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2014年7月22日 (火)

奈良国立博物館で「醍醐寺のすべて」展はじまりました。

7月19日から、奈良国立博物館では、京都の「醍醐寺のすべて」展がはじまりました。18日の内覧日には東京から、19日の初日には姫路からそれぞれ友人が熱心に拝観に来られました。私も3日目の月曜日はちょうど祝日で開館されていましたので、思い切って早々に拝観に行ってきました。

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ポスターは快慶作の如来菩薩像です。師の康慶の影響が良く見られると解説されていました。

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噴水が涼しげで蓮も咲いていました。

入り口にはテレビのニュースでよく見かける大きな餅を持ち上げる行事の紅白のお餅が奉納されていました。

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博物館では音声ガイド(520円)を借りて説明の20ヶ所あまりを重点的に順々に拝見しました。

しかしながら、そもそもなぜ京都の醍醐寺の展覧会を奈良国立博物館がおこなうか?と言う疑問に対して。

醍醐寺と奈良の交流、僧侶たちが結ぶ知られざる絆に光

「醍醐寺は奈良にも近く、南都寺院と深い縁がありました。開山の聖宝。東大寺の重源、西大寺の叡尊ら多くの僧侶が往来し、仏教界に新たな流れを生み出しました。また吉野を中心に活動した当山派の修験者たちは醍醐寺三宝院門跡を棟梁と仰いできました。時代が移っても、緩むことがなかった”南北の紐帯”に光を当てます。」

とのこと。

奈良国立博物館の姿勢がとても良く出ていると思います。

さて、(以下写真は図録より)

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上、理源大師聖宝の像

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上、山の高いところ(上醍醐)にある五大明王像は人力で何時間もかけて山から降ろされたそうです。しかも5体すべてを同時に寺外で展示されるのは初めてとのことです。

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上の写真、醍醐寺には白地仏、いわば設計図のような図がたくさんあるそうです。

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上、快慶作の如来菩薩像、金箔も、抑えた金もとてもきれいです。保存状態もすばらしく、快慶を認定できる名前も書かれているそうです。たしか興福寺南円堂の不空けんさく観音像は師匠の康慶の作、相通ずるものを感じました。

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上、醍醐寺は文書聖教が数多く、今回は7万点が国宝指定になった記念特別展ということです。多くの文書やお経など展示されていました。

後醍醐天皇や織田信長の書、豊臣秀吉の肖像画などもありました。そして俵屋宗達の屏風もありました。

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ほとんどが醍醐寺からのたいへん多くの展示品です。

その中で2点、わたしどもの奈良餅飯殿センター街にある餅飯殿財団保有の、吉野曼荼羅図、そして大峰山上講縁起が展示されていました。ふだんは奈良国立博物館に寄託してありますので見ることが出来ませんが、今回、数ある展示品の中に展示されていたのを拝見することができました。

東京から内覧会で拝見した友人の専門家は

国宝62件、重文85件、一カ寺のみの展覧会なのに、驚く内容。さすがに奈良博の仏教美術展は充実、しかも展示がオーソドックス 
この前ご案内した仙台市博の室生寺展は、360度から見られるようになっており、東博がやって以来流行のドラマチックなライティングでしたが、仏像の展示としては、私は尊像として見られる奈良博の方がずっとよいように思えます。 
五大尊像や宗達の舞楽図、密教法具、古文書類。見応えある展覧会です。 
明治初年の廃仏毀釈の折、多くの寺の宝物が海外に流出したのに、醍醐寺では一切の宝物を守ったそうです。」
と評価されています。

暑さの中ですが、博物館の中はとても涼しく快適です。どうぞお出かけください。9月15日までです。

そして特別展覧会のhpです。→http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2014toku/daigoji/daigoji_index.html

 

 

 

 

 

 

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