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2013年3月31日 (日)

佐保川桜まつり始まる

3月30日から佐保川桜まつりがはじまりました。

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大仏鉄道記念公園のしだれ桜を3度目訪問。たくさんの人が写真を撮っていました。

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佐保川の堤防を西へ。

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江戸時代に植えられたという川路桜も満開でした。(写真下)

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佐保川の清き河原に鳴く千鳥かはづと二つ忘れかねつも(巻7-1123)

伊藤博先生の現代語訳→佐保川の清らかな川原で鳴く、千鳥、そして河鹿とこの二つのものは、忘れようとしても忘れられない

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今年の佐保川の灯火会のテーマは「甦る」。多くの短歌や俳句や標語が絵とともに掲げられていました。

私ことしも投稿しましたら、力強いバサラ大将の絵とともに当方の投稿歌が掲げられていました。

  震災後二年が経ちぬ東北の桜の花も甦りしや

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(写真は3月30日撮影)










2013年3月30日 (土)

3月30日桜の興福寺三重塔、奈良市三条通から

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3月30日土曜日、昼過ぎ。きょうは良い天気で、三条通から興福寺の国宝三重塔を仰いで見ると、桜が満開です。人もたくさんまちへ出てこられています。


3月27日、東京目黒川にて桜見物

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27日用事があって、東京へ出かけました。ついでを作って有名な目黒川ぞいの桜を見物しました。

曇り空でしたが、ちょうど満開でみごとな桜のトンネルでした。

それにしても、ことしはあちこちで1週間から10日ほど桜が早いそうです。京都では、しだれ梅としだれ桜が同時に見えるお寺があるとのことです。

また桜前線という言葉がありますが、普通、南から北へ、あるいは西から東へと進んでいくのでは?と思うのですが、奈良より東京の方が早く咲いているのは不思議に思います。

ともあれ3月30日から佐保川の桜祭りもはじまり、奈良の桜はこれから見ごろを迎えようとしています。

2013年3月29日 (金)

京都府立山城郷土資料館へ

京都府木津川市にある山城郷土資料館をはじめて訪れました。(入場料200円)木津川沿いの国道163号線沿いのすこし高台にありました。

 

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入り口に合った万葉集の2つの歌碑と解説です。

現代語訳は不明ですが。泉河は木津川。鹿背之山は鹿背山(かせやま)とすぐ近くの地名がでています。 

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山城の先史時代から中世ころまで興味深く展示されていました。かつて日本列島が中国大陸と陸続きであり、次第に離れていく様子はわかりやすく説明されていました。

 

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加茂町の恭仁京のこと、浄瑠璃寺や岩船寺の当尾の里、宇治の平等院、木津川の歴史など。

郷土資料館のhpです。

http://www.kyoto-be.ne.jp/yamasiro-m/

2013年3月28日 (木)

京都府・恭仁京(くにきょう)へ

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奈良市は北は京都府木津川市と隣り合っています。すぐ近くながら、目に見えない府県境があり、残念ながら京都府の情報はあまり入ってきません。

少し前のことになりますが、木津川市の恭仁京(くにきょう)跡を久しぶりにたずねました

 聖武天皇が一時平城京から「恭仁京くにきょう」に5年足らずの間移していたということです。。そして恭仁京あとはその後山城国分寺がおかれたということです。

 

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最近発掘調査がおこなわれ、どのようにあったか明らかになってきたそうです。

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右上の写真の礎石は国分寺の七重塔跡とのことです。

あとで訪れた京都府立山城資料館に資料がありました。

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(続く)

2013年3月27日 (水)

博士が取り戻したピアノ

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博士が取り戻したピアノ

アインシュタインも演奏、奈良ホテルに復活

筆者は奈良ホテルの営業企画部長の辻利幸さんです。

27日付日経新聞の最終面、文化欄で大きく取り上げられています。

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 古都・奈良は宗教美術の宝庫。「神さびた文化財ばかり」と思われがちだが、モダンなものもある。相対性理論で知られるアインシュタイン博士も弾いたピアノだ。数奇な運命をたどり、64年ぶりに古巣に舞い戻った。 

 

 奈良市高畑町の閑静な一角にたたずむ奈良ホテル。博士が弾いたピアノはいま1階のロビーにある。米国の1902年製アップライト(縦型)で、ことし111歳だ。ホテル開業の1909年には備品としてあったようだ。あいにく製造元のハリントン社は、すでに廃業してない。 

 

 戦後の混乱の中、奈良ホテルは連合軍に接収された。その間際に、当時の従業員がピアノの行く末を案じて、ホテルから避難させた。その後長らく大阪の倉庫に眠っていたのを、私どもが探し出して“本籍”を証明、2009年、奈良ホテルに里帰りした。

 

♪ ♪ ♪

  写真が「本籍」証明 
 

 アインシュタイン博士が奈良ホテルに宿泊したのは1922年12月17日と18日。外出から戻り暖炉脇のピアノに向かって腰掛けると、博士はおもむろに試し弾きをしたという。あいにく、曲名はわからない。長旅に出るときは愛器のバイオリンを携行するほどの音楽好きだった博士。くつろいで弾くピアノは、旅先の疲れをほぐすのにちょうど良かったのだろう。 

 

 この時に撮られた写真が、ピアノの“本籍”を証明するのに役立った。というのも、ピアノ自体は92年には見つかっていたが、はたして奈良ホテルにあったものと同一であるかどうか、裏付ける証拠がなかったからだ。

 

 写真ではアインシュタインが弾くピアノの右手に、現在と同じ暖炉が写っている。さらにピアノの支脚に、特徴ある意匠のキャスター(車輪)がついている。動輪をデザインしたもので、当時ホテルを運営していた旧鉄道院の目印でもある。

 

 奈良ホテルは52年には接収が解除されたが、ピアノは戻ってこなかった。旧国鉄・大阪鉄道管理局庁舎の地下倉庫に眠っていた。その後、建物の解体に伴い、大阪・港区の交通科学博物館に移送されていた。 

 ♪ ♪ ♪ 

 通訳は西堀栄三郎 

 奈良ホテル開業100年となる2009年に、何か記念となるものを――。そんな任務を仰せつかっていた私たちは、従業員OB会の大先輩に聞き取りをし、このピアノの里帰りを何とか記念事業の目玉にしたいと考えていた。 

 まずアインシュタインにまつわる記録から攻めてみた。 

 博士が京都・奈良での滞在中に通訳を担当したのは、若き日の西堀栄三郎だった。後に第1次南極地域観測隊の越冬隊長も務めた型破りな京大教授で、登山好きには「雪山賛歌」の作詞者として通りがいい。 

 西堀栄三郎をたたえる記念施設が滋賀県東近江市にある。ここに電話をすると、奇遇にも栄三郎のご子息が居住先のドイツから来日しているという。ご子息は親切にも手がかりとなりそうな文献のコピーなど貴重な情報をくださった。 

 西堀栄三郎はいかに秀才とはいえ、この時はなお帝国大学に上がる前の十代の一学生にすぎない。それがノーベル物理学賞を受賞したばかりの大人物の通訳という大役を、なぜ務めることに? 

