奈良女子大学にて
奈良女子大学の正門入ってすぐの左手に小さな頑丈そうな建物があります。戦前には天皇陛下のご真影などが入っていたと聞いていましたが、このほど、その説明板が設置されていました。奉安殿というそうです。
奈良女子大学のhpです。www.nara-wu.ac.jp/
毎年5月1日を中心として、重要文化財の記念館の春の一般公開をされています。
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奈良女子大学の正門入ってすぐの左手に小さな頑丈そうな建物があります。戦前には天皇陛下のご真影などが入っていたと聞いていましたが、このほど、その説明板が設置されていました。奉安殿というそうです。
奈良女子大学のhpです。www.nara-wu.ac.jp/
毎年5月1日を中心として、重要文化財の記念館の春の一般公開をされています。
上野公園にある東京国立博物館ではいま、飛鳥のキトラ古墳壁画特別展が開かれているということを事前にhpでしらべていましたので、ちょうど金曜日のこの日は20時まで開館とのこと、東京国立博物館をうまく訪ねることができました。http://www.tnm.jp/
夕方ながら、キトラ古墳の壁画は20分から30分の待ち時間ということでした。キトラ古墳の壁画は以前も一部を見たことがありますので、きょうは東洋館の地下1階のミュージアムシアターを訪ねました。 (入場料は合わせて1000円でした)
(クリックすると拡大します)
大型画面で40分間ほどの映像でした。キトラ古墳の時代、 古墳の全景、 そして石室内部(240センチ×100センチ×120センチ) を こと細やかに拝見できました。説明が映像の中でもナレーションがありましたが、合間には実際のナビゲーターが説明され、なかなかおもしろく思いました。
こんど飛鳥に高松塚古墳やキトラ古墳が展示される施設が出来たらぜひこのようなシアターも併設してもらいたいと思います。
VR作品「キトラ古墳」の説明です。
キトラ古墳
VR作品「キトラ古墳」より 奈良県明日香村のキトラ古墳。石室の東西南北には青龍・白虎・朱雀・玄武の四神と十二支、天井には東アジア最古の精密な天文図が極彩色で描かれています。
修理のため、現在、取り外された壁画。これらは、いったいどのように石室を彩っていたのでしょうか。
バーチャルリアリティならではの、石室の完全再現を試みます。 大スクリーンを通じて、壁画の世界を体感しましょう
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天文図は、高松塚古墳よりキトラ古墳の方が詳しいということでした。かつてキトラ古墳のことを、もと奈良女子大学附属高校教諭や県立奈良高校校長などをつとめられて、当時明日香村の教育長であった、森井実先生から最後の「授業」を聞きました。キトラ古墳の天文図は実に正確だというお話を思い出した次第です。
映像を見たあと、2013年改装工事が終了したという、東洋館をはじめて拝見しました。常設展はフラッシュをたかなければ写真を撮って良いということでした。
アジア、中国、朝鮮などのいろいろな像や陶器など展示がされていました。
外に出るともう6時過ぎ、空はきれいな夕空でした。そして東洋館の外観です。
あとで知ったのですが、表慶館では「キトラに触れる!」という肉眼では見られない壁画の世界をサイエンスの目で観るという併設企画を見ることができるそうです。(5月18日まで)
奈良もちいどのセンター街では、春の大感謝祭ガラポン抽選会を4月30日まで行なっています。どうぞこの機会にもちいどのセンター街にお越しください。
そして夢CUBEに森野サンプルという新しいお店もオープンしました。
もちいどのセンター街のブログにいろいろ最近の出来事をアップされています。→http://blogs.yahoo.co.jp/nara_mochiidono/MYBLOG/yblog.html
奈良市花芝町の吉川亭は、レストラン菊水で10数年コックをして独立された創業30年くらいのシェフの店です。小学校中学校時代の友人です。久しぶりにちょうど昼時に通りかかり、ランチのハンバーグをいただきました。満席の中、ひとつだけテーブルが空いていてうまく座ることが出来ました。
ライスorパン、サラダそしてハンバーグにデミタス珈琲がついてなんと1000円。ボリュームがあり、味も抜群。
すこしまえに新聞でも紹介されていましたし、近頃シニア向けのおすすめの店として情報誌などでも紹介され、再び人気店です。一時子供と・・・はお断りの看板ですこし客足が遠のき、その看板は残念ながら撤去したと店の壁の吉川亭物語に書かれていました。
