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2015年3月31日 (火)

スリランカの旅 2

コロンボ空港近くのホテルから一夜を明けて、2日目は8時出発、バスで海岸べりを北上、さらにスリランカ中央部へ。2つの世界遺産を見学しました。

世界遺産ダンブッラ観光。「スリランカ最大の石窟寺院。天然の洞窟に、古いものでは紀元1世紀という極彩色の壁画が描かれ、多くの仏像が彫られている。その輝くような美しさから黄金寺院の別名をもつ」ということです。

この金の大仏さんは近年作られたものらしいのですが、その横の階段をかなり登って行ったところに洞窟が掘られていました。そこが世界遺産ということです。

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靴を脱いで参拝です。石畳は熱くて日陰にて説明を聞きます。いくつかの洞窟があり、大きな涅槃像などがありました。

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遅くなりようやく午後3時近くに昼食バイキング

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そして2つ目の世界遺産はアヌラーダブラ。

「スリランカ最古の都がおかれた場所。仏教王朝の遺跡が、広大なエリアに残されている。2500年以上も前に高度な文明をもっていたとされ、当時の灌漑施設などが現在も使われている。」

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夕暮れのお参りに参列できました。

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宿泊地は、ハバラナのリゾートホテルへ。

スリランカの旅 1

先日、旧知の友人たちとスリランカへの旅に行ってきました。久しぶりの海外旅行です。スリランカについて予備知識はあまりありませんでした。

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スリランカ航空、成田空港にて。
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世界遺産が8つもあること。
紅茶生産が盛んであること。
北海道より少し小さい国土に2千万人以上住んでいること。
北緯8度くらいにあること。
大統領が最近変わったこと。
内戦が5年前まで30年間ほどあったこと。
小乗仏教であり国民の第1番の宗教は仏教であることなど。わずかな知識も直前、あるいは出かけてみて知ることでした。
 

何より日本からの距離です。朝奈良を5時40分の伊丹空港行きバスに乗り、伊丹から成田空港へ。成田で乗り換え、目的のコロンボまでスリランカ航空の直行便(週5便運行)で行きはなんと9時間のフライトでした(機内食を2回食べました)。行きも帰りも帰りも300席以上の飛行機ながらほぼ満席。日本との時差は3時間半。バスで泊まるホテルに着いたのが現地時間夜の9時頃だったでしょうか、日本時間なら0時30分頃になります。奈良を出てなんと19時間ほどかかったことになります。ベトナムやタイなどには行ったことがありますがさらに遠い、地図の上でもたしかに遠い、だけど日本から9時間も飛んだらほぼアメリカやヨーロッパにもたどりつけそうな時間的な距離でした。

 

しかしながら、奈良とスリランカにはつながりがありました。今回企画引率してくれた友人のSさんは奈良商工会議所青年部の時から平城宮跡近くでスリランカ料理店「ハンターナ」http://www.hanthana.com/を経営されるサマン・ペレサさんと友人です。サマン・ペレサさんは2年前コロンボに引越しされましたが、スリランカと日本を行き来して活躍されています。わたしも以前からお顔は存じておりましたし、元興寺境内でいつも夏に開かれる「蛍の会」の地蔵会まんぷく祭りのメンバーでした。サマン・ペレサさんは以前は住んでおられましたので、ならまちのこともとても良く知っておられます。またNHKテレビのスペシャルで「大仏開眼」があったとき、サマン・ペレサさんは、菩提僊那(ぼだいせんな)の役をつとめられていました。ということで今回は、サマン・ペレサさんと亜細亜大学を卒業されたスリランカ人ガイドさんのウィーレさんの2人がわれわれ7人のお世話をしてくれるというぜいたくな旅となりました。

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左サマン・ペレサさん。右ガイドのウィーレさん。

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日本の下駄履きのサマン・ペレサさんとニゴンボの海岸にて。

2015年3月30日 (月)

春日大社で榊(さかき)の植樹へ

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春日大社では、27日夜、第六十次式年造替で移殿(うつしどの)へ四体の神様をお移りになる神事が行なわれたということです。寒さの中4時間にわたっておこなわれたと参列した友人のレポートです。

その翌日の28日朝から春日大社ではご神木のさかきを植えようという行事がありましたのでお参りしてきました。最初に移し殿での第一号の正式参拝を行ないました。

中門はすでに美しくされています。来年11月に向けて中の四つの本殿が修復されるということです。花山院宮司さん。

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林檎の庭の由来となるリンゴの木です。そして神木の大杉です。

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そのあと飛火野に行き、参加された皆さんと奈良ロータリークラブのメンバー100人ほどでさかきの植樹を行ないました。そしてこの日いただいたさかきの葉とお守りです。