 実はアインシュタインの京都・奈良での滞在費を負担したのは、縮緬(ちりめん)などの織物工場を営む西堀家だった。招いたのは総合雑誌「改造」を出版していた改造社。栄三郎の兄、清一郎が改造社の京都支局長・浜本浩と親しかった関係で、アインシュタインの関西での滞在費と通訳を西堀家がまとめて面倒をみたという。 

 ♪ ♪ ♪ 

 自壊寸前、根気の修復 

 試し弾きする博士の写真は、この浜本が撮影していた。写真の保管先をつきとめ、照合の末、ピアノの“本籍”を立証できた。こうして古巣に戻ったピアノだが、なにせ百年を超すご老体。響きを取り戻すには根気の要る修復が必要だった。

 

 調律師によれば「本体で最大9センチの反りがあった。あと1年したら、自壊していたでしょう」とのこと。ピアノには約230本ものピアノ線の張力で、乗用車十数台がぶら下がるのと同じ負荷がかかっているという。大補強の末、見事昨年11月8日に響きを甦(よみがえ)らせた。

 

 古都・奈良にちなんでというわけではないが、標準のA音を440ヘルツでなく、やや低めの435ヘルツに落として調律してある。映画音楽や、ラウンジのにぎわいを演出するラグタイム風の演奏が似合うようだ。今は月に1、2度のペースでイベントの華としてレトロな音色を響かせている。(つじ・としゆき=奈良ホテル営業企画部長)

 

大仏鉄道公園のしだれ桜

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大仏鉄道記念公園のしだれ桜が満開とのこと、26日写真を撮ってきました。

氷室神社しだれ桜と万葉歌碑

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奈良国立博物館の北、氷室神社のしだれ桜が満開と聞きましたので、26日写真を撮ってきました。

 

また白い木蓮もきれいに咲いていました。

 

そして、県庁東交差点の北東のかどにある、万葉歌碑です。

 

見渡せば春日の野辺に霞立つ咲きにほへるは桜花かも

 (巻10-1872)

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伊藤博先生の現代語訳です。

→遠く見わたすと、春日の野辺一帯に霞が立ちこめ、花が美しく咲きほこっている、あれは桜花だろうか。

2013年3月26日 (火)

意傳坊菓子

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春日大社のおん祭りで提供されていた、御用菓子が明治以来姿を消していたそうですが、春日大社と菊水楼の共同で140年ぶり復活したということです。

先日そのお菓子をいただきました。

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(包みも神社のようで)

一粒いただきだきましたが、お菓子というよりすこし塩辛い、いわば酒のさかなでした。

また、「好み居傳坊」というもの(写真下)も菊水楼では発売されたということです。

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これは、同じような内容で作られているようですが、味噌のようで、キュウリにつけて食べてみました。なかなか奥ゆかしく感じました。

2013年3月25日 (月)

つぎのきらっ都シネマは4月20日、星の王子さま

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もちいどのセンター街のきらっ都・奈良では4月20日(土曜日)にきらっ都シネマです。

有名な「星の王子」さま、が上映されます。午後1時と4時からの2回上映です。

大人500円、小人(小・中学生)300円です。

どうぞお出かけください。予約もOK、0742-27-1111、株式会社まちづくり奈良、島田部長まで。

2013年3月24日 (日)

奈良交通のなつかしいデザインバス

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(画像は奈良交通のhpから拝借)

3月17日から、かつてのなつかしいデザインの1台のバスが走っていて、町の話題になっています。わたしも先日近鉄奈良駅あたりで見かけました。奈良交通70周年ということで新機軸が次々と打ち出されるそのひとつだそうです。 

「沿線の皆様の長年にわたるご愛顧に感謝し、路線バスに旧塗装を施した車両を運行しています。これは、昭和30年から昭和57年までに導入した新造車両に デザインされていたものです。
ぜひ、昔懐かしい旧塗装復刻車両で、当時を思い出していただきながらお出かけください。」

とのことです。

デザインは以下のhpで見ることが出来ます。

http://www.narakotsu.co.jp/rosen/kaiyu/index.html

 

2013年3月23日 (土)

福島県伝統織物フェアがはじまりました

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元気なふくしまをお届けしますと、奈良市もちいどのセンター街、きらっ都・奈良2階ではじまりました。オープニングの伝統織物をつかった衣装で、ファッションショーの様子です。

フェアは23日午後5時まで、24日は10時から12時までです。

どうぞお出かけください。

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猿沢池の柳

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13日の朝日新聞によれば、「ヤナギ枯死、水面の景色ピンチ 奈良公園の猿沢池」と伝えています。

 【柳川迅】奈良市の奈良公園にある猿沢池の周囲に約30本あったシダレヤナギが次々と枯れ、3分の1に激減した。室町時代の南都八景に選ばれ、芥川龍之介も小説で取り上げた観光スポットだが、水面に映えるヤナギと興福寺の五重塔という風景が失われつつある。奈良県は有識者の委員会で、14日から原因調査と対策に取り組む。

 「1980年代半ば、夏には緑のすだれが隙間なく囲んでいるように見えた」。奈良公園管理事務所で樹木の管理を担当する森順児さんは振り返る。青々としたヤナギの枝葉は猿沢池の象徴だった。

 県によると、枯れ始めたのは10年ほど前からだ。土を入れ替え、2006年に6本を、09年度に十数本を植え替えたが、数年で大半が枯死。残る9本も推定樹齢50年のものが最も古く、ほかは植え替えられたものばかり。ほっそりとして生育不良のものが目立つ。

遠方の友人も心配していると連絡があったので、写真を撮ってきました。

采女がかつて天皇の寵愛が薄れたので入水したという采女伝説も残っています。そしてそのときに衣を掛けたのが、きぬかけ柳であり右上のような石碑も猿沢池の東の岸にあります。

その采女は福島県郡山市出身であったということで、福島にも伝説が伝わっていますし、福島県郡山市と奈良市は姉妹都市です。

そのような有名な柳です。17日、朝から見てきました。すこし芽が出ています。

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ある植物の先生は、夜間ライトアップが良くないと指摘されています。県は今後原因を探っていくようです。

会津八一も猿沢池で歌を詠んでいます。

失恋の痛手を胸に秘めて、28才のとき初めて訪れた奈良で詠んだ思い入れの深い柳です。

 猿沢池にて   

 わぎもこ が きぬかけ やなぎ みまく ほり いけ を めぐり ぬ かさ さし ながら   

       (吾妹子が衣掛け柳みまくほり池をめぐりぬ傘さしながら)

猿沢池五十二段そばに歌碑があります。

素空氏の解説です→素空氏のhp

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春の日差しが温かく亀や鯉の姿が見えます。

2013年3月22日 (金)

巨大墨絵と音楽のライブパフォーマンス・・・レトロとロマンの墨絵ウォーク 2 

20日、午前中はスタンプラリー、午後からゴールのもちいどのセンター街、きらっ都・奈良の2階のフリースペースでは、5メートル四方くらいの大きな和紙の上で、墨絵のパフォーマンスがありました。

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墨絵師の月与志(つよし)さん。ピアニスト作曲家の榊原明子さん、龍笛奏者作曲家の出口さん、の音楽と墨絵のライブパフォーマンスでした。

