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2016年2月29日 (月)

中国西安市の商業視察団の皆さん、もちいどのセンター街へ

中国の西安市と奈良市は姉妹都市です。
古くは長安と呼ばれた時代から奈良とはつながりがあります。
そういうことで、中国西安市の観光村の商業を営む人たち男女34名が、奈良市のもちいどのセンター街に見学に来られました。いただいた立派な手書きの絵地図の表紙です。

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奈良市の東アジア文化都市担当の中国人女性の通訳でスライドを見てもらいながらきらっ都・奈良の研修室で40分ほどお話をさせていただきました。スムーズな通訳でご理解いただいたようです。
最後の質問では日本の飲食店他お客様へのサービスが素晴らしいと聞いているがどういうことを心がけているか?ということでしたので、これはつい最近まで飲食店を営んでいた専務理事のIさんに答えてもらいました。
いわく、いつもお客さまは何をしてもらいたいかということを観察してお客様が要望されるより早く、例えば水が欲しいと思われていたり、暑いと思われていたりすることを察知して対応するようにしていたし、スタッフにも常に言っていたと答えていました。

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そして団長さんから商店街にお土産をいろいろいただきました。


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そして最後は4組ほどに分かれて記念撮影をさせて欲しいと言われましたので写真を皆さんとご一緒に撮ってもらいました。中国の皆さんはスマートフォンをそれぞれお持ちでした。西安市は800万人くらいの大都市です。奈良市と姉妹都市ですがまだ行ったことがありません。一度行きたいものだと思った次第です。

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2016年2月28日 (日)

ショテンガイエイト2016初日1回目公演へ

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27日いよいよ待っていたショウテンガイエイト2016の第1回目公演がありました。
昨年に続いての観劇です。
あらすじはほぼ昨年のシナリオを踏襲していましたが、やはり2016年に見合ったアレンジをされていました。
中でもこの8日間のまちなか歩きツァーをうまく映像で取り入れていました。
まちなか歩きツァーの参加の一般の消費者の、この奈良の町、商店街を歩かれた感想コメントはすばらしいものでした。
また劇中での「奈良の人自身が奈良の良さ(まほろば)を知ることが大切である」というセリフ。
眠りから覚めた1300年前の天平人8名の、現代の奈良のまちの活性化を助けようという努力。
昨年の参加の若いメンバーに加えて今回さらに20代の若い人たちまでこのショウテンガイエイトのイベントに、連日まちなか歩きツァーの案内をされました。それにくわえてその傍ら、今回のショウテンガイエイトの公演の練習にひそかに参加され、みごとな演技を、プロやセミプロ級の演劇の皆さんに混じって演じられたこと。
きらっ都・奈良のスタッフのHさん、 I 君などの素晴らしい演技。
など感動的なことがたくさんありました。

28日の公演は、13時からと17時から2回おこなわれます。(公演時間はおよそ80分でした)

当日も空いていれば入れますからどうぞお出かけ下さい。場所は三条通、ホテルフジタ前あたりの,SIROー三条の地下の白ちゃんハウスです。
事前の電話申し込みは080-4912-2491まで。

写真はフラッシュをしなければOKでした。
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右上、黄色の天平人が I君。
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左上、天平美人のHさん。

フィナーレ、ショウテンガイエイトの決めのポーズ。

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左上、1300年前の天平人。右上、現代の商店街の人たちによるショウテンガイエイト。

画像はクリックすると拡大します。

ショウテンガイエイトのフェースブックです。

https://www.facebook.com/Show-355285891345405/?fref=nf

2016年2月27日 (土)

28日未知奈良アイデアソン!

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28日、上記のような未知奈良アイデアソン!がひらかれます。13時から16時まで、きらっ都・奈良2FのNARAEGGにて参加費無料です。まだ若干参加できるようです。どうぞお申し込みください。

申し込み先、メールでaoyagi@machinara.jp

本文、氏名、年齢、連絡先(電話・メールアドレス)をお知らせくださいとのことです。

2016年2月26日 (金)

27日、28日はいよいよショウテンガイエイトの公演です

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27日(土曜日)

第1回目公演は16時から、第2回公演は20時から

28日(日曜日)

第1回公演は13時から、最終公演は17時からです。

場所は下三条町ー1のSI-RO三条のB1Fの「白ちゃんハウス」です。

入場無料。申込み電話080-4912-2491です。当日は空席があればお申し込みがなくても入れますが、事前電話予約をおすすめします。

あらすじ

1300年の時を超えて現れた8人の天平人たち・・・

現代の奈良を憂い「まほろばの証」を求め彷徨いあるくうちに

迷い込んだそこは、商店街活性化について話し合う若手たちの会議室であった

そんな思いがけない出会いから生まれたチーム「ショウテンガイエイト」

彼らに商店街の良いところ=「まほろばの証」を探して伝えれば、何かが起こる!?