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さかきの木の成長はかなり年数がかかるということでした。鹿に食べられないよう180センチほどの柵の中のさかきの成長を楽しみにしたいと思います。




2015年3月29日 (日)

奈良 氷室神社しだれ桜

しだれ桜が咲いたとの便りで、28日朝から氷室神社にお参りをしました。多くの撮影や見物の方がおられました。

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氷室神社のhpによれば、この日、9分咲きとのことです。

http://ameblo.jp/himurojinja/

 

 

 

 

2015年3月28日 (土)

小西さくら通り

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先日、奈良の小西さくら通りの冊子のことが朝日新聞奈良版で伝えられていました。

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奈良)商店街が冊子、77店紹介 奈良の小西さくら通り 3月11日

 奈良市の近鉄奈良駅近くの「小西さくら通り商店街」が、商店街をPRする冊子を作った。
2万部を用意し、総合観光案内所や各店舗などで配っている。
 その名も「さくらええもんみつけていって 楽しい 発見 さくら散歩道」。
「品」「おもてなし」「人」「店」の項目ごとに、小西通商店街振興組合に加盟する77店の商品や、店のコンセプトを紹介している。
表紙のモデルを務めたのは「第25代ミス奈良」の木下由記さんら。
 商店街は南北約200メートル、東西約100メートルに延びる。
食品や衣料品を売る店が多く、地元の買い物客などでにぎわう。
冊子は市外の人たちや観光客にも商店街を知ってもらおうと作られた。
組合理事長の津田辰雄さん(63)は「冊子を片手に商店街を散策して楽しんでもらえたら」と話す。(浜田祥太郎)

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もちいどの夢CUBEをこの2月卒業されて、焼き菓子のここまーるさんが小西さくら通りに出店されます

2015年3月27日 (金)

なら県観光情報 知れば知るほど奈良はおもしろい 春号

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一般財団法人 奈良県ビジターズビューローの「知れば知るほど奈良はおもしろい 春号」が発行されました。

hpは、奈良県観光情報大和路アーカイブです→http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

ちょうど奈良ファン倶楽部の平成27年度の会員も募集されています。入会金無料で年会費は3000円、いろいろな特典があります。→http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/pages/fanclub/img/membership2015.pdf

2015年3月26日 (木)

吉野山 金峰山寺 蔵王権現ご開帳と写真展

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吉野山の桜の季節を迎えるようです。吉野山 金峰山寺 蔵王権現のご開帳が3月28日から5月6日までおこなわれるそうです。

ことしはぜひ吉野山の桜を見に行きたいと思っています。そして永坂さんの写真展もぜひおすすめです。

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2015年3月25日 (水)

『野に遊び 人に学ぶ』 猪股静彌著

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以前に買っていて一度読んだ本ですが、先日新しく知り合ったふたりの先輩との話しの中で話題に出てきましたので、もう一度書棚から取り出して読みました。奈良新聞社発行 本体1300円+税。

奈良新聞コラムに月1回連載73回足かけ7年つづられた「明風清音」集です。

猪股静彌先生には生前一度だけお会いしてお話をすることができました。

猪股静彌先生1924年(大正13年)8月12日、大分県香々地町に生まれる。18歳の頃にアララギに入会し、土屋文明に師事する。1951年(昭和26年)に法政大学文学部国文学科を卒業し、奈良市立一条高校に勤務する。その後、愛知女子短期大学講師を経て、帝塚山短期大学教授に就任し、退職後、名誉教授となる。2009年(平成21年)9月8日に死去、85歳。

2015年3月24日 (火)

石上神宮の万葉歌碑

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昨年秋に石上神宮の参道で見かけた万葉歌碑です。

柿本朝臣人麿の歌

未通女(おとめ)らが袖布留山の瑞垣久しき時ゆ思ひき我れは  (巻4-501)

伊藤博先生の現代訳

おとめが袖を振る、その布留山(ふるやま)の瑞々しい垣根が大昔からあるように、ずっとずっと前から久しいこと、あの人のことを思ってきた、この私は。

2015年3月23日 (月)

「昭和のこども」

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最近、なつかしく見て読んだ写真集の紹介です。編集は旧知の小西治美さん。

どんな時にも笑顔があった。19人の写真家が出会ったニッポンのこどもたち!

