蝉時雨の正暦寺を訪ねて
ちょうど近くに用事がありましたので足を延ばして、菩提山正暦寺を訪ねました。夏の昼下がり、木々の茂る境内では、蝉の声、とくにヒグラシの声が大きく聞こえました。
この2月の大雪の倒木で痛んだ本堂が修復工事中です。(工事中立ち入り禁止とのこと)
お寺の重要文化財の福寿殿を拝観、ちょうど、大原住職がおられ、涼しい座敷でお茶をいただきながらお話をうかがうことができました。
いま、本堂の修復と山の土止め工事をしている。土止め工事は20年か30年ほど前にしているが、土止めを越えて土砂が流れだすので工事をしている。人間のする事は何でもいつか直さなくてはならない。大雪で痛んだ本堂も修復中です。
かつて、正暦寺は山全体を菩提山という世界があったように思われる。平家の焼き討ちに遭って、いま寺は江戸以降のものしか残っていないが、かつては、僧侶12人もいた時代があったという。明治に入りもうこれではやっていけないと、僧が減っていった。興福寺でも同じであった。
とくに明治32年に住職の曽祖父が亡くなった時、つぎの祖父はまだ8才であった。なんとかつながったが(たいへんな時代であった。)
戦後の第二室戸台風はたいへんな被害があった。今、正暦寺と書いてある石碑のあたりに大門があったが、倒壊してしまった、などなど。
正暦寺のhpです。→http://shoryakuji.jp/
そして、ちょうど正暦寺の本堂修復の募金箱設置など活動を展開中の、かぎろひさんが7日暑さの中、当店にきていただきました。早速、かぎろひNOWのブログで紹介されていますので少々PRを・・・・・、→http://kagiroi3.blog.fc2.com/blog-entry-1168.html
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おはようございます。
昨日はお忙しいところ、ほんとうにありがとうございました。
社長さんに募金箱を作っていただくことになり申しわけありません。貴重な写真かも(笑)
前日に正暦寺へ行かれ、ご住職ともお話しされていたとは、タイムリーでした。
ご紹介ありがとうございます。
投稿: かぎろひ | 2014年8月 8日 (金) 10時13分
かぎろひさん。コメントありがとうございます。
ちょうど話題がぴったりでしたね。
投稿: 鹿鳴人 | 2014年8月 8日 (金) 10時17分