 

すぐ眼の前で拝見しましたのでとても迫力のあるものでした。

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ピアノの前が鳳凰、そして龍ということでした。

 

奈良ゆかりの墨であり、猿沢池などゆかりの鳳凰と龍でした。

以下は企画をされた奈良まちなかツアリズムのMさんからの写真です。

出来上がりは、3月末まで、きらっ都・奈良1階に展示されるということです。

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2013年3月21日 (木)

スタンプラリーで奈良きたまちへ・・・レトロとロマンの墨絵ウォーク 1

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20日は、レトロとロマンの墨絵ウォークでした。奈良市中心市街地活性化協議会の主催で奈良市中心市街地を歩くウォークで、ならまちコースと奈良きたまちコースがありました。

この日のスタッフの皆さんはピンク色のそろいのTシャツ、いろいろな関係者の皆さんそして奈良県立大学の学生さん20人ほどがボランティアでこの日まで準備いただき、この日もたいへんお世話になりました。 

9時30分近鉄奈良駅集合の奈良きたまちコースに、わたしも案内役として奈良まほろばソムリエの帽子をかぶり、まちづくり奈良の黄色のハッピを着て、ハンディメガホンをもって、参加してきました。きたまちコースはおよそ60名あまりの参加でなかなか好評でした。 

スタートポイントには、もちいどのセンター街のベテラン着ぐるみで最近とみにプチマルNさんによって復活し、活躍が目立つモチドンがお見送りにきてくれました。

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(左上の写真はまほろばソムリエの奈良市観光協会のN事務局長が撮ってくれました。右上は奈良まちなかツアリズムさんから。) 

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きたまちのコースマップは上の青い線が標準コースです。きたまちをこのように一筆書きのように歩いたことはありません。5キロコースとか。

 

5ヶ所のスタンプポイントと5ヶ所のプチふるまいがあります。

 

みんなでスタートして東向北商店街から花芝商店街をすぎて、最初のプチふるまいは「ワインの王子様」。ビールをほんの少々いただきました。

 

そして旧鍋屋交番きたまち連絡所が最初のスタンプポイントです。

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奈良女子大学の前を通り、東へ曲がってきたまちの町並みを歩きました。

次は東大寺転害門のスタンプポイントへ。すぐ北隣は歴史のある建物で観光案内所として活用されることになりました。もと南都銀行の建物で現在その工事中でした。もうすぐ完成の様子でした。

そして白川のたこやき屋さんでたこ焼き2個のふるまい。

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若草公民館あたりを通って一条通を西へ、西笹鉾町を通って、佐保川沿いを西へ、スタンプポイントの大仏鉄道記念公園に着きました。温かくなったせいでしょう、思いがけず、有名なしだれ桜が咲き始めていました。いつも満開のころ絶好の桜見物場所です。

 枝垂れ桜咲き初めるときに出会いたり大仏鉄道記念公園

                (4月4日毎日新聞やまと歌壇)

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船橋通り商店街では、みやこ寿司さん(右上)で巻き寿司1切れをいただき、JR奈良駅前から三条通を東へ、鹿野(ろくや)さんでバウムクーヘンの試食をいただき、細川町、寺町とまちなかに入りました。

やすらぎの道にでて率川神社を通り、奈良市観光センターでスタンプを押してもらいました。ここではこの日「災害に対応する社会づくりフォーラム」が開かれていましたので見学しました。展示コーナーや非常食の試食もされていました。

さらに小西通りのおちゃのこさんでおいしい番茶の紅茶をいただきました。

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(上ひだり鹿野、右おちゃのこ)

 

東向き通りを経て、ゴールのもちいどのセンター街、きらっ都・奈良へ到着しました。ちょうど出発から2時間半、約5キロのコースであったそうです。ふだんはこのような一筆書きのようには歩きませんから、なかなか貴重な機会でした。

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ゴールのきらっ都・奈良では再びモチドンが出迎えてくれました。右上はスタンプラリーの冊子に、青い鹿のスタンプをあちこちで押してもらいました。

 

5つのゴム印を押してもらった人には、あとで5人に各商店街の提供の品の詰め合わせが抽選であたりました。

ならまちコースときたまちコースを合わせたマップは以下の通りです。ほぼ中心市街地エリアを歩き、21商店街を歩き回るという労作のコースでした。

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2013年3月20日 (水)

10年後の奈良を語り合う

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先日、奈良市中心市街地活性化協議会の主催で、泉英明氏を迎えての講演とワークショップがありました。

高松や大阪水都プロジェクトなどの実践のお話のあと、参加者がひとりひとり奈良のまちの10年後はこうあってほしい、あるいはこのあたりに関心があるという話を1分間ほど発表しました。

その後、2つのグループに分かれワークショップをしました。写真はその後の発表の様子です。

なかなか先の読みにくい時代ではありますが、常に10年後を見据えること、若い人、女性の参加など、もっとふらりと参加できる集まりが必要だ、まちづくりに対する希望など目安箱のようなものを設置したり、FBやツイッターなどのツールを使ったことも必要だ、また年齢を超えた集まりなどもたいせつといった意見が出ていました。

日々の活動に少し追われていると、こういうことに頭を使うこと、新しい知り合いが出来ていくこと、すこし明日からできることが出てきた、などは良かったと思います。

そして終了後、講師を囲んでのノミニケーションがあり、今後、片桐タウンマネージャーを中心とした活発な活動が必要だということが話題になりました。

2013年3月19日 (火)

やいちさんと大安寺へ 4

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薬師寺から戻るときまだ時間がありましたので、大安寺を訪ねました。本堂の十一面観音様などを拝観のあと、いななき堂の特別公開の天平秘仏、馬頭観音様を拝観することができました。

 

そして讃仰堂(宝物殿)へいきました。拝見していると、旧知のまほろばソムリエの方にもばったりお会いすることができました。

 

大安寺あたりでも会津八一は歌を残しています。

 

「大安寺をいでて薬師寺をのぞむ

 

しぐれ ふる のずゑ の むら の こ の ま より みいで て うれし やくしじ の たふ」

 

素空氏の解説→素空氏のhp

そして奈良のまちなかに戻り、やいちさん初めて歩かれるという元林院町、南市町を案内しました。商店街のすぐそばの落ち着いたならまちにふれていただき、とある行きつけのお店(樹樹)でしばし反省会を行いました。友人もいつものようにふらりやってきましたので、皆で、奈良談義となりました。

やいちさんとご一緒に半日良い時間を過ごすことができました。                     (おしまい)

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上の世界遺産の薬師寺の字は書家、今井凌雪氏の揮毫。

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(左はやいちさん。覆屋は北面すこし透けています。右は西面、とても大きなビルのように見えます)

薬師寺では、現在東塔は大きな覆屋に包まれ解体が進んでいます。この日は東西両塔の1階が特別に公開されていました。(3月20日まで)東塔の心柱の先端で明治に奉納されこのたび見つかったという仏舎利も特別展示されていました。