『写真家が捉えた 昭和のこども』という写真集です。

第1章 戦前のこどもたち

第2章 困難な時代を生きる 

第3章 働くこどもたち
 
第4章 楽しい学校生活
 
第5章 腕白小僧とお転婆娘
 
第6章 祭りと歳時記 

第7章 高度経済成長のもとで 

みんな競って遊んでいた昭和11年から51年撮影の元気な姿170点を掲載されています。

やはり土門拳さんの写真が多いようです。奈良在住であった入江泰吉さんの写真もあります。

発行所 株式会社 クレヴィス 2400円+税

2015年3月22日 (日)

春日大社ご造替と奉祝万燈籠

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春日大社の第六十次式年造替の仮殿遷座祭が3月27日におこなわれます。

そしてそれを奉祝して、3月29日(日)から31日(火)の3日間、奉祝万燈籠を開催されるということです。

日時 3月29日(日)から31日(火)
18時から20時30分

春日大社 ご本殿南門あたり

また4月1日から5月31日まで、国宝ご本殿特別公開も行なわれるそうです(特別参拝料千円・特別記念品つき)

くわしくはHPをご覧ください→http://www.kasugataisha.or.jp/

2015年3月21日 (土)

3月21日こおりとお茶のお店「ほうせき箱」オープン

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もちいどの夢CUBEの一番奥の一画に、3月21日こおりとお茶のお店「ほうせき箱」オープンされます。

 

試食にお招きいただきましたので食べてきました。

 

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これで600円とのことですからお値打ちです。朝は8時からされるとか。コーヒーなどもあるそうです。

 

昼からは、話題のかき氷のいろいろがあるとのこと、キウイとヨーグルトをすこしいただきました。

 

店内も短期間で前のここまーるさんから修復されて広く感じます。

L・MAGAというWEBにうまく紹介されています。

http://lmaga.jp/blog/news/2015/03/nara-kakigori.html

 

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どうぞ、夢CUBEの新しいお店にどうぞ。他に皮細工の店、野迫川村からの「やまからな」など新しいお店ができています。

2015年3月20日 (金)

東京の奈良まほろば館へ  永坂嘉光写真展「空海 1200年の輝き」

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ちょうどタイミングよく東京で用事がありましたので、久しぶりに東京・日本橋の奈良まほろば館を訪ねました。

というのは、知人から以下のような紹介がありましたので東京駅から歩いて行きました。

「みなさま

日本橋三越の真ん前にある奈良まほろば館で
永坂嘉光写真展「空海 1200年の輝き」を開催中です。

地下鉄日本橋駅のA1出口を出て目の前と地の利のよさ、
そして日本橋に新ビルができたことから、客数がグッと増え、
平日でも700~800人、休日は1000人余とのこと。
奈良の旅の相談に来る人もいて人が絶えないところです。

店頭で大和野菜を売っているのも眼玉。
行くとつい何か買ってしまいます。

このアンテナショップ内の小さなスペースですから、
ささやかな展覧会ですが、お近くにいらっしゃることがあれば
お立ち寄りください。

小学館から出た同名の本は54、000(税込み)円もするので
本屋にはなかなか置けず、ここで手にとってご覧いただこうというのが開催の目的の一つです。

まほろば館からは費用がまったく出ないので、
本をつくったスタッフがボランティアでこぎつけました。

24日まで、10:30~19:00 無休 入場無料」

以下の写真も小西治美さんからいただきました。

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ちょうど会場には写真家の永坂嘉光さんもおられ、編集のSさんともご一緒にいろいろお話をうかがうことができました。

弘法大師は吉野で修行して高野山をひらいたということです。「空海」の大判の写真集には暗い堂の中の天河弁才天の秘仏が40年ぶりに撮影を許可されたということでした。

ちょうど3月28日から5月6日まで8時30分から4時30分まで、吉野山 金峯山寺蔵王堂 本地堂で、永坂嘉光写真展「空海と蔵王権現と桜」が開かれるということでした。http://www.town.yoshino.nara.jp/kanko-event/img/H26nagasaka-kinpusen.pdf

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2015年3月19日 (木)

薬園八幡神社

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しばらく前になりますが、JR郡山駅から歩いて、大和郡山市材木町の薬園八幡神社(やくおんはちまんじんじゃ)を参拝しました。

まほろばソムリエの公式テキストブックには、

「『続日本紀』の天平勝宝元年(749)の「於南薬園新宮」とあり平城京の南の梨原にこの宮があったことになる。(中略)

今のお旅所の地、清澄荘薬園に遷座され、延徳三年(1491)には現社地に鎮祀された。聖武天皇天平年間に悪疫が流行して諸民の多くを苦しめたが、天皇は深く憂慮し諸国の神祇に幣を奉じて祈祷し、宇佐八幡大神の託宣を承って平城京南の薬園の地、塩の庄の野山に生ずる薬草を湯薬のして疫民に与えたところ、治ったという。これより奈良朝の施薬院は起こり、典薬寮の薬園はここからはじまったとされる。」と書かれています。

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産経新聞奈良版に連載されている、「奈良再発見」にまほろばソムリエの会の藤村 清さんがくわしい記事をかいておられます。→http://stomo.jp/3k_kiji/3k150117.html

