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山の辺の道には柿本人麻呂歌集からの歌が多いそうです。
有名な万葉学者の犬養 孝先生の揮毫による歌です。
衾道(ふすまみち)を 引手の山に 妹を置きて 山路を行けば 生けりともなし
柿本人麻呂(巻2-212)
横にあった説明による訳 (衾道の)引き手の山の妻を葬って、山道を帰って行くと生きた心地もしない。
この辺りはよく歩きに行きます。この歌と「秋山の黄葉を茂み迷ひぬる妹を求めむ山道知らずも」の歌は、どちらも、どこにもぶつけようのない妻を失った辛さを感じ、大好きな歌です。
投稿: katsunari baba | 2014年11月26日 (水) 21時00分
babaさん。コメントありがとうございます。ほんとに良いところですね。
投稿: 鹿鳴人 | 2014年11月27日 (木) 08時32分
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この辺りはよく歩きに行きます。この歌と「秋山の黄葉を茂み迷ひぬる妹を求めむ山道知らずも」の歌は、どちらも、どこにもぶつけようのない妻を失った辛さを感じ、大好きな歌です。
投稿: katsunari baba | 2014年11月26日 (水) 21時00分
babaさん。コメントありがとうございます。ほんとに良いところですね。
投稿: 鹿鳴人 | 2014年11月27日 (木) 08時32分