東京国立博物館の故宮博物院展そして法隆寺館へ
暑い日に東京出張の折り、上野公園の東京国立博物館を訪れました。ちょうど台北の国立故宮博物院展が開かれていたからです。
平日ながら、中高年を中心にほどよい混みかたでゆっくりと拝見できました。有名な「白菜」の展示は終わりましたが、そのほかの出品もなかなかのものでした。以前、台北で拝見した象牙のくりぬきの彫刻を期待していましたが、今回は出品されていませんでした。展覧会は9月15日まで。展覧会のhpです。→http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1647
今回はこのほど製造会社の社長をリタイアした大学時代からの友人と一緒でしたので、東京国立博物館の構内にありながらすこし目に付きにくい、至宝が集められた法隆寺館を案内しました。
国宝や重要文化財がたくさん並んで展示されていました。これらは、明治の廃仏毀釈の頃に法隆寺から皇室へ献納されたものばかりということです。
友人の感想は、「法隆寺館の方が素晴らしい」ということでした。
わたしもこの素晴らしい法隆寺の宝物が東京の国立博物館のとても良い建物にまとめて展示されていることに感慨深いものがあります。東京国立博物館に入ると法隆寺館は無料です。多くの方に観ていただきたいと思います。
館内はフラッシュたかなければ撮影OKということでした。
そしてそのあと静かな館内レストランでおいしいビールを友人といただきました。
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