2015年3月18日 (水)

『ならり』春号

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奈良市観光協会に行くと、『ならり』春号を無料配布されていました。4月~6月の情報がのっています。

以下のhpで見ることができます。

http://narashikanko.or.jp/pamph/pdf/narari-13.pdf

2015年3月17日 (火)

「ならまち」で奈良をもっと知ろう会

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前回、満席の好評でしたので、第2回の「ならまち」で奈良をもっと知ろう会が4月13日(月)夕方17時からきらっ都・奈良で開催されます。入場無料ですが予約が必要です。奈良信用金庫0743-54-3117へお申し込みください。

2015年3月16日 (月)

大橋一章著 『會津八一』

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先日、會津八一研究家の「やいち」さんから貴重な情報をいただきました。

「迂闊なことですが、1月下旬に中央公論新社から大橋一章先生が『會津八一』を出されていることを知り、あわてて購入しました。
 
http://www.chuko.co.jp/zenshu/2015/01/004665.html
 植田重雄先生のご本以来の本格的評伝だと思います。
 あとがきでは、法隆寺の歌碑に関する記述があり、写真も掲載されています。
 私は、東院伽藍での除幕式典が終わった後、大橋先生が写真を撮影される場面に居合わせました。その際、大橋先生のカメラを預かり、歌碑と五重塔を背景に大橋先生と角田勝久先生のツーショットの写真を撮影したのが良い思い出です。」

早速わたしも手に入れました。そして興味深く読了しました。どうもありがとうございました。

中央公論新社発行、1900円+税。

あとがきです。

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著者の大橋一章先生は、1942年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得。早稲田大学教授。同第一文学部長。同會津八一記念博物館長。現在は同名誉教授。専攻は東洋美術史、奈良美術。博士(文学)。著書に『天寿国繍帳の研究』 『奈良美術成立史論』など。

以前早稲田大学校友会奈良県支部でもご講演いただき、ご挨拶もさせていただきましたし、昨年秋法隆寺の歌碑除幕式でもお会いできました。

2015年3月15日 (日)

東大寺修二会 十三日目 点描

遠来の友が遅くまで聴聞に来られているのを聞いたりしながらも、よしなしごとに追われて今年は東大寺修二会に参詣できないかな、と思っていましたがようやく十三日目にしてお参りできました。一眼レフながら手持ちオート撮影の素人写真の点描です。

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このあと、西の局で声明やほら貝の音、さしかけの足音などを聴聞することができました。

夜も更け静かになった二月堂のあたりです。

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2015年3月14日 (土)

美ビット見て歩き 27 『東日本大震災の記録と津波の災害史』

今月の大阪芸術大学短期学部教授の川嶌一穂さんの美ビット見て歩きは、東北の津波、大震災の地をたずねての話です。昨年たしか南三陸鉄道を訪ねられ、ことし2月には気仙沼を訪れられたようです。

気仙沼市の リアス・アーク美術館常設展『東日本大震災の記録と津波の災害史』

3月11日はあの大震災からまる4年でした。復興が進まないということが報じられています。

語りつないで風化しないようにしたいものです。

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美ビット見て歩き 私の美術ノート *27 川嶌一穂

 

宮城県気仙沼市 リアス・アーク美術館常設展『東日本大震災の記録と津波の災害史』

 

 

写真 2011年6月1日、気仙沼市唐桑町石浜の状況。=リアス・アーク美術館提供

 

 

 

 20年前、宮城県気仙沼市の市街地から少し離れた高台に新しい美術館が誕生した。その名は、老人ノアが家族とすべての動物のつがいを箱舟(アーク)に積み込んで、大洪水を生き延びたという旧約聖書に由来する。建築も、船の形をした斬新なデザインだ。

 

 

 

 震災前、この地域を過去数十年ごとに襲った地震・津波災害の展示が行われたが、大きな反響はなかったという。そのことに危機感を抱いた学芸員の山内さんは、明治二十九年の三陸大津波を題材とした小説『砂の城』(近代文芸社)を書いた。

 

 

 

 そのわずか2年半後に、今回の大震災が起きたのだ。美術館も地震の損傷を受けたが、高台にあったため津波の被害は免れた。

 

 

 

 その直後から記録写真が撮られた。美術館にいた学芸員が、家族の捜索に向かう時も、危険の中シャッターが押された。現在展示されているこうした写真の1枚1枚に、撮影時の様子を淡々と綴った説明文が付く。

 

 

 

 掲げた写真の説明文。「岸壁に残されたこの鉄柱には明治三陸大津波の浸水深が示されている。それより高い位置に設置されていた照明器具などが全てもぎ取られていることから、浸水深がそれをはるかに越えていたことがわかる。住民の証言からも、明治の津波遡上高を越えていたことは明らかである。『これ以上の津波は来ない』という迷信は非常に危険だ。 

