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2015年9月20日 (日)

うどんルーツサミット&奈良食文化祭へ

19日うまく時間がとれましたので、予約を入れていた、うどんルーツサミットにいってきました。

最初に基調講演として、奈良県在住の伝承料理研究家 奥村彪生先生から「日本の麺のルーツを探る」の話を聞きました。中国の麺類から日本の麺類のお話を20枚ほどのスライドを使って40分ほどくわしくお話されました。そのうちの何枚かのスライドをアップします。(画像はクリックすると拡大します)

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左上は東大寺の転害門で出た石臼。

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最後は、うどんの表記は右上のようにたくさんある。鎌倉末期ごろ、京都の禅寺で誕生したと考えられる、という話でした。

「中国では麺を冷やしては食べない、日本では冷やしても食べる、なぜか?日本にはきれいな水があるからだ。」

「食は時代に合わなかったら、消えていき伝わらない。作る人はそのあたりを大切にしてもらいたい」

「香川県のうどんのように、奈良でも食を大切にしてもらいたい」

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そのあと、春日大社の花山院宮司さんの「春日大社とはくたくうどん」のお話が30分ほどありました。

能舞台の松も、埒が明かないの埒も、馬の走り比べも春日大社がはじまりのものが実に多い。永島福太郎先生は以前から、春日大社のうどんのことを言っておられた。このほど、奈良の食文化研究会の方により、「はくたくうどん」が再現された。南に柿の葉寿司、中和に三輪素麺、そして奈良県の北にもおいしいものを作り出して地元の人にも遠くからの人たちにも味わってもらいたい。

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そして古文書も見せていただきました。

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天皇(あるいは関白)が春日大社に来られたときの絵と配置図。

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左上の写真には、漢字で「はくたく女」と書かれている。

そして最後に、この日試食としていただいた「春日はくたくうどん」です。
そしてなら100年会館前広場でのなら食文化祭の様子です。(食文化祭は23日まで、10時から18時開かれています)


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