薬師寺の加藤大覺師のお話では、くわしい解体の様子はこれからで、まだ研究されないとわれわれにも現段階では伝聞でしか伝わってこない。覆屋は7層になっており、解体された部材はそれぞれの階にそのまま置かれる。(したがって、覆屋はずいぶん大きい。)使える部材はすべて組み上げられていくがまだくわしいことはわからない。

 

こちらでもナント応援団の方がボランティアで仏舎利の説明をされていました。

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 西塔にいきました。1階内部を拝見することができました。興福寺五重塔の1階も拝見したことがありますが、薬師寺西塔の1階内部はわりあい広くて、心柱を背に各方向に釈迦佛如来が4体、四天王が4体安置されていました。

 

講堂を拝見した後、ちょうど北のあたりは発掘調査されていて、今後食堂(じきどう)を再建されるようです。

 

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会津八一の歌碑を拝見しました。やいちさんと歌碑です。

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すゐえん の あまつをとめ が ころもで の ひま にも すめる あき の そら かな

友人の素空氏の解説です→素空氏のhp

2013年3月18日 (月)

やいちさんと帯解寺へ 2

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(左やいちさん右わたし)

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帯解寺はお正月におまいりしましたが、今回はちょうど、秘仏が公開されていました。良い機会でした。

地元にいるといつでも行けるということで、結局は行かないことが多いものです。 

やいちさんは、いろいろな資料やネットで事前準備をされていました。また受付ではまだ6冊くらいといわれますが、朱印帳を各お寺で書いてもらわれていました。おおむね一ケ寺一仏300円でした。 

本堂の子安地蔵尊や本堂の中の秘仏を僧侶の説明を受けて拝見しました。 

そのあと別棟でふだん公開されていないという三面六臂の大黒さまを拝見しました。ナント応援団のおふたりからご説明をうかがいました。お世話様です。

庭には白や黄色の水仙が咲いていました。 左下はたぶんサンシュと思います。

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そして新しく建てられた木の一枚板の万葉歌碑を見つけました。

 

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はるかすみたなひくけふのゆふつきよきよくてるらむたかまつののに(巻10-1874)

伊藤博先生の万葉集によれば、

春霞たなびく今日の夕月夜清く照るらむ高松の野に

*高松は「高円」に同じ。

現代語訳→春霞がたなびく中で淡く照っている今宵の月、この月は、さぞかし清らかに照らしていることだろう。霞の彼方の、あの高松の野のあたりでは。

やいちさんと元興寺へ 1

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会津八一研究家の「やいち」さん、池内力さんは兵庫県姫路市に住んでおられます。姫路と奈良は,JR新快速、三宮から阪神ー近鉄(直通)を使ってご自宅からでは片道3時間ほどかかるそうです。

それでも3月も、まほろばソムリエと行くバスツァーなどで3回も奈良にこられます。2月も、まちなかバルなど何回かこられています。

この日は、現在工事中の正倉院の見学会、ご本人にとって事前に予約されて2回目を見にこられました。

とても良い天気にも恵まれ、午後から春の特別展示中の元興寺ー帯解寺ー薬師寺を訪問予定するとのご予定でしたので、昼から車でご一緒しました。

昼食にきらっ都・奈良の1階「若草カレー本舗」で話題のカレーを食べたあと、もちいどのセンター街など商店街をご案内、元興寺を訪れました。

特別展は残念ながら前日で終わっていたのですが、静かな境内をゆっくりと拝観できました。

この日の拝観料は、すべてやいちさんのご負担。わたしは、同伴者とご一緒ならまほろばソムリエの合格者は無料という特典で各お寺のご優待をうけました。(まほろばソムリエが一人で行く場合は普通通り有料です)

やいちさんは、神戸大学時代から山崎馨先生に習われ、長年にわたり相当何回も奈良を訪問されています。奈良ファン倶楽部にも入っておられ、いろいろな奈良の本も定期購読され、地元のわたしどもよりくわしくご存知のことも多く、感心します。また奈良市観光協会や奈良交通、奈良ビジターズビューローのことや人々の感想も伺いました。また地元では気がつかない、知らないことも、外から見た視点で的確にお話いただきたいへん参考になりました。

また、やいちさんから正倉院見学レポートが届きましたので紹介させていただきます。

正倉院では、平成23年9月~平成26年10月、整備工事が行われている。大正2年の解体修理以来100年ぶりであり、今回は瓦の取替を伴う全面葺替が行われる。
 3月15日、現場公開に参加した。東面と南面は再利用瓦及び伝統工法で製作した補足瓦が湿式工法(土葺)で、西面と北面は現代工法で製作した補足瓦は乾式工法(空葺)で葺き替えられる。
 左の写真は西面で、右は南面。右の写真の左端の一列「平瓦」は天平時代のもの。瓦35,400枚のうち1%程度は天平時代のものが使われるのは驚きだ。
 ちなみに、姫路城も保存修理工事中だが、江戸時代に創建された当時の瓦は再利用できないと聞いた。」

 

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2013年3月17日 (日)

もちいどの夢CUBE3期生、始動

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(発表されるTさんと参加のみなさん)


奈良もちいどのセンター街では、タイの雑貨とカレーのお店パーンファンさんにつづいて夢CUBE3期生の店がつぎつぎに3店舗オープンしました。あと5店舗もこの3月中にはつぎつぎオープンの予定です。

 

先日3期生を対象にした2回目のミ-ティングがありました。皆さん開店準備をする一方、前回の宿題レポートを準備されて集まられました。

 

最初わたしから、この夢CUBEの当初の土地取得、6年前のオープン、1期生2期生のこと、いま夢CUBEをとりまく状況、きらっ都・奈良のオープン、夢長屋のオープン、3期生への期待、3年間という限られた時間、などについてお話をしました。

 

そしてこの日参加の起業家の皆さんから、宿題であった「夢実現シート」の発表がありました。それぞれがお店の内容と抱負を述べられ、短文の「夢宣言」が熱く発表されました。「夢宣言」はそれぞれの店頭に表示されるそうです。

 

そのあと講師の経営コンサルタント、中田雅博さんからお話があり、最後に夢CUBE3期生に贈る言葉を披露されました。

「人が集まる九か条」

 

人は人が集まる処へ集まる

 

人は快適な処に集まる

 

人は噂になっている処に集まる

 

人は夢の見られる処に集まる

 

人は良いもののある処に集まる

 

人は満足の得られる処に集まる

 

人は自分の為になる処へ集まる

 

人は感動を求めて集まる

 

人は心を求めて集まる

 

(「高野山真言宗 築港高野山釈迦院」より)

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起業家の方たちや商店街役員ら、県の担当課の方らが食事をしながらいろいろ語り合って2時間半のミィーティングが終わりました。

482878_414519171976671_958359706_n(この写真はTさんからいただきました)


夢CUBE3期生の店のオープン、そして4月の商店街や夢CUBEの先輩たちとのイベントや春の謝恩セールなど楽しみにしたいと思います。

もちいどのセンター街ブログ→http://blogs.yahoo.co.jp/nara_mochiidono/MYBLOG/yblog.html

2013年3月16日 (土)

狭岡神社 2

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上が本殿です。そして拝殿です。

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名所図会ー古事記・旅編ーには、

 