 

 

 

 この4年間、私たちは何度「瓦礫」という言葉を聞き、また自分でも使ったことだろう。しかしガレキという言葉は、どう考えても被災していない者の使う言葉だ。被災者にとっては、きのうまで暮していた家であり、家族で乗っていた車や、抱いて寝たぬいぐるみなのだ。日頃、何か一つ探し物をするだけでも大騒ぎするのに、何十万人もの人が、身の回りの大切なものを失くしてしまったことに、なかなか思いが至らない。 

 

 

 

 2月の末に訪れた気仙沼の海は、波一つなく、日の光を映して輝いていた。いい温泉(今回私が泊ったのは、気仙沼プラザホテル)があって、美味しい魚(復興屋台村や居酒屋・福よしさんなど)が食べられて、俳優・渡辺謙さんが開いたお洒落なカフェ・Kポートもある。 

 

 

 

 しかし、海辺には基礎だけが残る地面が広がり、復興はまだまだこれからだ。次代に語り継ぐことが、私たちに課せられている。 

 

 

 

  

 

 

 

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 かわしま・かずほ 大阪芸術大学短期大学部教授。 

 

 

 

メモ リアス・アーク美術館 宮城県気仙沼市赤岩牧沢138−5、電話0226(24)1611。 月曜・火曜、祝日の翌日(土・日を除く)休館(ほかにもメンテナンス休館あり)。 図録『東日本大震災の記録と津波の災害史』は800円(送料360円)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年3月13日 (金)

NINJAフェスタ

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3月14日(土曜日)10時から16時、奈良市ならまちセンターで上記チラシのようなNINJAフェスタがひらかれます。

2015年3月12日 (木)

糊こぼし

奈良では東大寺の修二会が続いていますが、なかなか行くことができません。そんな時、萬々堂の和菓子「糊こぼし」を旧知のKさんにいただきました。もちいどのセンター街の当方の店から呉服店をはさんで同じ並びですからまさにお近くのお菓子です。

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画像をクリックすると拡大します。萬々堂さんのhpです。

http://www.manmando.co.jp/

祈りの回廊 春夏版

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祈りの回廊 春夏版が発行されました。春日大社ゆかりの社寺。大和地蔵十福霊場めぐりなどが特集されています。発行は、巡る奈良実行委員会。

 

また、みうらじゅん氏と海龍王寺住職によるスペシャル対談、見て感じる「ボク宝(ほう)」のススメが評判です。

 

デジタルパンフレットを見ることができます→http://www.pref.nara.jp/miryoku/meguru/ebooks/inori2015spring/book_swf.html

 

また祈りの回廊のhpでは奈良のことや奈良の社寺のことをいろいろ見ることができます。

http://www3.pref.nara.jp/miryoku/megurunara/inori/

2015年3月11日 (水)

第6回ビジネスカフェ

Simg791(クリックすると拡大します)

3月20日(金)にきらっ都・ならで、チラシのようなお二人を招いてビジネスカフェが行なわれます。

19時から21時まで。ワンドリンクつきで500円。

株式会社まちづくり奈良、TEL0742-27-1111、

e-mail   narachukatsujimu01@yahoo.co.jp

へお申し込みください。

 

2015年3月10日 (火)

高井病院の「タニタ食堂」

2月25日に天理市蔵の庄の高井病院に話題のタニタ食堂がオープンしたとのこと、新聞やテレビでも大きく取り上げられています。一般客もOKとのことですので、機会を見つけて早速食べに行ってきました。

この日のメニュー。そしてヘルシーなランチです。税込み800円。塩味を控えてあるそうですがとてもおいしくいただきました。中年には500キロカロリーながら十分でおすすめです

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3月9日からのメニューです。

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以下毎日新聞そして朝日新聞です。

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上記は毎日新聞奈良版2月20日付け朝刊

 

また、朝日新聞奈良版は26日付で以下のように伝えています。

 

 

奈良)タニタ食堂、天理の病院にオープン

 

 

 

 

写真・図版
オープン日のメニューは「サケの野菜ソース定食」=天理市蔵之庄町の高井病院

 

 
 
 ヘルシーな献立で評判を呼ぶ健康計測機器メーカー、タニタ(本社・東京)の社員食堂。そのメニューを再現したレストラン「タニタ食堂」が25日、天理市蔵之庄町の高井病院にオープンした。全国でまだ5店舗目。職員、来院者だけでなく、一般客も利用できる。

 

