23日24日、元興寺地蔵会万灯供養
ならまちの中心の元興寺では、23,24日午後5時から午後9時まで元興寺地蔵会万灯供養がおこなわれます。
昭和23(1948)年に復興した宗教行事で、極楽堂(曼荼羅堂)に掲げられる各界名士奉納の行燈絵が、初志の行を今に伝えます。2013年で復興して65年目になります。
そもそも中世以来、元興寺庶民信仰の歴史の中で、地蔵信仰はもっとも盛んな信仰でした。
(詳しくは、こちら元興寺の地蔵菩薩)
毎年8月23日・24日の両日で執り行う地蔵会は、その伝統を受け継ぐもので、有縁無縁一切霊等を追善し、また家内の繁栄と子供たちの健やかな成長を、そして世界の平和を地蔵大菩薩に祈願する行事でもあります。
現在の灯明を点じての供養は、昭和63(1988)年に浮図田(ふとでん)の整備とともに、その作法として発意したものです。浮図田とは、石塔・石仏(浮図)類を田圃のごとく並べた中世の供養形態を示しています。
合掌
23,24日には献灯供養、23日には模擬店、24日には奉納演奏、24日にはまんぷく供養午前11時から午後4時までおこなわれるということです。
くわしくはhpをご覧ください。→http://www.gangoji.or.jp/tera/jap/gyouji/jizoue/jizoue.htm
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