若冲と蕪村展
伊藤若冲は有名で以前から知っていましたが、蕪村は俳句の蕪村しか知りませんでした。それでどの蕪村なのかなと思っていると、俳人の与謝蕪村ということです。
19日のNHKのEテレビの日曜美術館でも「蕪村と西洋絵画」、すなわち蕪村の俳句からどのような西洋絵画が浮かぶかということで取り上げられていました。
番組でも、滋賀県甲賀市信楽町のミホミュージアムで若冲と蕪村展のことが案内されていました。
出かけた友人の評価も良かったので、奈良から緑の美しい和束などを通って車で1時間半ほどドライブしてひさしぶりにミホミュージアムへ出かけてきました。
300年前同じ年に生まれたふたりを対比させながらの展示でした。蕪村の絵ははじめて見ましたが素晴らしいものでした。
ふたりは京都で900メートルという近いところで住んでいて直接の文書の交流は残っていないが、ふたりは影響しあっておたがいを意識し合っていたのではないかと解説されていました。
若冲の有名な、白象とくじらの屏風も見ることができました。
蕪村のすばらしい絵の数々を見ることができました。
展覧会は8月30日まで。ミホミュージアムのhpです→http://www.miho.or.jp/
ミホミュージアムへのアクセスは→http://www.miho.or.jp/japanese/inform/access.htm
(追記)
緑濃き和束を走りて信楽へ連なる茶山車窓に清し(毎日やまと歌壇)
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