滋賀県大津市の商店街へ 2
彦根駅から再びJRの快速に乗って40分あまり、滋賀県の県庁所在地の大津市を訪ねました。ちょうど10月10日ー11日の大津祭りの直前でした。
JR大津駅には、株式会社まちづくり大津の取締役事務長さんに出迎えていただきました。そしてりっぱな「大津百町 まち遺産マップ」をいただき、マップを片手に出発。
駅前には20階建てくらいのりっぱなマンションが建っていていま駅前整備中とのことでした。JR大津駅から北へ琵琶湖の方に下り坂です。大津市は中心市街地活性化基本計画の第2期が認定されて実施されています。
途中、旧東海道を横切りました。
左折して丸屋町商店街からアーケードです。大津市曳山展示館に案内いただきました。中には実際の大きさの曳山の模型が展示してあり、からくり人形も動いていました。お祭りのビデオも放映されていて館内お祭りムードで盛り上がっていました。11日には13台の曳山がまちなかを曳かれるそうです。まちの人とボランティアの人も多いそうです。
当方のひとりのメンバーが、地元商店街の方に「奈良から来たのなら、奈良のもちいどの商店街は前から行っているけれどこちらと同じように一時落ち込んでいたのに、なぜあれから再び持ち直しにぎやかになったのか?」と尋ねられとのことです。「もとパチンコ店を商店街が買って起業家のための小さな店をつくって貸し出した起業家施設をつくったことからです。また彼らが独立するようになってから、さらに活性化した」と答えたということです。
またある地元の理事長さんは「あと2,3年してからもう一度来てください。きっとにぎやかになっていますから」とのことでした。どうかがんばっていただきたいと思います。
そのあと、旧大津公会堂にいきました。こちらを改装されて、まちづくり大津は2階に入居されています。そこで取締役事務長さんや大津市の都市再生化課長さんから1時間あまりいろいろお話をうかがい、意見交換しました。奈良市のことも良くご存知でした。旧大津公会堂前にて事務長さんを中心に記念撮影です。
そのあと、地下のグリルでおいしい近江牛のフレンチを皆で食べながら、反省会を行ないました。ちょうど大津にきておられた、旧知のまちづくり守山の若いマネージャーとも合流できてひさしぶり情報交換もできました。
そして無事日帰りの彦根市、大津市訪問を終え帰途に着きました。
本日はかなり歩いたので携帯の歩数計をみると、なんと17500歩歩いていました。
奈良市から大津市はおよそ車でも電車でも1時間あまりで、とくに車や観光バスでよく来ています。小学校の頃から琵琶湖の船に乗りに来たりや湖岸での水泳にも来ています。その後も何度も大津市に来ています。
しかしながら、JR大津駅から歩いて商店街を歩くということは私を含めて皆さんあまりなかったようです。
大津市は昔から東海道や北国街道があり、古くからの歴史がある町です。
まちづくりもやはり文化と歴史を磨いていこうという方針のようでした。
また近くにいながら、大津祭りというりっぱな庶民が作りあげたといわれる曳山のある祭りが商業者や奉仕する人によってにぎやかに行なわれていることも存じませんでした。
彦根市や大津市の商店街や中心市街地のますますのご発展を祈念する次第です。(おしまい)
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