昨年、古都・奈良に旋風を巻き起こした「超時空地域活性化演劇」が帰ってくる!!

2016年2月25日 (木)

キッチンあるるかん

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大阪の友人が朝日新聞の23日付夕刊に、もちいどのセンター街の「あるるかん」が大きく載っているよ、と教えてくれました。
そうです。商店街の会合や知り合いとの食事など良くお世話になっているおすすめのお店です。

わたしは、大仏ステーキはあまりに大きくて食べたことはありませんが、フィレにしてもロースにしてもとてもおいしいステーキのお店です。またスープもいつもなかなか凝っていて感心します。

ご主人ご夫妻とともに、最近、息子さんもよく仕事されているし礼儀正しい好青年です。27才とはじめて知りました。

どうぞお出かけください。

2016年2月24日 (水)

インバウンド接客セミナー

奈良市の中心商店街ではいまショウテンガイエイトが行われると共に、外国人対応の英語などのインバウンド接客セミナーが行われています。22日夜閉店後の20時から、器まつもりの店内で何店かの店の方が集まり臨店研修がありました。

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講師はダシルバさんご夫妻です。ネイティブの発音を聞いてテキストを読みあげました。

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そして、ロールプレイで接客の英語での会話です。
わたしも参加しました。
pleaseやsorryなどを使うこと。
Thank   youにくわえてあと一言have a nice tripなど付け加えることが大切だと言うことを感じました。

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最後に、外国人客対応の3つの心得です。

語学力(こころのこもった接客態度)

多文化理解と受容の大切さ

習うより、慣れろ

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追記

2月27日におこなわれた、奈良発の新たな事業展開を目指すビジネスコンテスト「ビジコン奈良2016」の決勝大会で、ダシルバ久恵さんは551組の中から「奈良の伝統産業を活かした外国人向けのワンストップ型文化体験サービス事業」を発表して最高賞の「知事賞」を受賞したとのことです。

その前の全国大会では「中小企業庁長官賞」を受賞されたそうです。

2016年2月23日 (火)

26日から 漉書展

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2月26日(金)から29日(月)まで漉書展がもちいどのセンター街のギャラリーまつもり(器まつもり2階)でひらかれます。どうぞご高覧ください。入場無料。

2016年2月22日 (月)

ショウテンガイ エイト はじまる

21日からショウテンガイ エイトがはじまりました。事前申込みのあった8つのまち歩きがはじまっています。21日には、ショウテンガイエイトツァーに出会いました。若い男性、女性スタッフの皆さんが黄色いジャンパーを着てがんばってくれています。

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Scimg3010 もちいどの通りにて。

28日まで協力店舗では「8」にちなんだエイト・セールを開催中です。

近鉄奈良駅の行基菩薩広場には、顔抜きパネルも登場。夕方からのビール飲み歩きツァーの待機中の皆さんです。

そして予告編1です。

https://www.youtube.com/watch?v=DXldVIx9eMc&feature=youtu.be

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そして27日、28日は三条通のSIROー三条では、ショーテンガイエイトの演劇が公演されます。入場無料。

どうぞ奈良市の中心商店街にお越しください。

募集 佐保川桜まつり 燈火会

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 (毎日新聞奈良版2月20日より)

桜並木の川沿いをあんどんで彩る「佐保川桜まつり燈火会」が3月26日から4月8日まで奈良市の佐保川で開かれる。
実行委員会(橋本征一代表)は川沿いにつるすあんどんに書くメッセージを募集している。
メッセージのテーマは「変わる」とのことです。3月1日必着。

問い合わせは橋本代表(090・8797.7051)までとのことです。

2016年2月21日 (日)

映像詩 「かすがの煌き」上映会へ

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2月20日、春日大社の感謝・共生の館にて 映像詩 「かすがの煌き」上映会がありました。300席の椅子席は事前に申し込みされた方で満席の盛況でした。最初に、笙演奏と朗読、映像詩「時の雫」が上映され、つづいて座談会「奉納するということ」を井原季子さん、柳井尚美さん、千鳥祐兼権禰宜、司会増田隆さんによって語り合われました。