その他いろいろおいしいメニューがあります。 おすすめのレストランです。
(クリックすると拡大します)
東大寺の別当(住職)である、筒井寛昭師の本をふと見つけました。
「あなたを幸せに導く 仏様からのアドバイス」という新書版でワニブックスからこの3月に発行されました。(本体952円)
本の帯には、
東大寺別当が教えてくれるこれからの人生の送り方、あなたの心にとどく言葉
仏教は人生のアドバイザー
人生とは大海原を舟で旅しているようなもの。
もしあなたが西へと向かう旅人であれば、仏教とはその頭上にある太陽のような存在です。
太陽が東から昇り、西へと暮れていく道筋に「こちらが西だ」と、あなたの進むべき道を示してくれるのです。
目次は
第1章 仏教の心の持ち方
第2章 心を磨くには
第3章ものの見方を変える
第4章 仏様に導かれて
第5章 心をつなぐ真理の言葉
第6章 現代の日本人へ
自分も周りも幸せにする「利他の心」、和して同ぜず、見えないものが見える、心を見つめる、慈悲の心、心が変わったときはじめて罪は消える、「肉眼」と「心眼」、目に見える世界がすべてとは限らない、個性の花を咲かす、心に宿る仏様、なぜ奈良の大仏はあんなに大きいのか?個性は自分で育てるもの、太陽はただ私たちに光を照らしてくれる・・・など合計45項目わたって、わかりやすく説かれています。
写真は平成25年5月の東大寺別当晋山式での筒井 寛昭師ご夫妻。
「あなたを幸せに導く 仏様からのアドバイス」
ワニブックス、(本体952円)
4月19日、三条通で旧知のNさんご夫妻に出会いました。 邪馬台国論争とは何か~日本史学の深淵~ ことしは地元のいまや唯一の地方銀行である、南都銀行の80周年ということで奈良女子大学で邪馬台国のセミナーを聞いてきたということでした。 ことし南都銀行では10回にわたって、奈良女子大学、奈良大学の先生によるセミナーがほぼ毎月おこなわるということです。 5月11日には 生と死の古代学~万葉びとの思惟から~ 講演がありますが、残念ながらすでに締め切りが過ぎています。次の予約は6月以降です。 くわしくは以下のhpで案内されています。 http://www.nantobank.co.jp/80th/project03.htm
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現在、奈良県内の会津八一の歌碑は19基あり、あと1基は橘寺の集字による歌碑です。幸い、20ヶ所すべてを訪ねることができました。
会津八一研究家の素空氏が以下のhpにまとめてくれていますので紹介します。
http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/kahi-nara/kahi.html
折にふれ会津八一の歌碑めぐるありがたきかな奈良に住むわれ 毎日新聞やまと歌壇
誓多林の村落を抜けて峠茶屋で草餅をたべて一服。茶店のおやじさんによれば、年中店は開いているが、これから5月の間がいちばん人が多いということでした。たしかにこの日は上り下りのウォークの人たちにときどき出会いました。
近くには八柱(八王子)神社がありましたので参拝。
そこからしばらく行くと道はふたつに分かれました。今回は大回りの地獄谷石窟仏の方の道をとりました。川沿いに下ったりまた上ったり狭い道でややくたびれましたが無事地獄谷石窟仏にたどりつきました。彩色ものこる美しい石仏でした。
ここで11時前ながら、お弁当を食べて休憩。
そして奥山ドライブウエイを横切りました。
春日山石窟仏は今回はパス。以前に撮った写真です。
地獄谷新池のそばを通り、首切り地蔵へ。
そして朝日観音さまです。
そのほか夕日観音は高いところにあったり、寝仏は石の裏でうまく写真は撮れませんでしたので今回写真は省略。石畳の道です。
やがて滝坂の道は大杉教会から高畑町へ、奈良の町につきました。昼の12時半、約3時間半歩いたことになります。
このコースは全般に下りのはずですが、下りもまた足に負担がかかりました。
さて会津八一はこの滝坂の道で歌をたくさん残しています。
滝坂にて
かき の み を になひて くだる むらびと に いくたび あひし たきさか の みち
まめがき を あまた もとめて ひとつ づつ くひ もて ゆきし たきさか の みち
かけ おちて いは の した なる くさむら の つち と なり けむ ほとけ かなし も
たきさか の きし の こずゑ に きぬ かけて きよき かはせ に あそびて ゆかな