 計測機器を扱うタニタは、「メタボ社員をなくそう」と管理栄養士が考えた日替わり定食を社員食堂で提供している。レシピ本がベストセラーになり、東京・丸の内のオフィス街に1号店を2012年にオープン。その後、業務提携先と組んで東京、福岡市、秋田市に出店。住友病院(大阪市)など三つの提携店舗にレシピを提供している。

 

 高井病院は昨年8月、本館を新築移転。待合室に使っていた旧本館(西館)の空きスペースを活用しようと、タニタ食堂を誘致した。レシピの提供を受け、病院給食会社の富士産業(東京)が運営する。延べ床面積は約240平方メートル、座席数は78席。

 

 メニューは日替わり定食1種類で、800円(税込み)。1定食あたり熱量500キロカロリー前後、塩分3グラム前後で、野菜を150~250グラム使用している。セルフサービス式で、各テーブルに置かれた料理用はかりで、米飯の量やカロリーをはかることができる。

 

 初日のメニューは「サケの野菜ソース定食」でエネルギー430キロカロリー、塩分3・8グラム。用意した300食は閉店前に完売。夫と姉夫婦と来店した女性は「カロリーは控えめだけど味付けはしっかり」と満足そう。通院帰りの飯田キヨ子さん(72)は「煮物の里芋が硬い」と驚いていた。

 

 それもそのはずで、この日訪れたタニタの谷田千里社長は「野菜は大きめにカットし、かみ応えを残した調理方法で、満腹感が得られる工夫をしている」と説明した。「一汁三菜が基本で、野菜をたっぷり使用。無理なく減量できます」

 

 店内には医療用の体組成計を設置。管理栄養士が計測データを基に食事や生活習慣のカウンセリングを無料で実施する。高井病院を経営する社会医療法人高清会は天理市立メディカルセンターの指定管理者で、来年の新築移転後、人間ドックのデータと組み合わせたサービスも計画している。

 

 営業時間は午前11時~午後4時(定休日は日曜・祝日)。カウンセリングは火・土曜の午後2~3時に実施する。問い合わせは高井病院タニタ食堂(0743・65・5339)。(青山祥子)

2015年3月 9日 (月)

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いただいた写真もあります。それぞれありがとうございました。

JR奈良駅前広場にて。リニまねくんときらっ都・奈良のHさん。帝の声のHくん。


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ひさしぶりに、まんとくんも登場。

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もちいどのセンター街の絵図屋の店長さん(左下)

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近鉄奈良駅行基広場にて。小西商店街のHくん。東向き商店街のNくん。

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SIRO三条前、景品引換所。ならキラぶ、奥本代表とシロちゃんそしてならどっとFMのKさん。

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もちいどのセンター街じゅうたんのメヘラリさんご夫妻と。

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下は器まつもりにて(下御門商店街、Oさん撮影。)

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もちいどのセンター街南入り口あたりのにぎわい。たいへんな通行量です。

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そのあと、演劇にいきましたが満員御礼、立見席も出ていたそうです。

そして演劇にかかわった人たちそして商店街の人たちが集まり、打ち上げに参加しました。大いに盛り上がり無事終了しました。

2015年3月 8日 (日)

天平人になりました。そしてショウテンガイエイトの演劇

7日午後からは、天平人の役をしました。天平時代の貴族の服装で商店街を歩きました。スタンプカードを持った人に、商店街のまほろば(良いところ)をしゃべっていただき、所定の場所にスタンプを押しました。3ヶ所や4ケ所にスタンプを押してもらった人は白ちゃんハウス前で地元の特産品をもらえるというものです。

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以下は友人たちからもらったスナップ写真です。

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無事終了して、17時38分から三条ショッピングモールの白ちゃんハウスでの「ショウテンガイ・エイト」の劇を見ました。約100分にわたる熱演。3月2日の舞台稽古にくらべ格段の見違える出来栄えでした。

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8日も朝10時08分から商店街でスタンプラリーは行われます。そして夕方5時38分から白ちゃんハウスでショーテンガイ・エイトの劇が行われます。









2015年3月 7日 (土)

天平人があらわれました

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もちいどのセンター街で、天平人と商店街の人に出会いました。商店街の良いところを言ってスタンプをもらっておられました。

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この日はきらっ都・奈良から独立された若草カレーがオープンです。12時開店直後、若草カレーを特別値段でいただきましたが店内はたいへん混んでいました。

お持ち帰りの揚げたてのカレーパン(200円)も好評でした。


読売新聞奈良版より

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読売新聞奈良版3月7日付けでも大きく取り上げてくれています。いよいよ本日7日8日はじまります。




いよいよ7日奈良市の8商店街では、ショウテンガイエイトはじまります

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朝日新聞6日付奈良版にも大きく取り上げていただきました。いよいよ7日8日はじまります。
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奈良)演劇で商店街活性化 7・8日にイベント開催

