万葉植物園の会津八一の歌碑
春日野にて
かすがの に おしてる つき の ほがらかに あき の ゆふべ と なり に ける かも
(春日野におし照る月のほがらかに秋の夕べとなりにけるかも)
歌意
春日野にくまなく照っている月の光はあかるく澄み渡っている。まさに秋の夜になったのだ。
ようやく、この歌の季節になったように思います。
会津八一の歌です。春日大社万葉植物園内に歌碑があります。(当初は東大寺の
観音院に建てられ、会津八一が歌碑と一緒に写った写真を見たことがあります)。
解説はいつもの素空氏のhpをご覧ください。
→http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/ka/ka.html#kasugano1
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この歌碑は、よく場所を変えているようです。
秋艸道人の「私の歌碑」には、観音院の庭から春日野・雪消の澤に移された旨が書かれています。
その後、萬葉植物園に移されたようです。
萬葉植物園のなかでも、昭和50年頃には築山の上にありましたが、今は通路の近くに下りていますね。
投稿: やいち | 2013年9月27日 (金) 21時21分
やいちさん。コメントありがとうございます。
割合小さな石ですので、運びやすかったのでしょうね。またよろしくお願いします。
投稿: 鹿鳴人 | 2013年9月28日 (土) 06時40分