休憩のあと、映像詩「かすがの煌き」が約90分間上映されました。
春日大社などの1年間の映像、墨あそび人の桃蹊(とうけい、柳井尚美)さんの書道の映像が繰り広げられました。
春日大社の境内である飛火野での書道の様子は素晴らしいものでした。
最後に秋の満月の早朝夜明け前、春日の水が水滴に注がれ、墨をすられました。あたりは真っ暗な本殿の林檎の庭で和ろうそくの灯りのもと、「煌」(きらめき)の字が書かれました。そして神様に奉納されました。素晴らしい映像作家、保山耕一さんの映像が90分間上映されました。

春日の雫が小さな川となり水となり心や大地を潤し、再び蒸発して龍のごとき雲となり雨を降らせ、森に注がれ、1本の木のすべての葉っぱの先まで降り雫となり・・・・という営々たる循環。
その水が墨と出会い、桃蹊さんを通して、書になる。
書として神様に奉納される。

権宮司であった岡本彰夫さんの『神様が持たせてくれた弁当箱』(幻冬舎)から「神様は心のこもったものしか受け取ってくださらない」という言葉が紹介され、また「神様は撮れないけれど神様の気配は撮れるだろう」というお言葉からこの映画は始まったそうです。
ともかく素晴らしい映像詩です。わたしにはうまく言葉で報告することができません。

3月20日から26日までの東京・新宿での墨あそび人の桃蹊さんの個展でも上映されるそうです。3月1日奈良の氷室神社のひむろしらゆきサロンでも上映されるそうです。

また、奈良でも再び上映されることを期待したいと思います。そして世界でも上映されることを期待したいと思います。

プログラムでも紹介されていますが、この上映会には撮影チームや多くの人々のご協力で出来たそうです。こういう素晴らしい上映会に参加できたことを感謝したいと思います。そして、アフタートークで語られた、映像作家の保山さんのお病気(末期ガンとのこと)が治られ、さらに、365という奈良の映像を作り続けていただきたいと思います。

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左、映像作家の保山耕一さん、右、墨あそび人の桃蹊(とうけい、柳井尚美)さん

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春日大社様ありがとうございました。
スタッフの皆様お世話様でした。ありがとうございました。







 

「近世の奈良町と奈良奉行所」

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今年の奈良まほろばソムリエ検定の2級の問題に、奈良奉行所の場所は現在のどの施設か、という問題が出ていました。案外知られていないのかもしれませんが、正解は奈良女子大学です。

ところで、きたまち大学校では3月6日(日)午後1時30分から3時半まで、「近世の奈良町と奈良奉行所」というテーマで。氷室神社文化興隆財団代表理事の大友守友先生の講演があるそうです。奈良女子大学S棟の300人入れる教室にて。資料代100円とのことです。

2016年2月20日 (土)

もちいどのセンター街 防火訓練

天橋立へのもちいどのセンター街のことを書いて、書き忘れを思い出しました。

秋には地域の椿井地区の防災訓練がありました。

そして、1月19日、ちょうど119番ということで、もちいどのセンター街では朝9時からもちいどの駐車場で防火訓練を行いました。
午前9時商店街のアーケードの非常サイレンを鳴らして(普通なかなかテストができません)、それぞれのお店から集合しました。
私も自衛消防隊の頃に作ったはっぴとヘルメットをかぶって参加しました。

消防団長をされた防災の大島商会の旧知のOさんの指導を受けました。

まず「消防署への連絡。避難誘導。初期消火」の3つが大切だということでした。

寒い朝でしたが、皆で消火器の使い方の練習をしました。いざということがないように、日々火の元に気をつけたいものです。

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2016年2月19日 (金)

天橋立カニ旅行へ

奈良もちいどのセンター街の現在のアーケードは出来上がって20年になりました。
昭和30年に完成した奈良県下の最初のアーケードが老朽化しましたので当時厳しい時代でしたが、平成8年、魚谷芳次理事長のリードで建設したのでした。
国や奈良市の補助を受けながら、商店街の負担の1億円あまりは国の高度化資金を借りての建設でした。
高度化資金は5年据え置きの15年返済ということでしたが、この2月無事完済することができました。
その間LED照明にしたり、防犯カメラの設置、天井カーボネイトの張替え、アーケードの塗装補修などを加えてメンテナンスをしっかり行い今も出来上がったとき以上の美観を整えています。
 