ならキラぶも舞台に立つ。メンバーの一人は「演劇は初体験なので緊張します」と稽古に打ち込む=奈良市橋本町の「きらっ都・奈良」

 天平人が現代によみがえり、商店街を救う――。こんなストーリーの演劇と組み合わせた催しが7、8の両日、奈良市中心部の8商店街を舞台に繰り広げられる。天平衣装をまとった役者が出没。街のよいところをたずね歩き、夕方上演する劇のセリフに反映する。商店街の若手も出演し、エンタメ感覚で魅力を伝えたいと張り切る。

 8商店街の若手9人が昨年9月、「奈良をキラッとさせるクラブ(ならキラぶ)」を結成した。活性化イベントでスタンプラリーを提案。客を巻き込む斬新な仕掛けを狙って演劇に着目した。地元の劇団「ナ・LIVE実行委員会」に参加を呼びかけ、「超時空地域活性化演劇 SHOW天GAI∞(ショウテンガイエイト)」を計画した。

 商店街に近い氷室神社で眠りについていた8人の天平人。氷が溶けて目覚めると、1300年後の世界だった。かつてのにぎわいを失い、窮地に陥った商店街の人々と出会い、危機を救おうと立ち上がる。

 こんな設定で7、8の両日、商店街に天平人が現れる。スタンプラリー参加者は天平人を見つけ、商店街の魅力を「まほろばの証(あかし)」として教えると、スタンプを押してくれる。台紙は企画参加店の利用客に配布中で、スタンプの数に応じてプレゼントがもらえる。

 聞き取った「まほろばの証」は、両日上演される劇のセリフに取り込む。脚本・演出担当のナ・LIVE実行委員長、新居達也さん(29)は「脚本を書くにあたり、商店街でインタビューすると町名の由来など知らないことばかりで面白かった。お客さんとキャッチボールするような作品にしたい」と意気込む。

 ならキラぶ代表を務めるのは、飲食店「ライス・オン」を経営する奥本雅史さん(42)。10年前に花芝商店街に出店した。「僕らの世代はテナントとして新しく入ってきた人も多く、近くの商店街とのつながりは薄かった。ならキラぶのメンバーも初めて顔を合わせた人がほとんどで、最初は名札を用意したほど」

 話し合いを重ねるうちに意気投合。各自の商店街を案内し、絆を深めた。若い層にアピールしようと、新しい試みとしてホームページ(http://showtengai8.com)やPR動画をつくり、フェイスブックで開催前から盛り上げる。

 「最近は、後継者難でのれんを下ろす老舗も目立つ」と奥本さん。「お客さんから教わった『まほろばの証』を新たな魅力として発信したい」

 参加するのは花芝商店街、東向(ひがしむき)北商店街、小西さくら通り商店街、東向商店街、三条通ショッピングモール、三条通り橋本商店街、もちいどのセンター街、下御門商店街。スタンプラリーは両日午前10時8分~午後4時8分に実施。演劇は三条通ショッピングモール内の「白ちゃんハウス」で両日午後5時38分~6時48分に上演。入場無料。問い合わせは奥本さん(0742・37・5050)。(青山祥子)

2015年3月 6日 (金)

世界遺産 春日の杜にご神木さかきを植えよう

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チラシのように、春日の杜にご神木さかきを植えよう、という植樹のすすめです。現在奈良ロータリークラブでは上記のような寄付と植樹をされる方を募集中です。3月28日は植樹があります。29日の婚活の集いはすでに満員とのことです。

2015年3月 5日 (木)

いよいよ7日8日ショウテンガイ・エイトです

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先日ショウテンガイ・エイトの演劇の部の舞台稽古がはじまりました。演劇の本番のある三条ショッピングモールのシロちゃんハウスでの稽古を拝見しました。演劇の人たちに混じって商店街の若手グループ「奈良をキラっとさせるクラブ」 略して「ならキラぶ」の皆さんがんばっていました。

当日は天平衣装などを着て、8商店街を天平人が歩き回ります。わたしも参加予定しています。どうぞ奈良の8商店街の「まほろば」(良いこと)を天平人に伝えてください。

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2015/03/03 に公開の動画、ショウテンガイエイトの楽しみ方

突如として現代に蘇った天平人たち。8つの商店街に眠る「まほろば」の証を見つけそれ­­­を彼らに伝えると何かが起こるという…。千三百年の時を超え天平人がやってきた目­的­と­は?その謎がいま明かされる。奈良の商店街を舞台に繰り広げられる「スタンプ­ラリ­ー­+演劇」のエンターテイメント!

そしてショウテンガイエイトのhpです。http://showtengai8.com/

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サンケイ新聞では以下のように伝えています。

活性化へ「SHOW天GAI∞」 奈良市内の8商店街、初の合同イベント   .

