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2013年3月 6日 (水)

明日香万葉歌碑めぐり  1 石舞台から稲淵宮殿跡遺跡

そもそも、この明日香万葉歌碑めぐりは、まほろばソムリエのtetsudaさんのブログで知りました。→tetudaさんのブログ

tetsudaさんどうもありがとうございました。

そして、3月3日9時30分、飛鳥石舞台バス停に集合出発、ということで男女30名くらいが参加しました。

 

石舞台あたりです。石舞台は生垣であまりよく見えません。

 

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紅梅、白梅がきれいに咲いていました。



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本日の講師は、山内英正先生(甲陽学院高等学校教諭・元犬養万葉顕彰会代表)。犬養先生の書生のようにお世話され、大阪大学大学院文学部中退とのことです。とてもくわしくよくわかる話しぶりでした。お世話係は、犬養孝記念館学芸員の辰巳さんと男性でした。

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山内先生のお話では、犬養先生の歌碑は全国すべてで161基に及ぶこと、春日大社にもヤマトタケルの大和は国のまほろばの古事記の歌碑が建てられたこと。そして明日香村の中には15基あるということでした。

ちなみにこの日のコースは、

石舞台バス停…明日香川七瀬の淀万葉歌碑…坂田寺跡・南淵山万葉歌碑…嶋宮万葉歌碑…山清水万葉歌碑・犬養万葉記念館…真神の原万葉歌碑…大原の里万葉歌碑・大原神社…飛鳥京万葉歌碑・飛鳥坐神社…明日香川の川蝦万葉歌碑…甘樫丘展望台…明日香風万葉歌碑…甘樫丘バス停(解散)

(徒歩約6キロ。嶋宮万葉歌碑、甘樫丘で登りあり。天候など都合によりコースを変更することがございます。歌碑はすべて犬養孝揮毫。)

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玉垣橋をわたって、飛鳥川沿いを歩きます。

ほどなく、明日香川七瀬の淀万葉歌碑

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明日香川 七瀬の淀に 住む鳥も 心あれこそ 波立てざらめ       作者不詳(巻7-1366)

*七瀬、固有名詞ではなく、くねくねと曲がった瀬

富田敏子先生の現代語訳は→明日香川の七瀬の淀にすむ鳥さえ心深いからこそ波を立てないのさ(私の恋心が秘めやかなように)

このあたりは、稲淵宮殿跡遺跡ということです。

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コメント

 参加して山内先生のお話を聞きたかったのですが、生憎、別の予定を入れてしまっていて、断念しました。
 鹿鳴人さんの記録を読ませていただくと、ずいぶんと充実した内容であり、羨ましい限りです。
 山内先生は大阪大学文学部のご出身なので、てっきり上代文学専攻かと思っていたのですが、東洋史がご専攻と知り、驚きました。進学校の甲陽学院では、世界史を教えておられるそうです。
 犬養先生の所属が教養部だったこともあり、犬養万葉学を継承される先生がおられないのが残念です。継承されるはずだった清原和義先生も、犬養先生に先立って夭折されました。

やいちさん。コメントありがとうございます。確かに良い明日香めぐりでした。ひとり探して歩くというのもしませんし、歌碑ごとに先生のお話を聞き万葉歌だけでなくいろいろのことをうかがうことが出来ました。
先生は、歌碑がいつ除幕式がありどのような経過をたどったのかも克明に生き字引のごとくご存知ですし記録されています。
当日のレジメの転載もOKもいただきましたので最後の方で、ご紹介します。

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