されるということを知り、拝見してきました。
蓮が12面の襖絵と4枚の襖絵が見事に一覧できました。
40あまりの蓮はそれぞれ違う種類とか。咲きほこったり、つぼみであったり、風にややあおられた蓮があったり、色も白であったり、赤であったり、いろいろでした。
また、
しだれ桜や東大寺本坊の桜の襖絵も展示されていました。
どれも本坊の襖より、近くで拝見できました。
ロビーでは、小泉画伯の制作の様子やインタビューなどのビデオが放映されていて制作の苦労がよくわかりました。
また東大寺ミュージアムでは正倉院宝物から奈良時代の国家珍宝帳から除物され、大仏さまの近くに埋められていた、陽剣と陰剣、そしてその復元されてた剣なども展示されており、有名な日光菩薩、月光菩薩なども拝見できました。
入場料は、襖絵展と東大寺ミュージアムと合わせて1000円でした。会期は12日までだそうです。どうぞこの機会を逃さずお早めにご覧になることをおすすめします。
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道中、氷室神社の池の蓮を拝見してきました。しばらく写真を撮っていると、ザリガニやオタマジャクシも見ることができました。
 
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7月7日ふくろうカフェ もちいどのセンター街にオープン

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7日午後からもちいどのセンター街に、「ふくろうカフェならまち」がオープンです。一足早くご招待いただき拝見して来ました。

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頭と背中は触っても良い、といわれましたが、こちらもこわごわゆえ、ふくろうもすこし怖がっています。

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夜行性ゆえ、眠っているふくろうもいます。じっとしているのでぬいぐるみにも見えましたが、目をあけてすこし動くのでふくろうとわかりました。現在16羽いるそうです。

入場料は1300円ですが、オープン当初は1000円とのこと。カメラはフラッシュをしなければOKとのことでした。

ドリンクは、自動販売機で買うそうです。奈良市餅飯殿町30。TELは0742-23-7578です。






2016年7月 6日 (水)

法華寺へ

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梅雨の晴れ間の日に、法華寺にお参りにいきました。この秋に、海龍王寺、法華寺を案内する下見です。

本堂では、テープによる案内を15分間聞きました。またご住職がお参りをされていました。

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写真家の入江泰吉さんご夫妻が奉納された、會津八一の歌碑です。

ふぢはら の おほき きさき を うつしみ に あひみる ごとく あかき くちびる

いつもの素空氏の解説です。

(藤原の大き后をうつしみに相見るごとく赤き唇)


法華寺 「藤原不比等の娘・光明皇后(聖武天皇皇后)が父の没後旧宅を喜捨して奈良に
建立した総国分尼寺」

十一面観音「皇后を象って作ったと言い伝えられる。豊麗な女性を思わせる榧の木の1本彫刻。平安時代作の国宝。通常は本物と違わぬ模造仏が公開されている」

おほききさき 「光明皇后、この寺の温室(蒸し風呂)で千人の人に施した伝説がある」

うつしみ   「現実に。皇后を目のあたりに見る思いで」

歌意
 藤原時代のあの立派な皇后を実際に目のあたりに相見ますような生き生きとした美しい赤い唇の色であることよ。

 美しい観音に惹かれて友人を誘い再訪した。観音像は人間の姿を模しながら、その豊麗・豊満な姿の中に微妙なバランスで仏を具象している。エロチシズム的表現とも取られるような言葉「赤き唇」で八一は仏の美しさを余すところなく歌い上げた。おおらかでリズミカルな調べのこの歌を作者も愛誦した。

2016年7月 5日 (火)

雨の元興寺塔跡へ

ならまちを歩いていて、雨の元興寺塔跡をはじめて訪れました。いつも通りがかっていても、心がけないとつい行き過ぎてしまっていました。
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塔のあとです。かつて50mほどの高さだったそうです。
 
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啼き燈篭
 
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元興寺は、世界遺産の元興寺極楽坊と元興寺塔跡の二つがありますが、華厳宗 元興寺のパンフレットによるかつての元興寺です。
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2016年7月 4日 (月)