ゆふ されば きし の はにふ に よる かに の あかき はさみ に あき の かぜ ふく
地獄谷にて
いわむろ の いし の ほとけ に いりひ さし まつ の はやし に めじろ なく なり
道端の木の札に会津八一の歌が書かれていました。
かけ おちて いは の した なる くさむら の つち と なり けむ ほとけ かなし も
いつもの会津八一研究家の素空氏のhpからです。http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/81top.html
滝坂にて(第3首)
かけ おちて いは の した なる くさむら の つち と なり けむ ほとけ かなし も
(欠け落ちて岩の下なる草むらの土となりけむ仏かなしも)
滝坂 「新薬師寺から東へ入る。高畑町から春日山を石切峠に至る。能登川沿いを登る石畳の道」
かけおちて 「岩に刻まれた仏像が、長い年月によって欠け落ちたこと」
かなし 「いとおしい」
歌意
岩に刻まれてみ仏が長い年月の間に欠け落ちて、草むらの土になったのもあるだろう。哀しく、いとおしいことだ。
七月滝坂を登った。少し行くと東海自然歩道の標識の上に「寝仏」の表示がある。八一は自註で「俗に『寝仏』と名付けて、路傍に顚落して、そのまま横たわり居るものあるなり」と書いている。
原型を止めず、土になってしまった仏達は沢山あるだろう。それを八一は「かなしも」と抒情的に詠んだ。南京新唱「滝坂にて」5首の3首目。
(引用おわり)
この日のMAPです。(クリックすると拡大します)
奈良市内まで約3時間半、新緑の良いコースです。(反対方向もありますが柳生方面から奈良市内にむかうバスはあまりありませんので、要注意です)
この日のコースの近鉄てくてくまっぷです。近鉄奈良駅で無料でもらえます。
http://www.kintetsu.co.jp/zigyou/teku2/teku-nara03.html
このコースは約12キロとのこと。
万歩計は22000歩を表示していました。(おわり)
19日新緑の良い天気の日、機会に恵まれて滝坂の道を歩きました。この春には行きたいと思っていたコースです。
朝8時19分発近鉄奈良駅から路線バスに乗って柳生方面の忍辱山(にんにくせん)へ(650円)。そこから、東海自然歩道など滝坂の道を奈良市内に向かって歩きました。
まず園成寺を参拝。つつじがきれいに咲いていました。
歩く道には石仏があちらこちらに安置されていました。
東海自然歩道の表示が要所に建てられていました。鳥の声が良く聞こえます。
大慈仙からの須山への道にはいりました。この道は車も走ります。ゴルフ場へ行く時にときどき走る裏道です。そして誓多林(せたりん)へ。
誓多林ではすでに田植えの準備が始まっていました。農家の方が苗の整理をされていましたので、そろそろ田植えかもしれません。このあたりではかえるの声がよく聞こえます。お茶畑もよく見えます。のどかな光景です。
このあたりは大和茶の生産でも有名です。田原のほうへ行くと古事記の太安万侶の墓誌が発見されたお墓があります。今回は、そちらには行かず春日奥山と高円山のあいだを抜ける滝坂の道に向かいます。(つづく)
かぎろひの大和路、復刊30号が発行されました。今回は、「行基と忍性が眠る里、往馬大社、竹林寺から暗峠(南生駒)」というテーマです。楽しんで読みたいと思います。
4月13日に中心市街地の飲食店9軒で、奈良の地酒の飲み歩きというはじめての酒めぐりイベントがありました。
参加には赤いTシャツを前売り1500円で購入しました。好評ゆえ当日分は販売されなかったようです。
昼12時前からスタートされていましたが、所用が多くてようやく夕方6時過ぎスタート。
もちいどのセンター街の「よばれやさん」はちょうど夕方の休憩時間中でしたので残念ながら入れませんでした。
1軒目はもちいどの夢CUBEのすぐ東50mの「いにしへ長屋」さんへ。はじめて入りました。たしかに古めかしい雰囲気です。
この日わたしが151人目のお客さんでした。濁酒でした。
つぎは下御門町の「香月」さんへ。
お酒は吉野の花巴の3年ものとのこと。オリジナルの肴は写真撮り損ねたのですがスィーツで桜も散りばめてありました。チーズのような味で、スィーツが日本酒に合うとは不思議でした。隣に座って酒蔵の方ともお話できました。
つぎは、立ち飲みの「泉勇斎」さんへ。2つのお酒の飲み比べとのこと。
ところで、この日の特別メニューは、各お店とも、奈良の地酒(約80ccくらい)プラス肴、でどちらの店もワンコイン500円というルールです。そしてひとり1杯です。
