「奈良大和路ー祈りの回廊をゆくー奈良町→高畑界隈」
近鉄奈良駅の若草書店でバス待ちをしていて1冊の本が目に入りました。
企画は飛鳥園。
文は近頃とくに活躍が目立つ旧知の倉橋みどりさん。
奈良では、「ありがたいものはみんなありがたい」という素直な祈りのこころが数え切れないほどの人々によって伝えられ、守られてきた。いま改めて、奈良は町全体が「祈りの回廊」なのだと称えたい。(本文から)
さらに本の帯の推薦文はこれまた旧知の奈良国立博物館学芸部長の西山厚先生曰く、「小さなお寺や神社に向けられた温かいまなざし。こんな本がほしかった。ずっと待っていた。奈良がもっともっと好きになる本です」
元興寺、十輪院、興善寺、御霊神社、鎮宅霊符神社、中将姫ゆかりの寺、璉珹寺(レンジョウジ)、餅飯殿理源大師堂などまちなかに息づく信仰、漢国神社、采女神社、浄教寺、福智院、瑜伽神社、天神社、頭塔、不空院、新薬師寺、鏡神社、宅春日神社、白毫寺などが写真と文でつづられています。
本体762円。おすすめの1冊です。
企画・発行 飛鳥園http://www.askaen.co.jp/。
倉橋みどりさんによれば、続編がまた発行されるそうです。
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