平城宮跡、ツバメのネグラいり2014
昨年に続いて、ことしも、平城宮跡大極殿の南西のアシ原で、ツバメのネグラいりをみようと同級生の生物のY先生ら同級生20人ほどで7月29日にいってきました。集合は18時30分西大寺駅北口。
下の写真は近鉄電車からの平城宮跡風景です。
歩いて10分あまりで見学場所にたどりつきました。
東に若草山、そして8月15日に送り火が行われる高円山も良く見えます。
平城宮跡大極殿。
遠くに生駒山が見えます。
ツバメはカメラでは点のようにしか写らないのはわかっていてもともかく今年も挑戦。19時過ぎから19時20分くらいにかけてたくさん、何万羽といいますが数えるのも不可能です。ともかく、夕暮れの空のツバメが舞う姿は、すばらしいことです。この日は、暑くなく風も吹いて気持ちの良い時間でした。
いつの間にか、大極殿もライトアップされました。
同級生の友人A君がYOUTUBEに動画をアップしてくれました。→http://youtu.be/KH4AgGcFtGY
19時20分頃までツバメの塒いりに魅入り、そして、西大寺駅近くで皆で喉をうるおしました。夕暮れ時の良い催しです。
8月になってもいつごろまでか存じませんが、ツバメのネグラいりは続くようです。数は減りますが9月頃まで見えるという話でした。
(追記)
生物のY先生の追加説明が届きました。
西の空は雲で太陽が沈むのは見られず,19時15分頃からツバメが増えだしまし
た。昨年は2万羽程度でしたが,今年は4万5千羽と鳥撮り仲間からの情報が
ありました。確かに,ビデオをを見ると多いように思います。私もビデオを
撮りましたが,YouTubeにアップしたことなしで,ご覧に入れら れません。
ツバメの尾羽,燕尾ですが,雄は長くて雌は短いので雌雄の区別が付きます。幼
鳥のは短くて見分けられます。
ツバメの体重は20g前後,虫を食べて脂肪を増加させて準備ができた個体から
順次フィリピン,ベトナム,マレーシア,インドネシアへ渡ります。 成鳥が先
に渡っていき,幼鳥は遅くなるようです。9月下旬まで塒入りは見られるようで
すが,数は少なくなるでしょう。
渡りの時は1日300㎞以上移動するそうで,昼ばらばらに渡り,夜は集合して
寝るようです。
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