つぎに、近鉄高天ビル地下街へ。3軒のお店が参加されていました。
最初に、いつもいく「ほおずき」さんへ。御所市の風の森です。ひとり1杯とのルールです。そこでいつもなら800円とのこと、800円の分をお代わりしました。
つぎに「グリル・チェンバー」へ。入り口に参加の印の赤いTシャツがかかっています。ご主人からお酒のことなどいろいろ説明を受けました。
そして「亜耶」さんへ。百楽門を飲みました。こちらでは、このイベントの企画やデザインを担当された方にもお会いできて、酔いの中いろいろおはなしできました。
この日わたしは9軒中6軒に行くことが出来ました。奈良の日本酒は、清酒発祥の地だけあって実においしい日本酒があることがわかりました。
参加のかなり多くの方が9軒制覇したようです。
まちなかやお店では赤いTシャツを着て多くの人が盛り上がっていました。
日本酒はその土地の文化だと思います。奈良のおいしい日本酒をどうぞ飲んでいただきたいと思います。
つぎはまた秋に開かれるようです。期待したいと思います。
そして秋の奈良まちなかバルも楽しみです。
西山厚先生がこの3月末で奈良国立博物館を定年退職されて、奈良の帝塚山大学の新しく出来た学部、文化創造学科に招かれて教授に就任されたそうです。http://tezukayamagakuen.jp/bunkasouzou/
奈良国立博物館でのお仕事のかたわら、NHK教育テレビで正倉院展のことをお話されたり、いろいろな講演会でお話されたりしていました。近頃は、毎日新聞奈良版にエッセイを書かれたりしています。
私はもう20年以上前からでしょうか、いろいろな会合でみなと共に西山先生にお話いただいたり、東大寺の修二会で内陣聴聞をごいっしょいただいたりしていました。長時間正座されてお参りされていました。
また、時々いきつけのお店でお酒をご一緒したりしています。
先日はもちいどのセンター街でばったりお会いしました。「大学に移ってこれからもっともっとやりますよ」と言っておられました。
ますますのご活躍を期待しています。
そして先日、奈良新聞にも最終講義のことなど西山厚先生のことを書かれていましたので紹介します。(以下3月26日の奈良新聞より)
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今月16日に開かれた奈良国立博物館の公開講座「サンデートーク」で、今春定年退職を迎える西山厚学芸部長の最終講義を聞いた。
名物講師とあって女性ファンを中心に開演前から長い行列ができた。2時間前から並んだ人もいたというから人気度抜群。複雑な仏教史をソフトな語りで解説してくれるのがいい。
奈良仏教の神髄を、偉い坊さんではなく西山さんから学んだという人も多い。多くのファンを集める理由は、知識以上に本人から発する信仰心が伝わるからであろう。
そのことを、最終講義の中で高齢の御母堂に触れた場面で「なるほど」と思った。念持仏に手を合わせる母の姿を見て育った人であればこそふさわしい話ができるのだろう。
最終講のテーマは「女性と仏教」。光明皇后みずから示したように「仏教は女性を支え、女性は仏教を支えた」と語り、しめくくりに金子みすゞの作品「さびしいとき」が日本仏教の到達点と解説した。さすがというべきであろう。
合格、卒業、人事異動の季節。定年など一区切りつけた時、もう一度親の恩をかみしめてもばちは当たるまい。(コ)
歌人の前 登志夫さんが亡くなられて早や七回忌になるそうです。
4月16日(水)から20日(日)まで奈良県文化会館2階E展示室で朝10時から17時(最終日は16時まで)樹下山人忌 前 登志夫展が開かれるということです。入場無料。
くわしくはhp→http://maetoshio.tumblr.com/
いつも楽しみにしている、大阪芸術大学短期大学学部教授の川嶌一穂さんの「美ビット見て歩き」は奈良新聞に載っていました。著者の川嶌さんの了解を得て紹介します。4月は、昨年のNHK朝の連続小説「あまちゃん」で軽快な音楽とともに印象に残る、岩手県・三陸鉄道 奇跡のローカル線、全線開通です。(クリックすると拡大します)
三陸鉄道のhpは以下の通りで、オンラインショップもあるそうです。→http://www.sanrikutetsudou.com/
わたしも一度訪ねたいと思っていますがまだ行けないでいますがぜひ行きたいものです。
JR奈良駅の西出口の南、奈良市保健所・教育総合センターなどの入居する、「はぐくみセンター」の最上階の9階で会合がありました。
