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2014年6月29日 (日)

宮崎快堯師の訃報

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宮崎快堯師の訃報が静かに伝えられました。

6月の半ば、石川重元・海龍王寺ご住職のつぶやきで宮崎快堯師のご逝去をはじめて知ったのですが、6月も早や日々が過ぎようしています。

 わたしが白毫寺のご住職、宮崎快堯師をはじめて知ったのは、はるか50年あまり前でした。得度される前だったようです。ならまちの柔道の道場で出会いました。いつも汗をいっぱいかいて一生懸命柔道の練習をされていました。

その後、白毫寺で自分の筆で書や絵を描いた湯飲みを販売するためにつくりたいと、当店(器まつもり)に来られました。もう30年くらい前までのことです。あざやかにお師匠の東大寺の清水公照師ゆずりの筆さばきで、たくさんの湯呑みを描かれていました。そして当方の窯で焼きました。お寺の受付で販売され、描いても描いても売れていったそうですが、ついご住職も忙しくていつの間にかとだえてしまいました。当方にもひとつも残っていません。

白毫寺へお参りに行くと、本堂で書の練習をされていました。

近頃はときどきまちで出会ってごあいさつを交わしている程度でしたが、この春は当店を訪ねてきていただき、絵付け湯飲みの思い出やお礼をわざわざ述べていただきました。

5月には、遠来の知り合いをつれて白毫寺をおまいりに行きましたが、受付では、ご住職はやすんでおられる、とのことでした。当方ブログ→http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/he-2013.html

ちょうど、かぎろひさんが丁寧な追悼記事を書いておられますのでご覧ください→http://kagiroi3.blog.fc2.com/blog-entry-1146.html

あらためて白毫寺のご住職、宮崎快堯師のご冥福をお祈りします。

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コメント

おはようございます。

ご住職の描かれたお湯飲みが、鹿鳴人さんのところでつくられていたことを初めて知りました。長いおつきあいだったのですね。
そうそう、私が初めてお寺を訪ねた30年ほど前、すでに椿の絵が描かれたお湯飲みありました。器屋さんの協力を得てつくっているとおっしゃっていました。

今春、ご住職がお訪ねになったのは、きっと余命を悟っていらっしゃってのことなのでしょうね。医者嫌い、薬嫌いだったそうで(共感)、お医者様に頼らずご自分の身体と向き合われて逝かれたようです。
ご冥福をお祈りします。

リンクありがとうございました。

かぎろひさん。お早うございます。コメントありがとうございました。そうですね、椿の絵をよく描いておられましたね。つぎつぎと思いつくまま(野ように見えましたが)楽しそうに描かれていました。
南都銀行本店のウィンドーにも閻魔様の絵やいろいろな書が毎年飾られていました。ご冥福をお祈りします。

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