ともあれ、国の高度化資金の返済を無事完済することをお祝いし、またこの10年間に新しく商店街に迎え入れた人たちや今までの商店街の人たちの交流をはかって、親睦旅行に行こうではないかということになりました。
ちょうど京都縦貫道もできたということで、バスでカニを食べに行くバス旅行を企画しました。
60人以上集まりましたので奈良交通のバスを2台連ねてとても良い天気にも恵まれ、京都府の北の天橋立にいってきました。

奈良を朝8時40分出発、木津から京都田辺西を経由一部下の道を走り高速道路を乗りついで、京都縦貫道で舞鶴に降りて、天橋立には2時間半で無事到着しました。とても便利になりました。早速ホテルの庭で参加者全員の記念撮影です。

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2月の半ばながら、この日はほんとうに晴天に恵まれ、春の陽気でした。皆さんの日ごろの心がけのおかげではないかと思います。ホテルの温泉や足湯を楽しんだり散策を楽しむことができました。

わたしは、文殊さまをお参りにいきました。

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そのあと、皆さんと一緒にカニをおいしくいただきました。きらっ都・奈良の1階の帽子のお店の小阪仁志さんがうまくレポートをしてくれています(写真も拝借)

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今日は、餅飯殿商店街の天橋立カニツアーに参加させていただきました。
大型観光バス2台で・・天気も快晴、カニも超旨かったです。バスに乗るのも、一日仕事なしでゆっくりできたのもほんと久しぶりでした。このカニツアーはとても意味のある企画で、餅飯殿商店街全体を雨から守るアーケードを作ったお金、総額5億円強、国と市の補助金を差し引いた1億円強をこの餅飯殿商店街が15年かけて今月で祝!完済の記念として、松森理事長はじめ魚谷さん、岩田さん他理事の方々が中心になって企画されたものでした。現地でスピーチを聞いて初めてそれを知り、とても感慨深い気持ちになりました。新参者にもかかわらず、このような記念すべきツアーに参加でき楽しく過ごさせていただき光栄でした。借金完済でこの餅飯殿商店街も新しいステージに入りそうです。今後は2年に一回の開催も・・とのお話あり。

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帰りは市場やワイナリー、道の駅などに立ち寄ったりして無事夕方奈良に帰り着きました。参加の皆様にもたいへん好評でした。

日ごろ、おなじ商店街がおりながらも、顔をはじめて合わせる方もおられますのでたいへん良い親睦旅行になりました。また英気を養ってがんばりたいと思います。

2016年2月18日 (木)

3月26日東アジア文化都市2016オープニング

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(クリックすると拡大します)

3月26日(土)に東大寺でひらかれる東アジア文化都市2016オープニングの受付が始まっています。

4時からシンポジウム(東大寺金鐘ホール)一般公募200名

6時半から式典とオープニングステージが東大寺大仏殿院内一般公募1000名。

申込締め切りは2月29日ということです。

公式hpは→http://culturecity-nara.com

2016年2月17日 (水)

祈りの回廊2016年春夏版

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【祈りの回廊パンフレット2016年】春夏版を発行!
奈良県内の社寺情報をご紹介する「祈りの回廊」2016年春夏版が発行されました!
特集記事など他では得られない情報も満載です。

(奈良市観光案内所などで配布されています。無料)

宮大工の仕事~伝統技術を後世に伝える~

奈良に伝わる不思議譚

唐招提寺、西大寺、室生寺、長弓寺円生院の僧侶の話

各社寺の特別公開などの案内

などが載っています。

パンフレットは以下のHPでパソコンからも見ることができます。

http://www3.pref.nara.jp/miryoku/megurunara/inori/pamphlet/

2016年2月16日 (火)

3月6日奈良フィル38回定期演奏会

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オーケストラの創設者であり団長であった全良雄さんが11月4日に亡くなられた奈良フィルハーモニー管弦楽団ですが、指揮に松井慶太さん、ピアニストに中井誠さんを迎えて第38回の定期演奏会を開かれます。曲目はブラームスのピアノ協奏曲第2番、R.シューマンの交響曲第3番「ライン」ということです。

3月6日(日曜日)13時開場、13時30分開演です。

奈良フィルのHPです→http://naraphil.com/

2016年2月15日 (月)

瑠璃絵最終日そして奈良公園136年誕生日スナップ

1週間は瞬く間に過ぎ、14日は最終日。ちょうど気温も10度を越してわりあい温かく夕方6時半ごろから奈良公園へ出かけました。

興福寺境内

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奈良国立博物館へ

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そして春日野園地へ

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東大寺大仏様へ
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若草山から奈良公園136才お誕生日お祝いの花火が打ち上げられました。