JRが高架になり、かつはぐくみセンターの南側の、JR線のアンダースルー工事が終わり4車線で供用されてはじめていきました。
エレベーターから降りて9階からの眺めは、すばらしいものでした。また奈良公園から若草山あたり、桜がみえます。
奈良市はぐくみセンターのhpです。
→http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1363929842528/index.html
いよいよ4月13日(日曜日)奈良フィルコンサートが開演13時30分(開場13時)、奈良県文化会館・国際ホールで開かれます。
10日からすでにオーケストラ合わせの練習が秋山和慶先生のもとおこなわれています。ピアノのソリストはわれらが佐藤明子さん。
11日、日本を代表する指揮者である秋山先生を囲んで奈良のメンバーによる歓迎会がありましたのでご一緒出来ました。秋山先生を囲んでおいしい料理を食べ歓談してきました。
秋山先生は、奈良もとてもくわしく、1960年代、近鉄電車が油阪の路面を走っている頃から、何回も来られています。前回の奈良フィルのコンサートのときは東大寺の修二会のときで、二月堂で遅くまで声明をご一緒に聴聞しました。それ以来3年ぶりの奈良への登場です。
実はわたしはもう40年ほど前、大学時代から社会人のころ、 秋山先生ご指導の東京アカデミー合唱団で5年近くお世話になりました。
13日の奈良フィルコンサートは楽しみです。どうぞ、多くの皆さんのご来場をお誘いします。
くわしくは奈良フィルのhpをご覧ください。
→http://naraphil.com/
奈良フィル事務局は、TEL0743-57-2235
4.13追記。奈良新聞より。
全国でマチオモイ帖があるそうですが、奈良でも開かれていることを聞きましたので、奈良県立図書情報館で見てきました。奈良市下御門町やきたまち、学園前、などありましたし、飛鳥などもありました。三重県四日市や和歌山県もありました。
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佐保川の春 アートの日 my home town わたしのマチオモイ帖~奈良・和歌山・三重編 平成26年4月8日(火)~26日(土) 自分にとって大切な町、ふるさとの町、学生時代を過ごした町や、今暮らす町など、日本各地に眠る無数の宝物を、全国のクリエイターが、それぞれの思いと共に小冊子や映像にして紹介する『マチオモイ帖』。その中から奈良・和歌山・三重の作品を展示します。
また、関連企画として3月に奈良市西部公民館で開催された『マチオモイあるき』から生まれた映像作品『がくえんまえ帖』も併せて展示します。
最終日は15:00までとなります。 日時 2014.04.08(火) 09:00 to 2014.04.26(土) 15:00
会場 2階 メインエントランスホール
主催 奈良県立図書情報館、NPOならそら 共催 わたしのマチオモイ帖制作実行委員会 協力 クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町、公益財団法人 奈良市生涯学習財団
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佐保川上流から続く奈良図書情報館の前の佐保川べりの桜並木は有名ですが、奈良図書情報館の前は、花吹雪寸前という満開の様子でした。(4月9日撮影)
入江泰吉記念 奈良市写真美術館ではいま「花と造形」展が開かれています。(6月29日まで)
入江さんは画家をめざしておられたときもあるそうですから、いろいろ美術的なことに堪能です。一時期、流木にサンドペーパーで磨いて作品にして、それを写真に撮られたことがあったそうです。
また、花を最初は遠景で捉えていたが、アップで撮るようになったということです。その作品が春から冬までたいへんな数の花として展示されていました。万葉集に出てくる花やわたしなど知らないふつうの花も一番良い時を選んで撮られたというだけあって、それぞれ素晴らしい花の写真でした。
期間はまだ6月29日までありますから、どうぞお出かけください。
そしてくわしくはhpをご覧ください。→http://www1.kcn.ne.jp/~naracmp/
4月6日の奈良市写真美術館あたりの風景です。
奈良女子大では以下のような公開講座がひらかれるそうです。吉水快聞師、そしてNPO奈良まほろばソムリエの会の鉄田さんです。
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(画像はクリックすると拡大します)