「わたしが愛しいなら夫の垂仁(すいにん)天皇を殺せと、兄沙本毘古王(さほびこのみこ)に

 

いわれた皇后沙本毘売命(さほびめのみこと)は、夫を小刀で殺そうとしたができませんでし

 

た。天皇は沙本毘古を討とうとしますが、后は兄の元へ逃げ、二人で死にました。この地には

 

沙本毘売が姿を映したといわれる鏡池があります」と書かれています。

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大宰府万葉会から。大伴旅人の歌が紹介されていました。

雪の色を奪ひて咲ける梅の花今盛りなり見む人もがも

現代語訳、雪の色を奪うかのようにまっ白に咲いている梅、この花は今が花盛りだ。ともに見る人があればいいのに。

 

狭岡神社(さおかじんじゃ)へ 1

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一条通を北に入り、奈良教育大学附属中学校へ行く途中に、狭岡神社はあります。何度も通りかかっている神社ですが、先日の「なら記紀・万葉、名所図会ー古事記・旅編」に載っていましたのではじめてお参りをしました。木々にかこまれてうっそうとした暗い階段をあがりました。

 

早速、狭穂姫の伝承地の説明がありました。

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またその近くに鏡池がありました。

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2013年3月15日 (金)

福島県伝統織物フェア

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福島県郡山市と奈良県奈良市は、采女のご縁で姉妹都市です。そういう間柄ということでいろいろな交流が行われています。

そのひとつとして3月23日(土)24日(日)午前中、奈良もちいどのセンター街、三条通入り口から50mの、きらっ都・奈良の2階で上記のイベントや販売が行われます。

どうぞお越しください。

2013年3月14日 (木)

奈良にうまいものあり!~グルメで奈良にリピーターを呼ぼう~

先日、奈良ロータリークラブでは、tetsudaさんの30分間にわたるお話がありました。

 

とても良いお話でしたので、まとめました。

 

 

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奈良にうまいものあり!~グルメで奈良にリピーターを呼ぼう~

 

 

 

 

2013年2月28日、奈良ロータリークラブ例会にて

 

 

 

卓話講師 NPO法人 奈良まほろばソムリエの会 専務理事 鉄田憲男さん

奈良ロータリークラブで、鉄田憲男さんの卓話がありました。通常は90分でされているお話を30分にまとめられ、約140名の会員にたいへん好評でした。 

最初に「NPO法人奈良まほろばソムリエの会」の紹介をされ、「まほろばソムリエと巡る大和路」9コースの案内をされました。

 

・「奈良にうまいものなし」という言葉は志賀直哉ではなく、「県民自身が謙遜していった言葉です」と、若羽学園の田中敏子先生から生前に直接お聞きしました(志賀直哉の「奈良」というエッセイ全文を掲載した資料を配布)。私見(鉄田説)では、謙遜に加え、一般的によくいわれる「名物にうまいものなし」という言葉と混同されて広まったのではないかと思います。

 

・奈良県の「食」について、テレビや雑誌などでの情報発信が少ないのは、確かです。奈良県民は奥ゆかしいので、あまり売り込まないのでしょう。

 

 ・奥村彪生.(おくむら・あやお)さんという伝承料理研究家.が「奈良は日本の食文化発祥の地」とおっしゃっています。牛乳・乳製品、醤(ひしお)、砂糖(鑑真和上が日本に伝えました)、豆腐・湯葉、奈良漬、そうめん、まんじゅう(まんじゅうの祖は、奈良市林小路町の林神社に祀られている林浄因)、清酒(奈良市菩提山町の正暦寺で初めて作られた)は奈良が発祥とされています。奈良漬や奈良の清酒は今もとても美味しくて、奈良を代表する土産物ですね。

・奈良の地名を冠した食べ物も、多数あります(吉野葛、三笠まんじゅうなど)。

 

・ミシュランガイドでは、最初の年(2011年)は25ヵ店を数え、2年目は22ヵ店に減ったとはいえ、予想以上にたくさんの店が選ばれています。

 

・近頃はグルメコンテストもたくさん行われています。e-1グランプリ(環境に配慮した料理コンテスト。4月6日・7日、奈良県文化会館で開催)など。

 

・県下では大和肉鶏、ヤマトポークなど、畜産物がおいしい。

 

・絶品なのが大和野菜で、大和野菜は「京野菜」のルーツです。

 

・奈良は魚もおいしい。京都市から日本海への距離を奈良市からの同じ距離で比べると、伊勢湾までいってしまいます。奈良は海にも近いのです。

 

・グルメスポットは路地裏にあることが多いので、チェックしてから行きましょう。

 

 ・飲食店は事前に情報を仕入れてから行きましょう(奈良県の人口あたりの飲食店数は、全国で最も少ない)。『あまから手帳 奈良うまい店100選』、『美味しい奈良』、「三ツ星グルメ」(県のHP)などを参考に。

 

 最後に、 

 

 地元民が奈良のことをもっとよく知り、奈良に「愛情」と「誇り」を持とう。

 

 来訪者に、奈良を「巡る楽しみ」を知ってもらおう。

 

  「奈良のうまいもの」を食べてもらおう!

 

 そしてリピーター(奈良ファン)を増やそう。リピーターは最も有難い観光客だから(泊まってくれ、おカネを使ってくれ、友達を連れてきてくれる)。

 

と結ばれました。

 

会員のお店の料理などを直接取材・撮影して作られたパワーポイント資料に基づき、30分でコンパクトに話された卓話は、宿泊や飲食、食品などの仕事に携わる会員のみならず、多くの会員が感心して聞いておられました。

 

 

 

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tetsudaさんがさらにくわしくアップされていますので、以下tetsudaさんのブログをご覧ください。→tetsudaさんのブログ。

2013年3月13日 (水)

『好きなまちで仕事を創るin奈良』、というプロジェクトの最終報告会

先日奈良で起業を志す人が集ったプロジェクト『好きなまちで仕事を創るin奈良』、というプロジェクトの最終報告会がありました。

予想以上の人々が集まり、きらっ都・奈良2階はたいへんにぎわい、いろいろな出会いや交流がありました。

当日は10名のうち8名の若き男女(20代から30代)が昨年秋から温めてブラッシュアップされた新しい提案をしてくれました。

そのあと、そのうちのひとつ、後藤大典さんのプロジェクト、思い出を地図の中に落とし込むという提案で、奈良の町を線で結んで歩きました。

きらっ都・奈良ー南市町ーもちいどのセンター街ー角振町ー小西通りー近鉄奈良駅(市内循環バスに乗って)大仏前下車-飛火野ー浮見堂ー三条通ーきらっ都・奈良へ。

30才、40才の若者にはそれぞれの場所で思い出がありました。

プロジェクトの趣旨とは違うかもしれませんが、なぜかその中で、以前あって今奈良に減っているもの、なくなっているものに気がつきました。

まず映画館、実演劇場・・・中央劇場、セントラル、シネマデプト友楽そしてその前の東映、友楽大劇場、友楽洋画劇場、尾花劇場、南都日活・・・・etc。

そしてプール。春日野プール、ドリームランドのプール、あやめ池のプール、奈良警察署の南の県営プール・・・・・。

ボーリング場、平城宮跡そばの飛鳥ボーリング場。

スーパーはダイエーにニチイ(ビブレの前身)、長崎屋、など。

ともあれ、思い出をキーワードに町を歩き、地図に落とし込むのは少しなつかしくもあり、面白く、大事なことかもしれないと思った、若者5人とのウォークでした。

写真は浮見堂にて。

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そして当日の提案者のひとりキタガワケイタさんの、YOUTUBEです。

http://www.youtube.com/watch?v=vj3H1rZfKx4

キーワードは、「奈良×人」 奈良が好き.com 

2013年3月12日 (火)

