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2013年9月19日 (木)

雨の合間に唐招提寺へ

台風の近づく日、雨の合間に遠来の客があり案内して唐招提寺をたずねました。前回は、薬師寺を訪ねており、すぐ近くですが今回は唐招提寺を案内した次第です。

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そして会津八一の分骨がひそかに唐招提寺の歌碑に埋められていると知る人ぞ知る話を先日知ったばかりでした。

歌碑にお骨があるということは、お墓ということになるのでお寺ではあまり公けにされていないということも聞きました。

円柱の平成の大修理でしっかと建つ金堂で、るしゃなぶつ、千手観音像らを拝観したあと、金堂の左手前の会津八一の歌碑です。

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おほてら の まろき はしら の つき かけ を つちに ふみつつ ものを こそ おもへ

八一

前夜の雨で歌碑が洗われ、字もくっきりと見えました。

解説はいつものように 素空氏のhpにお願いすることにします。http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/a/a-gyou.html#tousyoudaiji

 

             
            


歌意
 唐招提寺の丸いエンタシスの柱が月の光で大地にくっきりと影を落としている。その影を踏みながら私は深いもの思いに耽っている。
       
       早稲田大学文学部の講師として東洋美術史を教えた八一にはギリシャ美術史等の素地があった。遠くギリシャ文化まで思いを寄せながら、深い思いに耽る。随筆・渾齋隨筆によるとこの歌を読んだ日は夕方、法隆寺の回廊の丸い柱の影で上の句を口ずさみ、夜、唐招提寺で下の句を読み据えたとある。故植田重雄早大教授はこの歌を激賞する。歌碑は金堂左にある。また寺には有名な鑑真和上像や多くの優れた仏像がある。

そして戒壇を拝見、蓮の池をめでて講堂、鐘楼などをへて、芭蕉の句のある開山堂へいきました。ことし6月新たにつくられた鑑真和上の模像「お身代わり像」をはじめてガラス越しに拝見することが出来ました。

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開山堂の近くには左上、芭蕉の俳句の碑。そして右上、北原白秋の歌碑もあります。

そして御影堂を遠くに拝見しながら、鑑真和上の廟をお参りしました。

雨上がりに苔や木々の緑が鮮やかでした。

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そして境内で見かけた大木です。中国からきたという、キササゲの木です。

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雨の合間の良き唐招提寺でした。そして今日19日は中秋の名月です。観月讃仏会 があるそうです。

唐招提寺のhpです。http://www.toshodaiji.jp/

それから、受付で耳寄りなことを聞きました。ことしは鑑真和上の1250年忌ということで、特別に、10月5日から7日まで御影堂で鑑真和上像の公開があるそうです。

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