4月9日 宝音コンサート
全良雄さんはオーボエ奏者であり、かつて奈良女子大学附属中学高等学校(現、中等教育学校)で音楽を教えられていました。そして30年ほど前、奈良県で初めてにして唯一のプロのオーケストラである奈良フィルハーモニー管弦楽団を創設され、団長を長らく務められました。昨年秋の奈良フィル30周年のコンサートを見届けられた直後の11月4日に65才の若さで亡くなられました。実に惜しい方が亡くなられました。
私ごとながら、「くらしにちょっとクラシック音楽を!の会」(会長、筒井寛昭東大寺別当)で10数年ご一緒でした。いつも温厚で、音楽への広くて深い博識で選曲やコンサートの企画運営をリードしていただきました。130回以上に及ぶほぼ毎月の会合でもご一緒でした。4月9日(日)17時30分開場、18時30分からお別れ会、そして19時から奈良フィル主催のお別れのコンサートがやまと郡山城ホールの大ホールで開かれます。チケットは2000円ということです。
奈良フィルのhpです→http://naraphil.com/
一首献呈。(毎日新聞奈良版、やまと歌壇より)
奈良フィルの団長なりし友逝きぬ「G線上のアリア」響きの悲し
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