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2016年2月14日 (日)

3月6日講演会「ひきこもっている君へ」

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斎藤 環氏の講演会「ひきこもっている君へ」が奈良県文化会館小ホール(定員220人)で3月6日(日曜日)13時から15時ひらかれるそうです。申込み不要。資料代500円。

先日聞いたのですが、奈良県ではひきこもっている人が8300人おられるそうです。人口比率で行くと日本でも高い県ということを聞きました。
ひきこもっている人への支援の活動も以下のように力をいれられているそうです。人生相談所が昨年秋から開設されたそうです。ただそこに行かれるまでに至った人はまだ少ないそうです。以下のHPをご覧くださいとのことです。→
http://nara-soudan.jp/

2016年2月13日 (土)

美ビット見て歩き 私の美術ノート *37 川嶌一穂さん

いつも楽しみにしている、大阪芸術大学短期大学部教授の川嶌一穂さんの美ビット見て歩き 私の美術ノート *37 が、奈良新聞に掲載されましたので紹介します。
今月は、東大寺お水取りです。
近頃、練行衆に戒を授けられる和上として筒井寛昭東大寺別当が30回目の参篭されることになったと報じられています。
 

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美ビット見て歩き 私の美術ノート *37 川嶌一穂

 

東大寺二月堂お水取り

 

写真=お水取りを待つ閼伽井屋の屋根の鵜=著者撮影

 

 幼いころは父の肩車で、少し大きくなってからは親の手にしっかり捕まって、学生時代はデートで、毎年のようにお水取りのお松明(たいまつ)に出かけた。
 夕暮れ時、人混みの中で寒さを我慢して待っていると、いよいよ大きな松明が登廊を上がってゆく。二月堂の舞台に到着すると、担ぎ手は松明を欄干に預けてから、ぐいと押し出す。火の粉が舞い落ちると、下の群衆からどうと歓声があがる。大松明がしなりながら、回廊を威勢よく走り抜けて、炎と煙と、パチパチと生の杉の葉の爆ぜる音が五感に響く。火の粉を浴び、燃えさしを頂いて帰ると、一年間息災にすごせると信じられている。
 知りあいのお坊様が参籠の年は、父がお見舞いに行き、すべてがすむと、牛玉(ごおう)の札と壇供(だんく・お供えの餅)のお下がりを戴いた。母が餅の厚いカビをていねいに削って、小さく割って油で揚げてくれたのも懐かしい思い出だ。体格のいい方だが、いつもごそっと痩せて戻られた。
もうお松明に行かなくなって久しいが、最近はよく2月の昼間に足を運ぶ。どこかお水取りを控えた華やぎが感じられて楽しい。
 先日も、大仏殿北側の道をたどって、二月堂界隈を歩いた。松明こそまだなかったが、立てかける木組みはできていた。登廊の入口にある鬼子母神には、いつも欠かさずお参りするが、じつはこのお堂が、お水取りの参籠所と食堂(じきどう)である。鬼子母神の前のザクロの木も、今はすっかり葉を落としている。四月堂の基壇から遠望する開山堂の名椿・糊こぼしも満開だった。
 お腹がすくと、二月堂の辰巳(東南)にある龍美堂さんで、夏はわらび餅、今ならぜんざいを食べる。中にでんと構える茶釜に「寛政六年」と刻まれているのも、奈良の街の奥深さだろう。
 写真は、後方が二月堂、真ん中はすっかり大きくなった良弁杉。その右が興成(こうじょう)神社で、東大寺の地主神。左手前が若狭井のある閼伽井屋(あかいや)で、屋根の上に鵜がいる。黒白二羽の鵜が岩から飛び出した後に甘泉が湧き出たという故事による(現在、奈良国立博物館で開催中の「お水取り」展に出品されている『二月堂縁起』(室町時代)に、その場面が色彩豊かに描かれている。3月14日まで)。
 終るとようやく奈良に春が来ると親しまれているお水取りは正式には「修二会(しゅにえ)」といい、奈良時代からじつに千二百六十年以上、一度も絶えることなく行われている。3月12日深夜に若狭井から香水(こうずい)を汲む行事がそのハイライトで、お水取りと呼ばれる由縁である。
 1月休載で、今回が今年の第1回。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 
 
