東大寺大仏殿中門前での醍醐寺の柴燈大護摩供へ
■柴燈大護摩供
日時:2014年8月1日(金)18時30分~
場所:東大寺 大仏殿中門前
東大寺大仏殿中門前にて、醍醐寺の仲田座主が大祇師を務める
「柴燈大護摩供」を東大寺で行います。
醍醐寺の僧侶らによる「柴燈大護摩供」を東大寺で営まれるのは
平成14年(2002年)以来となります。
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ということで、うまく時間がとれましたので、暑い日でしたが18時頃から拝見してきました。
待っていると、現在奈良国立博物館でおこなわれている醍醐寺のすべて展のうちわをいただきました。
右上、座主が座られる座布団の下にカモシカの皮が敷かれました。
中門が開かれ、大仏様が観相窓から顔をだしておられました。
いよいよ18時30分、高い音色のほら貝が吹かれ、東大寺の新しい金鐘会館から醍醐寺の多くの僧侶、そして東大寺の平岡執事長の一行が並んで歩いてこられました。
大仏様に、醍醐寺の僧侶から「願文」が読み上げられ、祭壇のろうそくの火から松明で護摩に火がつけられました。
仏説般若心経が醍醐寺僧侶と参列の東大寺の僧侶によって唱えられました。また私も一枚奉納した多くの護摩木がたき上げられました。
あたりが暗くなり、お正月とお盆しか開けられない観相窓の大仏様を拝見することが出来、さらに中門の正面からわたしのコンパクトカメラでも撮影できる幸運にめぐまれました。
理源大師による1100年を越える醍醐寺と東大寺のつながりを感じる法要でした。
東大寺僧侶の森本 公穣 師や東京在住の友人Kさんからの情報で参列することができて有り難いことでした。
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