奈良国立博物館「白鳳特別展」へ
18日からはじまっている奈良国立博物館の白鳳特別展は奈良まほろばソムリエの会の友人などからの評判も上々ですので、2日目早速いってきました。
飛鳥と天平の間の「白鳳」は、断片的にたとえば薬師寺の月光菩薩などでよく言われて知識としては知っていましたが、今回集められた、白鳳時代の仏像、仏具、工芸、経典、瓦、絵、などを見始めるとたいへんな数でありすばらしいものでした。音声ガイドを借りて聞きながら3時間近く拝観しました。
知っているお寺でも、法隆寺、興福寺、大安寺、薬師寺、山田寺、当麻寺、長谷寺、新薬師寺、法輪寺、般若寺、海龍王寺、川原寺などたくさん出品されています。また京都、大阪、滋賀、三重、和歌山、東京、山陰の島根や鳥取、九州の大分など各地から集められています。
東京国立博物館の法隆寺館で何度か見て素晴らしいと思った仏像や仏具、幡などもたくさん展示されていました。
薬師寺で拝見した東塔の水煙、月光菩薩像、聖観音菩薩立像も展示されていました。
白鳳時代の特徴を、法隆寺の金堂の壁画とかほかのお寺の仏像、韓国慶州の仏像などとあわせて展示されているなど工夫されていました。
伝橘夫人念持仏の阿弥陀三尊仏は、仏様と後屏と厨子がそれぞれに展示されていて法隆寺では見えにくかった細部までよく拝観できました。
またなら燈花会(8月5日から14日)期間中は夜7時まで開館ということです。会期は9月23日までですが、時間の余裕をしっかりとって、お早めに拝観に行かれることをおすすめします。
また向いの氷室神社ではひむろしらゆき祭の2日目のはじまり前でしたがたいへんな人が並んでおられました。主催者の皆さんに表敬訪問して雰囲気だけ拝見してきました。
午後1時からのスタートですが朝10時30分頃すでにたくさん並んでおられました。
販売コーナーでは皆さん準備中でした。
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