=次回は3月11日付(第2金曜日掲載)=
・ ・・・・・・・・・・・・・・・
かわしま・かずほ
大阪芸術大学短期大学部教授。
メモ 奈良東大寺二月堂修二会お松明 3月1日から11日までと13日は、午後7時から。12日は、7時半から(入場規制あり)。14日は、6時半から。

http://www.todaiji.or.jp/contents/function/02-03syunie1.htmlより。

2016年2月12日 (金)

3月8日インバウンドセミナー、きらっ都・奈良にて開催

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奈良でもインバウンドの影響がありますが、まだ対応が追いついていないようです。3月8日(火曜日)13時30分から16時30分まで、もちいどのセンター街にあるきらっ都・奈良の3階研修室で上記のような「インバウンド」と「越境ビジネス」と「コミュニティ」のセミナーが、独立行政法人 中小企業基盤整備機構の主催で行われます。無料です。

e-commerce@smrj.go.jp

あてに貴社名、参加者氏名、TEL,EMAILアドレスをお送りくださいとのことです。お早めにどうぞ。

2016年2月11日 (木)

古赤膚焼 茶道具名品展

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2月27日まで、阿字万字町(あぜまめちょう)のなら工藝館では、古赤膚焼 茶道具名品展~木漏れ日庵 辻井由紀子コレクション~がひらかれていますので、拝見してきました。江戸末期から明治初頭に活躍した陶芸家 赤膚焼の中興の祖と呼ばれる名工「奥田木白」の貴重な作品35点を中心に全57点が展示されています。入場無料。月曜休館。

HPです→http://azemame.web.fc2.com/

2016年2月10日 (水)

2月のならシネマテーク

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2月のならシネマテークは、2月12日13日14日、奈良女子大学講堂にて。入場料500円。

未来を作る食べものドキュメンタリー

3人の子の父親で、環境活動家でもあるジェレミー・サイファートは、種に興味のある長男の影響もあり、GMOこと遺伝子組み換え生物に関心を寄せる。日本と違い、アメリカではGM食品の表示が義務づけられていないため、その実態はよくわかっていない。彼は遺伝子組み換え食品の謎を解くべく、さまざまな場所へと取材に出向く。

遺伝子組み換え市場シェア90%のモンサント本社や、ノルウェーにある種を保管する"種子銀行"の巨大な冷凍貯蔵庫、GM食品の長期給餌の実験を行ったフランスのセラリーニ教授など、世界各国への取材を重ねるうちに、徐々に明るみになっていく食産業の実態にジェレミーは言葉を失う。

本作は、遺伝子組み換え食品の真実を追うドキュメンタリーでありながら、『どんな食べものを、家族で選択していくのか』という答えをみつけるまでの、家族の成長物語だ。GMOをめぐる、オー・マイ・ゴッド(Oh! My God)なロード・ムービー。この旅の最後に、ジェレミーの家族は何を選択していくのだろうか。

HPは→http://cinematheque.nara-iff.jp/2016/02/

2016年2月 9日 (火)

奈良インターカルチャーからのご案内

奈良インターカルチャーからのご案内を紹介します。

 

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十一面観音悔過法要 『お水取り』 (奈良市)

 

関西に「春を告げる行事」としてしたしまれている東大寺・二月堂修二会(お松明)。例年31日から始まる本行に向け、前行にあたる試別火(ころべっか)が220日より始まります。続く総別火と共に、俗世間との火を別けて行われるこれらの『行』は、31日より始まる『本行』に向けての様々な意味での準備の『行』です。行中「清浄」を礎にした様々な約束事は先人の国家安泰を願う強い思いで満ち溢れています。

 

今年1265回目となる年月受け継がれてきた勤行。練行衆が松明に導かれ上堂されると静けさが戻る二月堂、修二会の行はその張り詰めた空気の中夜遅くまで、日によっては明け方まで続きます。古くから大切に守られてきた行事作法,その「変わる事のない」行法と人々の十一面観音さまへの思いに、心を重ねてみて下さい。

 

開催日時 

3月1日(火)午後3時~お松明終了時(7時30分頃) 

311日(金)午後3時~お松明終了時(7時30分頃) 

開始時間は、3時です。お間違いのなき様ご注意ください。

 修二会の行事は、伝えられてきた作法時刻に沿って、日々それぞれの勤行が行われます。

お松明終了後、男性は、東大寺様より内陣入堂の許可を頂きます。女性の方は、「局(つぼね)」にて勤行を拝聴頂けます。

 集合 二月堂・北参籠所(二月堂北側階段上がって左奥)

