やいちさんと帯解寺へ 2
(左やいちさん右わたし)
帯解寺はお正月におまいりしましたが、今回はちょうど、秘仏が公開されていました。良い機会でした。
地元にいるといつでも行けるということで、結局は行かないことが多いものです。
やいちさんは、いろいろな資料やネットで事前準備をされていました。また受付ではまだ6冊くらいといわれますが、朱印帳を各お寺で書いてもらわれていました。おおむね一ケ寺一仏300円でした。
本堂の子安地蔵尊や本堂の中の秘仏を僧侶の説明を受けて拝見しました。
そのあと別棟でふだん公開されていないという三面六臂の大黒さまを拝見しました。ナント応援団のおふたりからご説明をうかがいました。お世話様です。
庭には白や黄色の水仙が咲いていました。 左下はたぶんサンシュと思います。
そして新しく建てられた木の一枚板の万葉歌碑を見つけました。
はるかすみたなひくけふのゆふつきよきよくてるらむたかまつののに(巻10-1874)
伊藤博先生の万葉集によれば、
春霞たなびく今日の夕月夜清く照るらむ高松の野に
*高松は「高円」に同じ。
現代語訳→春霞がたなびく中で淡く照っている今宵の月、この月は、さぞかし清らかに照らしていることだろう。霞の彼方の、あの高松の野のあたりでは。
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