<公開講座 ―なら学プロジェクト―>
奈良県は文化財の宝庫である。その中でも国宝に指定されている彫刻文化財の半数以上が奈良県に存在しており、そのほとんどが「仏像」である。しかし、現在、私たちが目にすることができるその仏像が、長い歴史の中で淘汰され、多くの先人によって守り伝えられてきたということを想像したことがあるだろうか。「文化財」とは何か。「修復」とはなにか。「伝える」ということは。実際に、「制作」「修復」「宗教活動」を行う者として、文化財保存修復について語る。
『彫刻文化財の保存修復について ~修復の現場より~』
・開講日時 4月12日(土) 10時から11時30分
・講 師 吉水快聞氏(彫刻家)
・会 場 記念館講堂
・定 員 100名
・資料準備の都合上、事前のお申し込みにご協力ください。定員に達し次第、締切といたします。
・受講料は不要です。
電話・FAX・E-mail いずれかで「講座名、氏名、連絡先」を明記の上、お申込みください。
・TEL 0742-20-3968(土日祝日を除く10時から17時まで)
・FAX 0742-20-3958
・E-mail kenkyou@cc.nara-wu.ac.jp
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(画像はクリックすると拡大します)
<公開講座 ―なら学プロジェクト―> | ||
昨年十二月、「和食」がユネスコの世界遺産(無形文化遺産)に登録されました。和食には「多様で新鮮な食材を使い、素材の味わいを活用している」「栄養バランスがよく、食生活は健康的」「自然の美しさを表現している」「年中行事にも関わっている」という特徴があります。美味しくてローカロリーな和食の良さは世界中に知られるようになり、海外の各地で和食ブームが起きていますしかし、改めて「和食って何?」と問われると、答えに窮することもしばしばです。そこで今回は、和食の歴史にスポットを当てます。日本初の料理様式といわれる神饌(しんせん)料理から会席料理まで、豊富な写真で和食の歴史をたどるとともに、奈良発祥の食べ物の数々を紹介します。さらに、奈良の美味しい飲食店も紹介いたします。食文化発祥地の奈良は「うまいものばかり」。ぜひ、美味しいお店を訪ねていただき、奈良の「食」を堪能していただきたいと思います。 | ||
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・開講日時 4月12日(土) 13時30分から15時 |
十一面観音像が特別公開され、光明皇后のお経などが公開され、ユキヤナギも咲いているということで、奈良市法華寺町の海龍王寺を訪ねました。
桜が満開で、ユキヤナギも咲き誇っていました。
本堂で十一面観音像を拝見、光明皇后の直筆のお経も拝見しました。(4月7日まで)
次の十一面観音像の特別公開は5月1日から9日ということです。
ちょうど、新聞や地元奈良どっとFMの番組やフェースブック、ツィッターなどを駆使したり、講演活動など多方面にご活躍のご住職、石川重元師とお話しすることができました。
ますますのご活躍を期待しています。
そしてご朱印をいただきました。
観音経に「観音妙智力」という言葉があり、観音様の慈悲のお力をお授けいただきますよう、とのことです。
海龍王寺のhpです。→http://www.kairyuouji.jp/
境内ではちょうど天平楽座のおふたりが天平衣装でガイドされているとのことでした。
そして西金堂の左手にある、会津八一の歌碑を拝見しました。いつもの素空氏のhpからの引用です。 http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/sa/sa.html#kairyu
もう10数年続いている(東日本大震災の年だけ中止)、奈良市の中心市街地の4つの商店街(東向き商店街、小西通り商店街、三条通橋本商店街、そして餅飯殿(もちいどの)商店街)の夜桜の会が4月3日ありました。
場所は、東向き商店街にある日本聖公会の奈良基督(キリスト)教会http://www.nskk.org/kyoto/nara/
です。併設されている親愛幼稚園の園庭には桜がまさに満開を迎えようとしていました。
隣接している国宝の興福寺三重塔です。
この夜桜の会は、 教会のご好意で続けられています。そしてビールはキリンビール奈良支店のご協力で、いちだんとおいしくなった一番絞りです。
100人以上が参加して、食べものは地元商店街のおいしい食べ物、お寿司に中華料理、イタンリアンのピザに、ベトナム料理の生春巻、など・・・。
