「暗~い奈良の夜 花街で照らせ」の記事をめぐって
5月末の産経新聞夕刊の上記の記事をめぐって、いろいろな論議を呼んでいます。私の周りのほとんど人がなんというひどい記事だと言っていますし、抗議すべきだという意見もあります。
わたしは出張中の記事であり産経新聞をふだん購読していませんので、出遅れていますが紹介します。
奈良の観光やグルメなどにもくわしい「どっぷり!奈良漬」ブログで、tetsudaさんが記事の紹介と意見を2回にわたってしっかり述べておられます。(記事写真も拝借)
わたしもtetsudaさんの意見を支持します。
わたしもこの記事をtetsudaさんのブログで読んで、なにゆえこんな記事を最近奈良の良さをしっかり書かれている産経新聞さんが書かれたのか、とても疑問に思います。
奈良の飲食店は奈良の魅力を伝えようとそれぞれ努力されています。
tetsudaさんの2回にわたるブログを紹介します。
5月31日のブログです。→http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/ecd01207404602d2e64e6e506251be81
東向き商店街の飲食店を訪ねられての6月2日の再度のブログです。→http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/3900f76571f42ebdad3fbc36ae966764
人通りの多い東向き商店街。
わたしも東向き商店街や中心市街地の商店街やちょっと入ったところの飲食店で夜10時過ぎまでよく皆と食事しながら会合したり、ゆっくりひとときを過すことが出来る店がたくさんあります。良い情報はなかなか伝わりませんが、悪い情報は一気に伝わります。一旦失った信用や良い情報は回復するのはたいへんなエネルギーが必要です。
いま、奈良は一丸となってより良い情報を発信しようとしています。新聞記者はプロなのですからよく調べて記事を書いていただきたいと思います。
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鹿鳴人さん、この記事をお取り上げいただき、有難うございました。鹿鳴人さんに賛同していただけると、私も心強いです。
しかし、鹿鳴人さんのこのブログ記事に全くコメントが入っていないのが少し気がかりです。奈良の商店主さんたちは、地元を守るために、もっと声を大にしてほしいものだと思います。(て)
投稿: tetsuda | 2014年6月 6日 (金) 15時32分
tetsudaさん。コメントありがとうございます。商店街の皆さんはたいへん心外な記事だと言っておられます。それぞれの努力が無になり、風評被害が心配だといわれています。現に東京在住奈良市出身の30才くらいの息子さんはネットでこの記事を見て心配して連絡されてきた方もおられます。商店街ではいま意見のとりまとめをしていますので、来週にでも明らかに出来ると思います。
投稿: 鹿鳴人 | 2014年6月 6日 (金) 16時19分
こんにちは。
産経新聞もひどかったですが、関東で3/8と4/19、関西で4/4に放送され、TBSオンデマンドでも配信されたTBS「世にも不思議なランキングなんで?なんで?なんで?」のパイロット版もひどいですよ。
「日本一ホテルが少ない町」として奈良を取材したVTRが放送されましたが、下記のような問題がありました。
○正倉院・東大寺・春日大社・奈良国立博物館・興福寺・猿沢池の場所をイラストで示し、「奈良公園周辺なら3時間程あれば十分」と酷評
○「夜7時になると世にも不思議な光景が」「言っておくが、これは週末の夜8時。近鉄奈良駅周辺は観光地なのに店が早く閉まる」と、もちいどのセンター街や下御門商店街のシャッター通りを映し、それを鶴屋徳満さんも笹川文林堂さんも岡本友芳軒さんも県民の方も否定しない
○「奈良の夜は光る○○が徘徊」と番組表に掲載し、夜のシカの大群とカレー屋 楽さんへのインタビューを放送
○奈良は遊ぶところがないという話で、山口市も映画館がなく、奈良市は府県境をまたぐイオンモール高の原で映画が見られるにも関わらず、「奈良市は県庁所在地の中で唯一映画館がない」とのナレーション(4/19放送分ではカット?)
○Yahoo!映像トピックスでも取り上げられ、大仏商法の関連情報として、産経新聞のデタラメ記事とAll About News Digのデタラメコラムが紹介される(その後All About News Digは削除)。なお、ロンリープラネットのどの版でも3時間で十分の記述はないにもかかわらず、週刊 東洋経済 2014年5月31日号、産経新聞 2014年5月28日付 大阪夕刊、読売新聞 2014年6月7日付 大阪夕刊、日本経済新聞 2014年12月22日付 朝刊、All About News Dig 2015年1月8日掲載分、TOブックス 奈良あるあるなど、多くのところでデマが取り上げられています。
投稿: よそもん | 2015年4月20日 (月) 15時00分