 奈良市内の8商店街が、初の合同企画イベント「超時空地域活性化演劇 SHOW天GAI∞(ショウテンガイエイト)」を開催する。7、8日の両日は、天平衣装をまとった8人の「天平人」が、各商店街に出没。夕方には「天平人」らが出演する演劇も上演し、8商店街が連動して地域活性化を図る。

 

 「ショウテンガイエイト」を開催するのは、近鉄・JR奈良駅の周辺にある8商店街(もちいどのセンター街、東向商店街、三条通り橋本商店街、小西さくら通り商店街、東向北商店街、花芝商店街、三条通ショッピングモール、下御門商店街)。8商店街の若手でつくる「奈良をキラッとさせるクラブ」が約半年かけて企画した。

 

 8商店街では先月27日以降、企画参加店の利用客に対し、スタンプラリーのカードを配布。7、8日の午前10時8分~午後4時8分の間、各商店街に出没する天平衣装姿の「天平人」を見つけて商店街の「良いところ」などを伝えるとスタンプがもらえ、集めたスタンプに応じて小物やバッグなどの名産品がプレゼントされる。

 

 三条通ショッピングモールの「白ちゃんハウス」では7、8両日の午後5時38分から、「天平人」や商店街の人々による演劇(入場無料)を上演。同クラブの奥本雅史代表(42)は、「8つもの商店街があるということを知ってもらい、魅力ある店を探す楽しみを経験してほしい」と話している。問い合わせは、奥本さん(電)0742・37・5050。

2015年3月 4日 (水)

東大寺あたり散策

2月28日は好天で入江泰吉旧宅を拝見して東大寺境内を散策しました。

 

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赤い花は何の花でしょうか?そして会津八一の歌碑です。

おほらかに もろて の ゆび を ひらかせて  おほき ほとけ は あまたらしたり  

 

 

 (おほらかに両手の指を開かせて大き仏はあまたらしたり)

 

素空氏の解説です→http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/a/a-gyou.html#toudai1

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二月堂からの風景です。いよいよ修二会の本行です。

 

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この日、入江泰吉旧宅のすぐ近くの吉城園が特別に開いていましたので散策しました。赤い馬酔木が咲いていました。

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2015年3月 3日 (火)

幻の大仏鉄道のMAP

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奈良市と京都府木津川市は隣接しており、木津川市に入っても京都府というより奈良市という感じです。しかしながら、府県境は見えない感じであります。

このほど、奈良市と木津川市が共同で明治時代の9年ほど走ったという「大仏鉄道」のMAPをつくりました。

木津川市のJR加茂駅からの良いハイキングコースだと思います。大仏鉄道研究会というのがありますから、ガイドもしてもらえるのかもしれませんが、沿道には大仏鉄道の表示はきちんとされているのかどうかは存じません。

自動車も走っている道も歩きますから、気をつけて歩いていただきたいと思います。

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参考HPです。→http://www.0774.or.jp/spot/daibutu/index.html

 

 

2015年3月 2日 (月)

入江泰吉 旧居オープンへ

3月1日に写真家の入江泰吉旧居オープンにさきだち、東大寺金鐘ホールでの開館記念式典が2月28日に行われましたので参加してきました。 

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奈良市長、この建物の修復活用に関するワーキンググループを代表して入江先生の弟子である写真家の牧野貞之さんの挨拶がありました。そして副知事、東大寺筒井寛昭別当、入江さんと親交のあった歌手のペギー葉山さんの祝辞のあと、入江旧居を背景にして舞台でテープカットが行われました。

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第2部は、女優の真野響子さんと聞き手の倉橋みどりさんのトーク。真野響子さんは奈良ファンで隠れた姿で奈良のあちこちを訪ねておられたということです。すごい早口で入江先生の写真の魅力、奈良の大切さなどいろいろ考えを述べられ参考になりました。いろいろな発信力のある方が奈良のことをあちこちでもっともっと語っていただきたいと思います。 

午後から、待望の入江泰吉さんの旧居を訪問し見学しました。土地建物は15年ほど前に奈良市に入江さんの奥様から寄付されたものです。長い間そのままになっていましたがこのほどほぼ以前のように修復されたものです。

 

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書斎と洋間、ここで夜遅くまで仕事をされたり過ごされたそうです。また別棟に暗室がありました。また庭には吉城川がすぐそばを流れていました。真野響子さんもぜひこの入江さんの旧居を活用して下さいといっておられましたが、その通りだと思います。入場料200円。

 

 

2015年3月 1日 (日)

3月のならシネマテーク

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3月6,7,8日ならシネマテークは「ニッポンの嘘」をならまちセンター多目的ホールで上映されます。http://cinematheque.nara-iff.jp/march_2015/

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