女人高野 室生寺へ 1
8月21日。この日は店が休みで朝からふと、暑さのみぎり出かけるならば涼しいところ高いところと思いつき、近頃出かけていない室生寺へと車を走らせました。遠くに感じている室生寺ですが、奈良市内から、東部山間の水間をこえて名阪国道針インターをこえて1時間あまりで着きました。
きょうは一度も登ったことがない、奥の院へ登ろうと受付で尋ねると、(戻ってくるのは)1時間ですねということでした。この日ははじめて集印帖も買い求めてまず書いてもらいさあ出発です。
弥勒堂でお参りしていると僧侶の一行が上のほうから降りてこられました。金堂で聞くと、この日は21日、弘法大師の日で奥の院までお参りに行かれて降りてこられたところですということでした。
そして金堂がこの期間特別公開ということで内陣で拝見することができました。有名な十一面観音像(国宝)など5体の仏像が安置され、釈迦如来立像(国宝)のうしろにある、板書きの帝釈天曼荼羅図(国宝)もわずかにかいま見ることができました。有名な十二神将はそのうちの十体、二体は奈良国立博物館で展示されていることでした。また説明を聞き、内陣からみると金堂(平安初期、国宝)のお参りするところはのちの時代に増築されているのがわかりました。
そして坂を上り、本堂である漢頂堂へ。前の池の金魚です。本尊如意輪観音菩薩像を参拝。
そして五重塔へ。五重塔に登るこのあたり石楠花が植えられています。
いままでならここまででしたが、さらに奥の院へ。天然記念物の暖地性シダの群落です。
急な石段をがせまります。まほろばソムリエとして有名なタクシー運転手さんがお客さんの女性たちに、自分のペースでゆっくり登りなさい、といっておられるのをうかがい、わたしも何度か休憩をとりながら登りました。
高い杉が岩を抱えて更にのびていました。いよいよ奥の院です。休憩すると汗が急にでてきました。
ここでも集印帖をかいてもらいました。弘法大師像が安置されていました。
再び山門入り口まで降りてきてちょうど1時間でした。
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