もちいどのセンター街☆夏の催し

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奈良もちいどのセンター街の夏の催しです。(ならどっとFMの広報誌の全面広告から)。
つぎつぎと催しが予定されています。6日夕方には子ども神輿や大蛇などがお渡り行列されます。

その他にも、もちいどの大峰山講ではことしも多数大峰山にお参りに登られます。

そして、春日大社のご造替の年のこの夏、もちいどの通りの春日大社の大宿所境内の大福稲荷神社の社殿も全面改修され朱に塗りなおされる予定です。



2016年7月 3日 (日)

7月のシネマテーク

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7月のならシネマテークは「大統領の料理人」です。

あなたの「美味しい」がくつがえる、心地よい衝撃。

フランスの田舎でこじんまりとしたレストランを経営するオルタンスのもとにある日突然、政府公用車がやって来る。彼女はパリ中心部にある大統領官邸へと招かれ、ミッテラン大統領のプライベートシェフに任命されたのだ。しかしこれまで官邸厨房は男の料理人ばかりで、堅苦しいメニューと規律に縛られていた。そんな中で、彼女が作り出す「美味しい」の本当の意味を追求した料理の数々が、大統領の心をも変えていく。実話を基にした目にも心にも美味しい物語。

7月8,9,10日。奈良女子大学講堂にて。

HPは→http://cinematheque.nara-iff.jp/

2016年7月 2日 (土)

奈良まちなかバル初日 素描 2

小西通りにいくとこちらもやはり七夕飾りが始まっていました。
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1軒目は事前の評判の高かった、小西通り24番、焼肉製作所 神神(かがみ)へ。少し待って座れました。そして途中で気がついて写真に撮りました。そのあともかなり満員で入れない人が多かったそうです。
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そして向かいのアルテ館の2F、 26番、鶏若へ。こちらではみそ味の鳥を焼きました。
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そして高天交差点を西へ。30番こと福゜(ことぷく)へ。焼いたお肉が出てきました。
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3軒お肉が続きました。
そして近鉄奈良駅へ。皆様お世話様です。
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今回のテーマは浴衣。発案された、Hさんにばったり出会いました。帯がきつくて、浴衣は暑くてなかなかたいへんだったようです。
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ここらであっさりした和食を所望して南市えびす通りへ。南市のえびす神社の近くですので、近頃、南市えびす通りという名前がついたようです。
48番、ならやま茶館へ。いろいろな大皿料理から3品バイキングで好きなものを選べました。一緒まわったKさんと二人分の写真です。
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そして、11回連続出場の、49番、京家へ。こちらもたいへんな人気で刺身盛り合わせが売り切れになる盛況ぶりで、代わって特別に、鱧チリが出てきました。ごちそうさまでした。
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5軒達成して、初日終了となりました。

2016年7月 1日 (金)

奈良まちなかバル初日 素描 1

良い天気に恵まれ、7月1日奈良まちなかバルがスタートしました。近鉄奈良駅行基広場へ訪問。ゆかたを着てくると抽選でバルチケット1枚などが当たるそうです。じゃんけん大会もはじまりました。参加のお店のメニューなどが大きな看板でも表示されています。

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東向き商店街では七夕の笹飾りが立ち、多くの人が願い事を書かれています。ハングルや中国語、英語、ドイツ語でも書かれていて、近頃のインバウンドが感じられます。

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もちいどのセンター街では、7月6日7日、弁財天祭りです。

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続く

ならまちなかバル、そしてなつの奈良旅キャンペーン

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7月になりました。7月1日、2日はならまちなかバルです。12時スタート。くわしくは→http://naracity-bal.jimdo.com/

また、なつの奈良旅キャンペーンが7月1日から9月30日まではじまったということです。夏らしいパンフレットです。以下のhpで見ることが出来ます。→http://narashikanko.or.jp/naratabi/

夏の奈良もなかなか良いものです。どうぞお出かけください。

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