株式会社まちづくり奈良のS部長が撮ってくれました。
1時間半ほど商店街の人たちや教会の人たちと大歓談して、みんなでお片づけをしてお開きになりました。
すっかり酔って日が暮れてからの写真はなかったのですが、友人のYさんが写真を送ってきてくれました。
この日だけの特別ライトアップです。
二晩続けて夜桜の会がありました。始まる前の夕方の散歩です。4月2日、見事に咲いていました。
三条通りから見上げる国宝興福寺三重塔。
南円堂あたり、興福寺境内です。
興福寺本坊前の会津八一の歌碑 (会津八一研究家、素空氏のhpから)
はる きぬ と いま か もろびと ゆき かへり ほとけ の には に はな さく らし も
歌意
春がやって来たと今や多くの人が興福寺の庭を行き来して、そこには桜の花が咲き乱れているだろう。
遠く古都を想いながら、桜の花が咲き乱れ、多くの人が行きかう大寺の春をおおらかにゆったりと歌い上げている。豊かな調べの向こうに絵画的な情景を浮かび上がらせている。
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猿沢池 (北東から元林院町方向を望む)
昨年1年間続けられた、ならシネマテークです。
幸いにも、新年度の4月からも ならシネマテークが続けられることになりました。年間会員も募集されています。ことしは9月に国際映画祭も開かれるそうです。レッドカーペット会員に申し込んだところシネマテーク1年間鑑賞OKつきの会員証が送られてきました。早めの入会がお値打ちです。
ところで4月は11日から13日まで、ならまちセンター多目的ホールで「アメリ」というフランス映画が上映されます。
ならシネマテークのhpです→ http://cinematheque.nara-iff.jp/april_2014/
奈良・三条通のホテルフジタ近くのNTTの並びに、チャレンジショップ青丹彩 がありましたが、残念ながら閉店していました。
4月2日、商店街振興組合、三条ショッピングモールhttp://www.nara-sanjo.jp/
では国の補助金や奈良県、奈良市のバックアップで、コミュニティ施設「SIーRO三条」をオープンされました。
地下1階、地上3階の施設です。
来賓の方々から、「JR奈良駅から奈良市観光センターまで483mの三条ショッピングモールの核施設として期待したい」、「青丹彩が閉じられてしばらくたちますが、三条通というメインストリートの施設であり、地域の発展のための拠点として今度こそがんばっていただきたい」など激励がありました。
ご発展をご期待申し上げたいと思います。
3階はNPO法人元気もんプロジェクト、平城京天平祭などの事務所が開設されています。
くわしくはSI-RO三条のhpをご覧ください→http://si-rosanjo.jp/
奈良フィルコンサートが4月いよいよ開かれます。指揮は秋山和慶先生、そしてピアノは佐藤明子さん。とても楽しみな演奏会です。
4月13日(日曜日)開演13時30分(開場13時)奈良県文化会館・国際ホールです。
チケットはいま発売されています。
くわしくは奈良フィルのhpをご覧ください。
→http://naraphil.com/
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追記
以下は、4月4日付奈良新聞国原譜より。
「ええもん高いは当たり前、ええもん安いのが…」。かつてテレビなどで流れていたスーパー(関西資本)の宣伝ソングを覚えている人はいるだろうか。
このように関西人は費用対効果を重視する面がある。安くていいのを買ったのが自慢にもなる。値段にこだわるのは粋じゃない東京圏の人には、なかなか理解できないようだ。
コンサートのチケットも高い席から売れるのが東京。安い方からなくなるのが関西という。商売の町・大坂、「宵越しの金を持たない」職人が多かった江戸。東西の価値観の違いか。
コンサートチケットの価格は、東京や大阪に比べ県内開催の場合は大抵、割安な価格が設定されているようだ。県内は公共ホール主催が多いからか。
その割に客の入りが悪いのが多く、いつも残念に思う。一人でも多くの音楽ファンに地元のコンサートに足を運んでもらいたい。
日本を代表する指揮者の一人、秋山和慶氏を迎え、13日に奈良フィルハーモニー管弦楽団の演奏会が開かれる。演目はクラシック音楽の王道ベートーベンの名曲。これは価格を超えた名演になりそうだ。(栄)
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