2時50分には、受付けを終了致したくご協力願います。

 

講師 坂東俊彦 (東大寺史研究所 研究員)

 

参加費 3,000円(精進の御弁当代を含みます。)

 

定員   80名 (先着順)

お申込み ご希望の日程・お名前・男女別・ご連絡先電話を下記までお知らせください。 

堂内に暖房の設備はありません。防寒には十分にご留意の上お出かけください。 

お願い   キャンセルの連絡は前日までにお願いいたします。又遅刻の場合は必ず下記までご連絡ください。 

奈良インターカルチャー TEL 080-1442-0851(西垣) FAX 専用 0745-31-1755

担当 西垣・佐野 E-mail sumss@nifty.com

2016年2月 8日 (月)

なら瑠璃絵・奈良公園バースデー

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なら瑠璃会が2月8日から14日まで開かれます。
奈良公園一帯で18時から21時まで。
右上は、冬七夕、裏面に願いを書きましょうという椿の切抜きです。

奈良公園は興福寺などが廃仏毀釈で荒れていたころ、公園として明治13年に開園されたということです。

が、奈良公園のバースデーが2月14日ということは存じませんでした。

「わが奈良公園は明治13年(1880)2月14日、太政官(当時の政府)の内務卿伊藤博文の開設認可によって誕生した」(昭和57年奈良県発行「奈良公園史」より)

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ことしは136年。この絵地図には荒池や鷺池はまだ描かれていません。お寺の塔頭が描かれています。
なら瑠璃絵の最終日、14日には冬の花火も打ち上げられるそうです。

奈良公園バースデー花火・ライブ(観覧無料) 

2015年2月14日は奈良公園の136回目のお誕生日!みんなで祝おう!(荒天中止時、順延なし)
【日付】2016年2月14日(日)19:30~
【時間】(ライブは19:00~19:30)※荒天中止時、順延なし
【場所】春日野園地

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奈良公園のバースデーを教えてくれた同級生のOさんからのメールです。

「皆さん、表題の花火って知ってますか?瑠璃絵の最終日2月14日が奈良公園の開園記念日に当たり「バースデー花火」が打ち上げられます。
動画の扱いを少し勉強したので、昨年の135周年記念花火を編集してみました。 浮雲園地で手持ちカメラで撮ったものなので結構迫力があります。
山焼き花火の時の要領でご覧ください。
https://plus.google.com/u/0/100339270020150638145/posts

花火揚げ奈良公園の誕生日明治にできて百三十六歳(新アララギ)

2016年2月 7日 (日)

なら記紀・万葉  日本書紀ことはじめ編

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なら記紀・万葉  新しい名所図会、「日本書紀」の舞台、奈良を巡る 日本書紀ことはじめ編がこのほど出版されました。
早速近鉄奈良駅の観光案内所でもらいました。

古事記に比べてなじみが少なく、すこし古事記と異なっている箇所もあるという日本書紀ですが、なかなかわかりやすく書かれています。

EBOOKでも読むことができます→http://www3.pref.nara.jp/miryoku/narakikimanyo/manabu/meisyo/

日本書紀→ http://www.pref.nara.jp/miryoku/zue_nihonshoki/

2016年2月 6日 (土)

冬の東大寺とお水取り展  奈良市写真美術館

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2月6日から3月27日まで、高畑町の奈良市写真美術館では、入江泰吉さんの「東大寺とお水取り」展がひらかれます。

入江さんは長年にわたり、修二会を撮り続けられていて、お水取りの写真集も出版されています。

HPです→http://irietaikichi.jp/

この機会に水門町の公開されている入江旧居見学もおすすめです。→http://kyukyo.irietaikichi.jp/

2016年2月 5日 (金)

ことしも奈良市では ショウテンガイエイト

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2月27-28日にことしもショウテンガイエイトがひらかれます。「商店街+演劇」です。奈良市中心市街地8つの商店街の若手の皆さんとナライブの演劇の皆さんの活躍を期待したいと思います。

そしてことしは21日から26日までチラシのような8つのまち歩きが開催されます。参加費無料。

申し込みはshowtengai8@yahoo.co.jp

検索→ショウテンガイエイト

2016年2月 4日 (木)

8日若草山焼き、焼き直し

2月8日、朝の9時30分から午後4じごろまで、昼間に焼き直しをされると県から発表があったと奈良新聞は伝えています。入山は禁止とのことです。その日からちょうど、なら瑠璃絵もはじまります。

