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2014年11月16日 (日)

正岡子規の歌碑

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先日、法隆寺境内を歩いて、正岡子規の句碑に出会いました。

有名な句です。

法隆寺の茶店に憩ひて

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺   子規

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コメント

 この俳句に関しては、直木孝次郎先生が“奈良の宿で発想されたもの”だと書かれています。
 また、句碑に関しては、會津八一は《もと原稿用紙か何かそんなものに、小さく書いてあつた文字を引き伸ばしたものと見えて、筆つきなどもまことにお粗末な彫り方だ。》(「私の歌碑」)と書いています。
 その点、西院伽藍西南に建立された八一の歌碑は、きちんとした揮毫に基づくもので、八一も満足していることでしょう。

やいちさん。コメントありがとうございます。
たしか、奈良市の対山楼に宿泊した時の作と聞いています。その後東京に戻り病に臥す状態では筆で書くことはできなかったのでしょう。
会津八一の今回の歌碑はりっぱで実に良かったですね。

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