フォト
無料ブログはココログ

« 奈良まほろばソムリエと巡る 山の辺の道 1 | トップページ | まほろばソムリエと巡る 山の辺の道3 »

2013年11月22日 (金)

まほろばソムリエと巡る 山の辺の道 2

 山の辺の道筋の金屋の石仏では、会津八一は歌をのこしています。石仏二体をお参りしました。いつもの素空氏の解説です。 写真も。

Kanaya2_thumb  Kanaya3_thumb

三輪の金屋にて路傍の石仏を村媼(そんおう)の礼するを見て

 みみ しふ と ぬかづく ひと も みわやま の この あきかぜ を きか ざらめ や も

(耳しふとぬかづく人も三輪山のこの秋風を聞かざらめやも)
 
歌意
       耳を病んで苦しんでいる里の老女が、頭を地につけてこのみ仏に祈っている。三輪山から吹き降ろす秋風の音をこの老女は聞かないのだろうか、いやきっと聞いているに違いない。

       八一が訪れた時、石仏は路傍の木立にただ立てかけられていただけ、吹き降ろす秋風のもと、耳を病む老女の祈る姿という素朴で寂しい情景だけがあった。だが、「聞かざらめやも」に込められた反語の中に、強い希望と「三輪山=神の力」を感じ取ることが出来るような気がする。
       現在の石仏は写真(下)のような頑丈なコンクリートの堂の中にあって、この歌の当時の趣を味わうことは出来ない。周辺は山の辺の道(遊歩道)として整備され、訪れる人も多い。                               

 三輪の金屋 (自註鹿鳴集より)
           三輪山の南なる弥勒谷(みろくだに)といふところに、高さ六七尺、幅三尺ばかりの板状の
    石に仏像を刻したるもの二枚あり。・・・・路傍の木立に立てかけ、その前に燭台、花瓶、供物、
          および耳を疾(や)める里人の納めものと見ゆる形ばかりなる錐など置きてありき。・・・

(引用終わり)

そして志貴御県坐神社にいきました。蜂がたくさん飛んでいてすこし不安でしたが無事参拝できました。 

崇神天皇磯城瑞籬宮跡(しきみずがきのみやあと)の碑がありました。

わたしの班のリーダーは中学高校同級生の I 君、私といっしょにまほろばソムリエに合格して彼はガイドグループで活躍しています。この日もいろいろなガイドポイントで熱心に説明をしてくれました。

Cimg9641_2 Cimg9644

そして平等寺へ。聖徳太子ゆかりのお寺ということです。

本尊の観音様は、有名な聖林寺の国宝の観音様によく似ておられました。

Cimg9649 Cimg9648

Cimg9655 Cimg9653

わが衣色に染めなむうまさけ三室の山はもみぢしにけり(巻7-1094、柿本人麿)

伊藤博先生の現代語訳は、私の着物が美しく染まってしまうほどに、三輪の山は見事にもみじしている。

そしてほどなく大神神社へ参拝。ちょうど七五三のお参りの人がたくさん来られていてにぎわっていました。

Cimg9656 Img261


狭井神社にもおまいりして、大美和の杜へ。展望台からは奈良盆地がややかすんでいましたがよく見えました。

Cimg9660

右から耳成山、畝傍山、天の香具山。写真では見えにくいのですが肉眼では二上山、葛城山、金剛山がうっすらと見えました。

« 奈良まほろばソムリエと巡る 山の辺の道 1 | トップページ | まほろばソムリエと巡る 山の辺の道3 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 奈良まほろばソムリエと巡る 山の辺の道 1 | トップページ | まほろばソムリエと巡る 山の辺の道3 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30