サライ4月号から

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(クリックすると拡大します)

サライ2月号の「光の歳時記」に、夕暮れのあとのマジックアワーの雪の中に灯のともる合掌造りの家々の写真がのっていました。

ひょんなことから、つたない文を投稿したところ、はからずもサライ4月号の駱駝倶楽部という読者投稿欄に原文のまま掲載されました。

ブログに載せたらという声がありますのでPRで恐縮ですが、めったにあることではありませんので紹介させていただきます。画像は2月号の写真家、吉村和敏さんの「白川郷薄暮」をご紹介させていただきます(当方ですこしぼかしています。拡大できません)。

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なおサライ4月号は、オペラ特集で、オペラの歌がいろいろ合計64分入っているCDがついています。

オペラの巻頭のお話をされている新国立劇場オペラ芸術監督の尾高忠明さんには若き日の東京で私もたいへんお世話になりました。

(以下、サライ4月号の161ページより、投稿文)

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愛読している「光の歳時記」(2月号)は、雪の中の白川村(岐阜県)であった。雪のない季節に訪れたときにはわからない、世界遺産白川郷の自然と、そこで生きる人の生活を見事に写し出していた。雪の中でも、ほっとする温かさのある生活。昔からの建物を、今も生活の場として生かしているところがとても良いと思った。

 最近、団塊の世代がリタイアの時期になったといわれる。団塊の世代は今までの「老人」とはちがう新しい「シニア」と注目されている。今まで仕事などによって自由な時間が少なかった世代がほっとした時間を過している。これからの自由時間をどのように過そうかと思案してる人も多いことだろう。

 「光の歳時記」の文章の中に、「日の出の約1時間前、そして日の入り後の1時間から1時間半の間」を1日2回訪れる「マジックアワー」とあった。たしかに日の入り後の空は一段と美しい。短い時間にいろいろと変化する。たまに撮る日の出前も美しい。奈良時代にも「かぎろひ」と万葉集で詠まれている。

 団塊の世代はこれから長いマジックアワーを迎えるのではないかと、ふと思った次第だ。ともあれ、毎回ハッとする「光の歳時記」をこれからも楽しみにしたいと思う。

                    (松森重博/奈良県・64歳)

2013年3月11日 (月)

3月20日(祝)レトロとロマンの墨絵ウォーク

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20日めずらしいイベントが開かれます。詳細は以下の通りです。参加費無料で、先着150名募集中です。

どうぞnaramachinaka@gmail.com

へお申し込みください。

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2013年3月10日 (日)

東大寺修二会参篭お見舞いへ

上七日、修二会の最上位の和上の筒井寛昭師の参篭お見舞いに友人たちといってきました。とても良い天気の朝です。

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にこやかに筒井和上に迎えていただきました。

 

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5月から華厳宗別当になられます。われわれ下々から言うと、東大寺の一番えらいさんになられます。任期は3年。

 

お水取りに参篭されるのも最後かと思います。

 

「上七日、もう七日なりましたね」、と同行の友が言いますと、「何言うてんねん、あと七日あるねんでー」、というお言葉、そうですね。

 

この日は小観音のお出ましの日、まだこれからが本番ですね。ほっと一息つかれている時間(一日一食のお食事前)ながら、にこやかに応対していただきました。そして、お抹茶をいただきながらしばらく歓談しました。おからだご自愛いただくと共に、無事の行の満行をお祈りして退出した次第です。

 

そして二月堂へおまいりに行きました。

 

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二月堂への石階段。

昨年末お亡くなりになった、写真家の井上博道さん、司馬遼太郎さんらの産経新聞発行の「美のわき役」の復刻版で拝見した、石段の波や亀甲の文様をはじめて拝見しました。

2013年3月 9日 (土)

明日香万葉歌碑めぐり 10 マップとレジメ

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明日香万葉歌碑めぐり、この日の歩いたコースです。

資料、明日香の万葉歌碑30基イラストマップ(犬養万葉記念館で購入)

制作:犬養万葉記念館に協力する会

多くの現代語訳はこのマップの富田敏子先生の文を拝借しました。

そして、ご好意により当日の山内先生のレジメのブログへの転載のご了解をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。

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1ページ目

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*9行目、石舞台横休憩所はミスプリのため削除して下さい。

2ページ目





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3ページ目

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長らくお付き合いいただきありがとうございました。(おしまい)

以下4月7日(日)の若菜祭をご紹介します。

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明日香万葉歌碑めぐり 9 甘樫丘

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いよいよ最後に甘樫丘です。なだらかな坂道を歩いて登りました。昭和天皇が自動車で登られるためにつくられた道だそうです。

 

しばらく登ると標高148メートル、北の見晴らしの良いところに着きました。各方向の写真です。

 

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歩いてきた明日香の村が見えます。

 

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右上の写真は畝傍山、遠くに二上山が見えます。

 

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右上の写真、正面に耳成山、藤原京あとがひろがります、右手に天の香具山です。手前に雷丘(いかづちのおか)。

 

 

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左上の写真は生駒山方向。右上の写真は三輪山方向。

 

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山内英正先生のお話。

 

・この展望の良いところで、犬養先生は、昭和天皇に説明された際、江戸っ子弁でしゃべられたフレーズで、昭和天皇がつい微笑まれて、その笑顔が翌日の新聞に掲載されたこと。

 

・昭和40年ころまで、甘樫丘は3人の地主さんのもので、当時あちこちから買いにきた。この展望の良いところに、ホテルを建てるというプランまでもってきた業者があった。

 

・飛鳥を守るということで、法律が出来て、この甘樫丘も国が買い上げ、国有となっている。

 

・かつて飛鳥村とあと2つの村が合併したが、その際、名前が問題になり、犬養先生のアイデアで、明日香村になった。これで無事3つの村が合併した。

 

・この甘樫丘は蘇我氏の旧館があったところであり、石舞台あたりが南の拠点であり、ここが北の拠点といえる。そうすることで飛鳥を守る拠点であった。

展望台から階段状を中腹まで降りたところに、下の写真の有名な志貴皇子の歌碑がありました。

 

この歌碑が犬養先生の明日香の万葉歌碑の第1号だそうです。

 

飛鳥に開発が及びそうになったとき、村の人たちと、そして犬養先生の教え子たちの合同でこの志貴皇子の歌が歌碑になったということでした。

 

犬養先生の横浜の教え子に、作曲家の黛敏郎氏がいて、この歌に作曲され除幕式で披露されたそうです。

 

当時大阪大学の合唱部のテナーであった山内先生はその披露の時、その歌を歌われたということでした。この日も一部を歌われました。(全曲聞きたかったところです)

