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2013年3月12日 (火)

サライ4月号から

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(クリックすると拡大します)

サライ2月号の「光の歳時記」に、夕暮れのあとのマジックアワーの雪の中に灯のともる合掌造りの家々の写真がのっていました。

ひょんなことから、つたない文を投稿したところ、はからずもサライ4月号の駱駝倶楽部という読者投稿欄に原文のまま掲載されました。

ブログに載せたらという声がありますのでPRで恐縮ですが、めったにあることではありませんので紹介させていただきます。画像は2月号の写真家、吉村和敏さんの「白川郷薄暮」をご紹介させていただきます(当方ですこしぼかしています。拡大できません)。

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なおサライ4月号は、オペラ特集で、オペラの歌がいろいろ合計64分入っているCDがついています。

オペラの巻頭のお話をされている新国立劇場オペラ芸術監督の尾高忠明さんには若き日の東京で私もたいへんお世話になりました。

(以下、サライ4月号の161ページより、投稿文)

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愛読している「光の歳時記」(2月号)は、雪の中の白川村(岐阜県)であった。雪のない季節に訪れたときにはわからない、世界遺産白川郷の自然と、そこで生きる人の生活を見事に写し出していた。雪の中でも、ほっとする温かさのある生活。昔からの建物を、今も生活の場として生かしているところがとても良いと思った。

 最近、団塊の世代がリタイアの時期になったといわれる。団塊の世代は今までの「老人」とはちがう新しい「シニア」と注目されている。今まで仕事などによって自由な時間が少なかった世代がほっとした時間を過している。これからの自由時間をどのように過そうかと思案してる人も多いことだろう。

 「光の歳時記」の文章の中に、「日の出の約1時間前、そして日の入り後の1時間から1時間半の間」を1日2回訪れる「マジックアワー」とあった。たしかに日の入り後の空は一段と美しい。短い時間にいろいろと変化する。たまに撮る日の出前も美しい。奈良時代にも「かぎろひ」と万葉集で詠まれている。

 団塊の世代はこれから長いマジックアワーを迎えるのではないかと、ふと思った次第だ。ともあれ、毎回ハッとする「光の歳時記」をこれからも楽しみにしたいと思う。

                    (松森重博/奈良県・64歳)

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