フォト
無料ブログはココログ

« 三条通の古今写真集 | トップページ | 秋色深き奈良公園点描 »

2014年11月26日 (水)

柿本人麻呂の歌碑

Scimg6224_3  Scimg6223

山の辺の道には柿本人麻呂歌集からの歌が多いそうです。

有名な万葉学者の犬養 孝先生の揮毫による歌です。

衾道(ふすまみち)を 引手の山に 妹を置きて 山路を行けば 生けりともなし

柿本人麻呂(巻2-212)

横にあった説明による訳  (衾道の)引き手の山の妻を葬って、山道を帰って行くと生きた心地もしない。

« 三条通の古今写真集 | トップページ | 秋色深き奈良公園点描 »

コメント

この辺りはよく歩きに行きます。この歌と「秋山の黄葉を茂み迷ひぬる妹を求めむ山道知らずも」の歌は、どちらも、どこにもぶつけようのない妻を失った辛さを感じ、大好きな歌です。

babaさん。コメントありがとうございます。ほんとに良いところですね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 三条通の古今写真集 | トップページ | 秋色深き奈良公園点描 »

2024年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31