 

それから、この日の見学の要所要所の歌碑の前で、犬養節を披露され、参加者もいっしょに歌いました。犬養節には陰と陽があるそうです。

 

さて、志貴皇子の万葉歌碑です。

 

明日香宮より藤原宮に遷居りし後に、志貴皇子の作らす歌

 

采女の 袖吹き返す 明日香風 京を遠み いたづらに吹く  志貴皇子  (巻1-51)

 

旧知でいつもお世話になっている奈良大学の万葉学者、上野誠先生は、「はじめて楽しむ万葉集」(角川ソフィア文庫)の中で、はしだのりひことシューベルツの『風』の歌詞に「そこにはただ風が吹いているだけ」とあるが、まさに志貴皇子も「そこにはただ風が吹いているだけ、昔は都だったのですが・・・・・」と歌っているのである、といわれます。

上野誠先生の現代語訳→采女たちの袖を吹き返していた明日香風は、都が遠のいてしまったので・・・・今はむなしく吹いている。

 

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甘樫丘から降りてきて、橿原神宮駅にいく「かめバス」のバス停留所から、正面、雷丘、そして飛鳥川。3時過ぎでした。

 

2013年3月 8日 (金)

明日香万葉歌碑めぐり 8 明日香川の川蝦

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右上の写真の真ん中は飛鳥から北の耳成山そして右手は天香具山。

 

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上は水落(漏刻)遺跡。

 

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道路のわきに、犬養先生の万葉歌碑がありました。道路拡張ですこし東に建てなおされたそうです。

今日もかも 明日香の川の 夕去らず かはづ鳴く瀬の さやけくあるらむ  (巻3-356)

富田敏子先生の現代語訳→今日もまた明日香の川の 夕さらず かはづ鳴く瀬が、清やかなことだろうよ

明日香万葉歌碑めぐり 7 飛鳥坐神社

大原からやや下って飛鳥坐神社に着きました。

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平成10年9月22日の台風7号で飛鳥坐神社のうっそうとした木々がずいぶん倒れたそうです。

 

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階段をのぼり本殿にお参りしたあと、山内先生から説明をうかがいました。

 

犬養先生の万葉歌碑は、平成10年の台風で大木が歌碑を直撃したため場所を移して建て直されましたが、最近もとあった場所のすぐ近くに再度建て直されたということです。そばには、日本の山桜が植樹されています。

大君は神にしませば 赤駒の はらばふ田居を 都となしつ

   大伴卿(巻19-4260)

*赤駒・・・栗毛のこと、田居・・・田んぼ

富田敏子先生の現代語訳→(天武)天皇は神であられるから(壬申の乱の後)赤駒が腹ばう田を都となされたよ

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そして以下は地元の書道家、鈴木葩光(はこう)さんの書で最近建てられた万葉歌碑です。

斎串(いぐし)立て 神酒据ゑ奉る 神主の うずの玉陰 見ればともしも  (巻13-3229)

伊藤 博先生の現代語訳→玉串を立て、神酒の甕を据えてお供えしている神主たちの髪飾りのひかげのかずらを見ると、まことにゆかしく思われる。

 

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また、飛鳥古京を守る会記念之碑は会津八一の字を集める形で(集字)万葉歌の歌碑がありました。

みもろは 人の守る山 もとへは あしひ花さき すゑへは 椿花さく うらくはし 山そ 泣く子守る山 (巻13-3229)

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また曾祖父が第81代宮司、飛鳥助信であった、釈超空(折口信夫)の歌碑もありました。

ほすヽきに 夕くもひくき 明日香のや わがふるさとは 灯をともしけり  釈 超空

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鳥居の右手の木々の中のふと見過ごしがちなところに、筆塚がありました。これも、犬養先生の書ということでした。

 

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明日香万葉歌碑めぐり 6 大原

万葉文化館あたりを歩くと多くの歌碑がありますが、この日は、犬養先生の書かれた歌碑をめぐるということで多くはそのまま通過しました。

 

その中で、路傍に志貴皇子の歌碑、

 

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大原の この市柴の いつしかと わが思ふ妹の 今夜逢へるかも 志貴皇子(巻4-513)

揮毫は書家の尾崎邑鵬さん。

伊藤博先生の現代語訳→大原のこの茂りに茂ったいち柴ではないが、いつ逢えるか何とか早くと思いつづけていたあなたに、今夜という今夜とうとう逢うことができました。

山内先生のお話、「市柴(いちしば)」と、「いつしか」を引っ掛けているとのことです。 

大原の交差点そしてあたりはのどかな田園風景。田が起こされ、菜の花が咲いていました。

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小原神社に着きました。

 

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そして有名なやりとりの歌です

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天皇、藤原夫人(ふじわらのぶにん)に賜ふ御歌一首

 

わが里に 大雪降れり 大原の 古りにし里に 降らまくは後     (巻2-103)

 

藤原夫人の和へ奉る歌一首

 

わが岡の おかみにいひて 降らしめし 雪のくだけし そこに 散りけむ     (巻2-104)

 

この神社は藤原鎌足の生誕の地と伝えられる、産湯の井がありました。(右下)

 

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また近くには大伴夫人の墓とありました。

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菜の花を久しぶりに見ることが出来ました。

2013年3月 7日 (木)

明日香万葉歌碑めぐり 5 真神の原

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犬養万葉記念館から北へ真神の原を左手に見ながら、万葉文化館の方へ歩きました。万葉文化館のすぐそばの民俗資料館あたりに、2つの歌碑がありました。

Cimg5403建物のすぐ右に。万葉歌碑

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大口の 真神の原に 降る雪は いたくな降りそ 家もあらなくに      舎人娘子(とねりのおとめ)(巻8-1636)

富田敏子先生の現代語訳→大口の真神の原に降る雪は烈しく降らないで、宿る家だってないのだから

そしてもうひとつ。

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これはまほろばソムリエの公式テキストブックを監修された考古学者、網干善教先生の自筆短歌です。

◎瑞亀出現

大亀は 明日香にありて 現れし 平和な歳の 新しき春

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この日は陽がさしたり曇ったり、やや肌寒い一日でした。このあたりで、寒さの中、昼食休憩となりました。屋外で持参の冷たい弁当を食べました。すこし暖かいお茶とコーヒーを飲んで、すこしおさまりました。日ごろこれだけ歩いて、寒さの中で過すことはありませんので、やや厳しいものがありました。

それにしても、飛鳥の万葉歌は雪を歌っているものが多いものです。昔はもっと寒かったのでしょう。

 

明日香万葉歌碑めぐり 4 犬養万葉記念館

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島の宮の歌碑から下り坂で、岡寺の参道につながり、犬養万葉記念館に到着しました。もと南都銀行の支店を提供を受けて改装されてつくられたようです。

