産経新聞奈良支局から回答書が届きました
6月13日に産経新聞社奈良支局長から回答書が届きました。早急な対応には敬意を表したいと思います。内容につきましてはさらに再質問したいところがありますがあえてコメントはいれずに、そのまま紹介します。
地元商店街から産経新聞社への質問書は以下のとおりでした→http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/528-9612.html
そして「どっぷり!奈良漬」ブログの鉄田さんが早速、質問書と産経新聞の回答、そしてご意見を本日のブログに載せてくれています。(東向き商店街、八宝さん前の写真もtetsudaさん提供)
→http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/b1722b0dcc1d5b52d22be36ead2c63c1

(以下産経新聞奈良支局長からの回答)
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参考までに質問書は以下の通りでした。
産経新聞大阪本社5月28日付夕刊記事についての質問
1)「午後8時を過ぎた近鉄奈良駅前の東向商店街
。ほとんどの店のシャッターが閉まり、閑散としている」として、たばこ店、土産物店のシャッターの閉まった写真が掲載されています。その向かい側で深夜12時まで営業している飲食店「風神」「雷門」といったお店(いずれもバル参加店です)や、午後10時まで開いている食品スーパー「成城石井」などを無視したのはなぜでしょうか。
2)記事では「飲食店の明りも消え」として、近鉄奈良駅周辺では午後8時以降、飲食することも不可能であるかのように記載されています。実際には、東向商店街の飲食店について言えば、午後8時までに閉店する店は、全40店のうち二割以下といわれていますが、このようなデータについて調査された上での記事でしょうか。
3)私たちの開催する「まちなかバル」では、第7回について2月21日金曜日の午後8時までにバルメニューを終了する飲食店舗は、ノンアルコールの店など当日参加の62店舗中の7店舗のみでした。バルの開催については、毎回奈良市市政記者クラブに資料を提供してお知らせしていますが、無視されたのは何故でしょうか。
4)市長の発言とされる「奈良は外国のガイドブックには『3時間で十分』と書かれ、通過する観光地になっている。」という言葉は、記事のタイトルにも使われていますが、この発言の裏付けとなる「ガイドブック」の存在等については、確認されたのでしょうか。もし確認できたのであれば是非ご教示いただきたいと思います。
5)「市の担当者は「奈良の街は、頑張って商売しなくても季節を問わず観光客が訪れるからか、『大仏商法』といわれる特殊な環境。・・と話している」と記事にあります。これがどの部署の誰なのかは敢えて問いません。しかし奈良において「季節を問わず観光客が訪れる」のであれば、なぜ多大のエネルギーを費やして8月の「燈花会」や2月の「瑠璃絵」が開催されているのか疑問に思うことはなかったのでしょうか。
6)以上の疑問点を総合してみれば、今回の記事については、記者の方が自ら街の実状や原資料などにあたって調べることをせず、市長以下「識者」などの発言をそのまま鵜呑みにしてセンセーショナルにまとめ上げた記事であるように感じられます。これは報道における「悪い意味での『大仏商法』」ではないかとも思われますが、いかがでしょうか。
以上、大変失礼な質問であろうかと思いますが、奈良の観光・経済に対する「風評被害」を防止する意味でも、敢えて問わせていただきます。よろしくご賢察下さい。
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