7月4日NHK「ブラタモリ」奈良2回目です。そして1回目のメモ。
7月4日(土曜日)午後7時30分NHK総合テレビ「ブラタモリ」奈良の2回目です。
ところで6月27日(28日再放送)の「ブラタモリ」、奈良の第1回目は興味深いものでした。以下は当方のメモです。

上記、最初は、平城宮跡の朱雀門あたり。奈良文化財研究所の馬場基さんの説明がありました。平城宮跡から東大寺大仏殿が見える。奈良は段差!!というのがテーマでした。

そして左下、場面は変わって、近鉄奈良駅あたりに。東向き商店街は興福寺境内が東にあったので、お尻を向けて建物は建てられなかった。だから「東向き」と名付けられた。この放送ではじめて知る人が多かったようです。いままでPR不足だったのかな。

そのあと、親愛幼稚園・奈良基督教会へ。(写真上記)「東向きから階段になっている。この段差は断層である」との解説です。タモリさんは園児やお母さんに熱く迎えられていました。そして奈良基督教会へ、かつては興福寺の境内であったので宮大工による和風キリスト教会が昭和5年に建てられた。このたび国の重要文化財になった。(テレビではじめて知った方が放送の翌日たくさん見学にお見えになったと、教会のお世話役をされているYさんのお話です)

次は、興福寺へ。多川良俊執事長の案内で、北円堂へ。内陣が特別公開されました。慶派の作の仏像が多数紹介されました。そしてたしか明治時代に撮られた北円堂から見た西の風景。
そしてこれは藤原不比等が平城京の外京にあたるこの高台につくったのが興福寺であるという説明でした。さらに今だけ見られる風景として、現在再建されている中金堂に登り、西の風景が映し出されました。(右上CGです)

そしてならまちへ。中新屋町あたり、きちんと枡目になっている奈良の町で1ヶ所だけ城下町のように突き当たりになっているところがある。それはなぜか。奈良まちづくりセンター理事長によって奈良町物語館が紹介され、座敷の上り口の板がめくられるとそこには元興寺のお堂の礎石が残っていました。「かつて興福寺と元興寺の大きなお寺があったが、力が衰えた元興寺境内は興福寺の僧侶や出入りの商人たちの町になっていった。しかし元興寺のもとの金堂のあとは道も避けなくてはいけなかったのでここだけ避けて道は鍵の手になったのである」という話でした。

そして高御門町へ、ここは北にも南にも西にも三方下り坂になっているという説明。呉服屋の二塚さんへ。間口の割りに奥行きが60mと深くそして東に向かってじわじわ坂になっているので、いくつかの建物は順に坂にそって建てられている様子が映し出されました。(高低差は1.5mとのことでした)
次に春日大社へ。御蓋山に向かってじわじわ登っていると秋田さんの解説。ではこの6月30日まで式年造替で公開されている本殿を特別に拝観しましょうということで、4つの本殿が映し出されました。東の第一殿から順に段差にしたがって1300年ほど前から基礎から段々をつけられて建てられているということです。つい先日3回目のお参りに行きましたが、なるほどと思った次第です
で、奈良は段差!!のある町である。というタモリさんのお話。
45分番組ながらなかなかよくまとまった「ブラタモリ」でした。また多数の皆さんが奈良にお越しになることをおすすめします。
そして第2回目の「ブラタモリ」奈良は7月4日(土曜日)午後7時30分からNHK総合テレビで放送されます。東大寺などが紹介されるようです。ぜひ録画してご覧ください。
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蛇足ながら、京都の方が奈良ツアーを以下企画されていますがすでに満員との事です。
「本日6/27放送された「ブラタモリ#10 奈良」を記念して!
タモリさんが大興奮だった奈良の“段差”ツアー、開催します。
【TV放送記念】タモリさんを案内したガイドと、奈良の高低差凸凹ツアー
~断層!礎石ロマン!商店街を貫く谷!古代遺跡と共存するまち~...
8月8日(土)13:00~17:00
http://www.maimai-kyoto.jp/program/machiaruki/15su019/
8月25日(火)13:00~17:00
http://www.maimai-kyoto.jp/program/machiaruki/15su025/
番組では紹介しきれなかったスポットから
タモリさんとの収録の思い出、
奈良の味わい深い高低差など盛り沢山。」



































































































































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