日本100名山 大台ケ原へ
深田久弥さんの日本100名山のひとつ、奈良県と三重県の県境の大台ケ原にいってきました。実は、昭和39年7月、高校の夏休みに学年の150名くらいで大台ケ原に1泊2日のキャンプにいった思い出の地です。そのころに大台ケ原までバスで行くことができるようになったようで、男子はテントを張り、女子は大杉教会で泊めてもらったのですが、夜中の大雨と風で男子も大杉教会に避難した記憶があります。その後20年ほど前、家族でも川上村の杉の湯に泊まり大台ケ原に行ったことがありますが、実に久しぶりのところでした。
中学高校の同級生らと前から計画していたのですが昨年は台風で急遽中止になり、ことしこそと奈良まほろばソムリエである I 君や1級のM君らが計画してくれたものです。
この日は友人15名が参加、朝7時30分に奈良を20人乗り貸し切りバスで出発、天理ー桜井ー談山神社近くの鹿路トンネルを抜けてー吉野川ー川上村、杉の湯ー上北山村ー大台ケ原に3時間で到着しました。
やや曇りながら上々の天気です。下界より10度くらい温度は低く26度くらいということでさわやかな風が吹いていました。
まず大台ビジターセンター(標高1570m)で地図を買い求め、10時30分出発、駐車場から東大台ルートを歩きました。小1時間ほど歩いて最後急な階段を登り、一番高い日出ケ岳に登頂できました(標高1695m)。

そのあと途中の展望台でみんなでお弁当を食べて、つぎは正木峠、正木ケ原、牛石ヶ原を歩きました。


かなり雲が出てきました。そしていよいよ「大蛇嵓(ぐら)」へ。柵があってもこの先は800メートルの崖ということでとても怖そうなところでした。

すこし小雨が降ってきましたので急な下りや上りのあるシオカラ吊橋ルートをとらず、尾鷲辻から中道を通る比較的平坦な道で一路大台ビジターセンターに向いました。中道は整備され歩きやすく、森の中の雰囲気でまたいろいろなコケも生えていました。
小雨模様で雨具を着ましたが最後は雷が聞こえ大雨となり傘もさして、少し濡れながらようやくビジターセンターへ戻りました。ちょうど予定の時間の4時間ほどで、2時40分くらいでした。やがて土砂降りとなりました。そして温度計を見ると20度まで下がっていました。大台ケ原の大雨のすさまじさの片鱗にふれることになりました。

雨に濡れながらもそれぞれのルートを通って全員無事駐車場に帰り着きました。雷にも会い豪雨地帯の大台ケ原を体感することになりました。そして同じ道を通ってバスで3時間無事奈良市まで帰りました。
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