入江泰吉 旧居オープンへ
3月1日に写真家の入江泰吉旧居オープンにさきだち、東大寺金鐘ホールでの開館記念式典が2月28日に行われましたので参加してきました。
奈良市長、この建物の修復活用に関するワーキンググループを代表して入江先生の弟子である写真家の牧野貞之さんの挨拶がありました。そして副知事、東大寺筒井寛昭別当、入江さんと親交のあった歌手のペギー葉山さんの祝辞のあと、入江旧居を背景にして舞台でテープカットが行われました。
第2部は、女優の真野響子さんと聞き手の倉橋みどりさんのトーク。真野響子さんは奈良ファンで隠れた姿で奈良のあちこちを訪ねておられたということです。すごい早口で入江先生の写真の魅力、奈良の大切さなどいろいろ考えを述べられ参考になりました。いろいろな発信力のある方が奈良のことをあちこちでもっともっと語っていただきたいと思います。
午後から、待望の入江泰吉さんの旧居を訪問し見学しました。土地建物は15年ほど前に奈良市に入江さんの奥様から寄付されたものです。長い間そのままになっていましたがこのほどほぼ以前のように修復されたものです。
書斎と洋間、ここで夜遅くまで仕事をされたり過ごされたそうです。また別棟に暗室がありました。また庭には吉城川がすぐそばを流れていました。真野響子さんもぜひこの入江さんの旧居を活用して下さいといっておられましたが、その通りだと思います。入場料200円。
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鹿鳴人さま 紹介してくださってうれしいです。
おかげさまでたくさんの方が訪れてくださっています。
またぜひお越しくださいね。
毎週日曜日は旧居でご案内役をしております。
投稿: 倉橋みどり | 2015年3月 7日 (土) 09時15分
倉橋みどりさん。コメントありがとうございます。ご案内などお世話様です。わたしの友人によれば、4月1日発行の「和楽」にも8ページ紹介されるそうです。
入江泰吉さんの残された大切なものを活用して、奈良の魅力がアップされ多くの皆さんに楽しんでもらいたいものですね。
投稿: 鹿鳴人 | 2015年3月12日 (木) 20時19分