商店街とポスター展
先日、しもみかど商店街で、電通の日下慶太氏のお話を聞く機会がありました。大阪の新世界市場で店のポスターを作るイベントでたいへん人気を呼んだ方です。
新世界市場のポスター展をつたえるテレビニュース
→ https://www.youtube.com/watch?v=vZLggB8mzYY
そしてそのあと阿倍野の文の里商店街でもポスター展をひらかれました。http://www.osaka.cci.or.jp/nigiwai/postar/
偶然どちらかを紹介したテレビニュースなどを拝見したことがありましたので興味をもっていたところです。
電通の若いデザイナーとコピーライターのふたりを一組にして、その店のポスターをつくり商店街にならべたイベントはたいへん反響を呼び、それぞれ来街者は2倍に増えたそうです。
「買わんでええから見にきてや」はなかなかおもしろいコピーです。
そして日下さんの町おこし原論です。
「そもそも戦後、商店街は経済と文化の中心となることというのが商店街の意義とされた。
しかし、いつしか経済だけを求め、文化を捨てていた。経済の中心に力点をおくよりも、文化の中心を大切にした商店街は生き延びる」とのこと。 まったく同感です。
そして「良い町おこしとは、自分たちが楽しむために自分たちで自分たちの環境をつくること」ということでした。
ところで、しもみかど商店街では、この11月に商店街でお店のポスター展を開くそうです。日本広告写真家協会関西支部のプロの皆さんと奈良芸術短期大学のデザイン広報サークルの皆さんの協力を得て行なわれるそうですが、大いに期待したいと思います。
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