明日香万葉歌碑めぐり 4 犬養万葉記念館

島の宮の歌碑から下り坂で、岡寺の参道につながり、犬養万葉記念館に到着しました。もと南都銀行の支店を提供を受けて改装されてつくられたようです。
「南都明日香ふれあいセンター、犬養万葉記念館」というのが正式名称です。
いただいたパンフレットです。クリックすると拡大します。
ここでしばらく見学と休憩をしました。ちょうど柿本人麻呂の特別展覧会がひらかれており、またDVDビデオで犬養先生の現地での朗詠や説明を拝見しました。
入り口には、「万葉は青春のいのち 犬養 孝」の石碑。
平成12年4月1日除幕式。建立、犬養万葉顕彰会。
裏面には「犬養万葉記念館の開館を祝し之を建つ」と書かれています。
左は、あすか風。犬養先生の生誕100年を記念して平成19年4月1日除幕式。建立者は犬養万葉顕彰会。
右は、
山吹の 立ちよそひたる 山清水 汲みに行かめど 道の知らなく 高市皇子(巻2-158)
平成12年4月1日除幕式。建立者は 飛鳥古京を守る会。裏面に「犬養孝先生を追悼して之を建つ」
歌碑の歌は犬養真夫人十年祭(昭和57年5月4日)の色紙の字から。
富田敏子先生の現代語訳→(黄泉路の入り口の)ヤマブキが咲くという山清水を汲みにいきたくても道を知らないよ
山吹の「黄色」と岩清水の「泉」を2つつなげて「黄泉」をあらわしていると山内先生の解説でした。
犬養万葉記念館の参考hpです
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