奈良ファン倶楽部2016会員募集

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画像をクリックすると拡大します。

いろいろお得な奈良ファン倶楽部2016が会員募集されています。ことし4月からいろいろな講座を予定されています。
HPです→
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/pages/fanclub/index.html

すでにご参加の姫路市のやいちさんからおすすめのコメントが届きました。

私は、「解説付き特別拝観」に参加するために会員になっています。佐野純子さん(奈良インターカルチャー)の人脈で、普通には見られないところを拝観できます。
 平成27年度では、當麻寺奥之院(吉岡幸雄氏)、御所市の九品寺、唐招提寺奥之院が特に良かったです。平成28年度では、川西町の富貴寺、天川村の達磨堂、山添村の神波多神社「天王祭り」が楽しみです。
  皆さんにも、ぜひ加入をお勧めします。

 

 

2016年2月 3日 (水)

「悔過懺悔(けかさんげ)の祈り」展

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写真家の野本さんの写真展の案内が届きましたので早速拝見して来ました。ちょうど野本さんも会場におられましたのでお話もうかがうことができました。(入場無料)

おかげさまで、クロネコならTABIセンターでの西村幸祐さまの切り絵とのコラボ展を2年間にわたり10回させていただきました。
この間に多くの方にご高覧賜り、またご感想などいただき励みにさせていただきました。

今回、私一人の写真展とさせていただくことになりました。
時節柄、修二会をテーマに「悔過懺悔(けかさんげ)の祈り」と題して展示いたします。

ご存知かと思いますが、
修二会はいくつかの寺院で行われていますが、その法会の特徴から奈良のお寺では
東大寺ーお水取り
薬師寺ー花会式
新薬師寺ーおたいまつ
長谷寺ーだだおし
の名で親しまれています。
今回はそれらの会式の中から抜粋して展示させていただきます。

奈良方面へお出かけの折にでもご覧いただければ幸いです。

内容は添付の通りでございます。

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野本 暉房
Terufusa Nomoto

hpでもいろいろな作品を拝見できます。→http://www.lint.ne.jp/nomoto/

2016年2月 2日 (火)

お水取り展 奈良国立博物館

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東大寺修二会に先立って、2月6日から奈良国立博物館では「お水取り」展がひらかれます。

お水取りは東大寺二月堂でおこなわれる仏教行事で、正式には修二会(しゅにえ)と言います。行事の目的は、仏の前で罪過を懺悔すること(悔過(けか))。現在3月1日から14日間にわたっておこなわれる本行では、心身を清めた僧(練行衆(れんぎょうしゅう))が十一面観音の前で宝号を唱え、荒行によって懺悔し、あわせて天下安穏などを祈願します。
 お水取り(修二会)は、天平勝宝4年(752)に東大寺の実忠和尚(じっちゅうかしょう)が初めて十一面悔過を執行して以来、一度も絶えることなく不退の行法として約1260年にわたって実施され続けてきました。そこには東大寺が歩んできた長い歴史が刻み込まれています。
 
本展は、毎年、東大寺でお水取りがおこなわれるこの時季にあわせて開催する恒例の企画です。実際に法会で用いられた法具や、歴史と伝統を伝える絵画、古文書、出土品などを展示します。お水取り(修二会)への理解が深まる一助となれば幸いです。

 

HPは→お水取り展

2016年2月 1日 (月)

東アジア文化都市2016奈良市

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ことしは奈良市と
中国寧波市と
韓国済州特別自治道で、
東アジア文化都市2016がおこなわれるということです。先日その概要を発表される会がひらかれました。

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3月26日には上記チラシのように、東大寺でシンポジウムや式典・オープニングステージがひらかれるということです。

 

テーマは「古都奈良から多様性のアジアへ」

 

基幹事業として、「舞台芸術」「美術」「食」を切り口にさまざまなプログラムを実施。


また交流事業として、伝統芸能や、音楽、学術研究といった複合的プログラムによる文化交流を展開。


連携事業として、文化的ポテンシャルの高い既存事業や博物館・美術館などの企画展、伝統行事との連携。

 

コア期間は9月3日から10月23日まで:「古都祝奈良(ことほぐなら)ーー時空を超えたアートの祭典」が奈良市内あちこちでひらかれるとのことです。

たとえば東大寺鏡池には13メートルの木造船が公開制作されたり、国際映画祭があったり、万葉オペラなどが行われます。

 

奈良市のHPです→http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1432770325729/index.html

 

以下は先日行われた企画発表会のチラシです。(画像はクリックすると拡大します)

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