奈良女子大学附属小学校の同窓会「伸びて行く会」へ
奈良女子大学記念館(重要文化財)で、先日、附属小学校の全体の同窓会「伸びて行く会」が開かれました。
講演では同窓の大先輩、まちづくりプランナーの片寄俊秀先生のお話がありました。戦中に入学され昭和25年卒業されたおもしろくて貴重な小学校生活を語られました。
その後、奈良女子大学附属中学・高校を経て建築学を京都大学で学ばれ、アフリカへ行かれたこと。その体験を書かれた本で、渥美清主演の映画のモデルにもなったこと。
そしていろいろな大学で教鞭をとられるかたわら、日本中や世界のあちこちをスケッチされてきたこと。現在まちづくり道場・主、をされていることなどのお話をしていただきました。
ご紹介された、まちづくり道場十訓(案)です。
スケッチをすると写真よりも他人に警戒されず良いということでした。そしてとにかく1000枚練習して描いたら・・・、というアドバイスでした。
そして、これまでの観光から新しい観光を説明され、どこでも観光地になること、観光は平和へのパスポートと強調されました。
奈良まちづくりセンターの活動にも最初から関わられ、かみつみち弁当で有名な「はり新」の中川俊彦さんと小学校からの同級生ということでした。中川さんもスケッチで健康を回復されたということです。これもスケッチの効用かもしれません。
片寄先生は著書も多数あるようです。とても参考になるお話でした。ありがとうございました。
そしてほんまち・まちづくり道場のhpです。→http://honmachila.exblog.jp/
伸びていく会は、その後、望月恵理子さんのマリンバ演奏や、バイオリンとピアノの演奏があり、生協食堂で楽しい懇親会が繰り広げられました。
« 10月ならシネマテーク | トップページ | 薬師寺東塔水煙降臨展へ »
こんばんは!
わぁ、片寄先生~♪
実は『かぎろひの大和路』誌上で2号から、無理を言って、スケッチと文章を寄稿いただいています。
文章もスケッチもやわらかく、その中にピリッとしたまちづくりへの示唆もあって、好評連載中です。
初めは中川さんにご紹介していただきました。最近はお会いすることもなく、メールでのやりとりだけなのですが、お若くお元気そうで安心しました。
ありがとうございました!
投稿: かぎろひ | 2013年10月 9日 (水) 21時00分
かぎろひさん。コメントありがとうございました。実は片寄先生のお話は同じ奈良女子大学の記念館で数年前、兵庫県三田市の実践のお話を聞いて2回目でした。ご挨拶も出来ましたが実にお元気でした。
かぎろひ誌でもいつも素敵なスケッチと文を書いておられますね。よく拝見しています。じごうそろそろ楽しみですね。
この日はきたまちのスケッチ大会もしていました。はり新の中川さんもスケッチに行くところを会ったともいっておられました。
元気な先輩を見習って過ごしたいものです。
投稿: 鹿鳴人 | 2013年10月 9日 (水) 23時58分