「南都明日香ふれあいセンター、犬養万葉記念館」というのが正式名称です。

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いただいたパンフレットです。クリックすると拡大します。

ここでしばらく見学と休憩をしました。ちょうど柿本人麻呂の特別展覧会がひらかれており、またDVDビデオで犬養先生の現地での朗詠や説明を拝見しました。

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入り口には、「万葉は青春のいのち 犬養 孝」の石碑。

平成12年4月1日除幕式。建立、犬養万葉顕彰会。

裏面には「犬養万葉記念館の開館を祝し之を建つ」と書かれています。

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左は、あすか風。犬養先生の生誕100年を記念して平成19年4月1日除幕式。建立者は犬養万葉顕彰会。

右は、

山吹の 立ちよそひたる 山清水 汲みに行かめど 道の知らなく   高市皇子(巻2-158)

平成12年4月1日除幕式。建立者は 飛鳥古京を守る会。裏面に「犬養孝先生を追悼して之を建つ」

歌碑の歌は犬養真夫人十年祭(昭和57年5月4日)の色紙の字から。

富田敏子先生の現代語訳→(黄泉路の入り口の)ヤマブキが咲くという山清水を汲みにいきたくても道を知らないよ

山吹の「黄色」と岩清水の「泉」を2つつなげて「黄泉」をあらわしていると山内先生の解説でした。

犬養万葉記念館の参考hpです

http://www.asukadeasobo.jp/kankou/inukai

2013年3月 6日 (水)

明日香万葉歌碑めぐり 3 島の宮

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再び、石舞台の近くに戻り、こんどは遊歩道を登りました。車は通れない階段状もある急な登りでした。

 

一気に景色が広がります。遠くに二上山も見えます。

 

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右上の写真では集合した石舞台のバス停と駐車場がみえます。あのあたりが島の宮があったところということでした

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上記は2005年3月島庄遺跡、明日香村教育委員会発行の資料です。(クリックすると拡大します)

 

島の宮が望める高台に歌碑は建っていました。

 

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島の宮 上の池なる 放ち鳥 荒びな行くそ 君いまさずとも(巻2-172)

 

山内先生によると、島はアイランドとは限らない。囲まれたところということです。飛鳥川から水を引いている水路で三方囲む庭園ということです。

 

昭和47年3月、約43メートル四方の四角の池が見つかったということでした。

また蘇我氏の南の拠点でもあったということです。

富田敏子先生の現代語訳→(亡き草壁皇子の)嶋宮の上池の放し飼いの鳥よ、心荒れるな皇子が居られなくとも

明日香万葉歌碑めぐり 2 南淵山

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弓削皇子に献る歌一首

御食(みけ)向かふ 南淵山の 巌(いはほ)には 降りしはだれは 消え残りたる (巻9-1709)

右、柿本朝臣人麻呂が歌集に出づる所。

*はだれ・・・雪のこと

富田敏子先生現代語訳→(御食向かふ)南淵山の岩が白いのは前に降った(はだれ)まだら雪だろうか、消え残っているよ

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歌碑の建っているこのあたりは、坂田寺跡と言われている。

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途中、マラ石や祝戸荘などがありました。

明日香万葉歌碑めぐり  1 石舞台から稲淵宮殿跡遺跡

そもそも、この明日香万葉歌碑めぐりは、まほろばソムリエのtetsudaさんのブログで知りました。→tetudaさんのブログ

tetsudaさんどうもありがとうございました。

そして、3月3日9時30分、飛鳥石舞台バス停に集合出発、ということで男女30名くらいが参加しました。

 

石舞台あたりです。石舞台は生垣であまりよく見えません。

 

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紅梅、白梅がきれいに咲いていました。



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本日の講師は、山内英正先生(甲陽学院高等学校教諭・元犬養万葉顕彰会代表)。犬養先生の書生のようにお世話され、大阪大学大学院文学部中退とのことです。とてもくわしくよくわかる話しぶりでした。お世話係は、犬養孝記念館学芸員の辰巳さんと男性でした。

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山内先生のお話では、犬養先生の歌碑は全国すべてで161基に及ぶこと、春日大社にもヤマトタケルの大和は国のまほろばの古事記の歌碑が建てられたこと。そして明日香村の中には15基あるということでした。

ちなみにこの日のコースは、

石舞台バス停…明日香川七瀬の淀万葉歌碑…坂田寺跡・南淵山万葉歌碑…嶋宮万葉歌碑…山清水万葉歌碑・犬養万葉記念館…真神の原万葉歌碑…大原の里万葉歌碑・大原神社…飛鳥京万葉歌碑・飛鳥坐神社…明日香川の川蝦万葉歌碑…甘樫丘展望台…明日香風万葉歌碑…甘樫丘バス停(解散)

(徒歩約6キロ。嶋宮万葉歌碑、甘樫丘で登りあり。天候など都合によりコースを変更することがございます。歌碑はすべて犬養孝揮毫。)

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玉垣橋をわたって、飛鳥川沿いを歩きます。

ほどなく、明日香川七瀬の淀万葉歌碑

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明日香川 七瀬の淀に 住む鳥も 心あれこそ 波立てざらめ       作者不詳(巻7-1366)

*七瀬、固有名詞ではなく、くねくねと曲がった瀬

富田敏子先生の現代語訳は→明日香川の七瀬の淀にすむ鳥さえ心深いからこそ波を立てないのさ(私の恋心が秘めやかなように)

このあたりは、稲淵宮殿跡遺跡ということです。

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2013年3月 5日 (火)

明日香村、川原寺あと、橘寺あたり 

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川原寺跡あたりに偶然、犬養先生書の万葉歌碑を見つけました。

 

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(クリックすると拡大します)

 

会津八一の歌碑が昨年秋できたのでたずねた橘寺もすぐそこに見えました。

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橿原市の石川池(剣池)から明日香村へ

先日、犬養先生が書かれた歌碑をめぐる明日香万葉歌碑めぐりがありました。

9時半、石舞台バス停集合でしたが、橿原神宮駅にずいぶん早く着きすぎましたので、地図を片手に思い切って歩き始めました。石川池(剣池)は写真などでよく見かけるのですが、一度見たかった池でした。橿原神宮駅から東へ5丁と表示がありました。

 

中央の御陵は孝元天皇陵ということです。

 

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説明版がフェンスに接近していて撮りにくく、やっとななめから撮ることができました。

 

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(クリックすると拡大します)

紀皇女の歌碑がありました。揮毫は辰巳利文さん。

 

さらに菖蒲町の新興住宅街をどんどん南へ歩いていきました。先日菖蒲池古墳の発掘調査の現地報告会の様子はかぎろひさんがレポートされていましたのでお借りします。→http://kagiroi.narasaku.jp/e86124.html

 

菖蒲池古墳が地図ではわかるのですが、(天理教の教会は見えたのですが)、表示もなくよくわからず、すこし時間にも余裕がありませんでしたので、通過しているうちに、橿原市から明日香村へ入りました。あたりの景色がすっかり変わりました。

 

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近鉄奈良駅行基広場大屋根、工事終了は5月末に延期

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奈良県が昨年11月から行っている大屋根工事ですが、2月末ようやく柱が建ちました。しかしながら工事が遅れ、完成には5月末までかかるということです。

GWの連休中は、暫定的にアスファルトを敷いて歩行者の通行はできるそうですが、夜間工事などもせず延期のようです。

3月末までと我慢していましたが、まだ遅れるのは残念なことです。気をつけて通っていただきたく思います。


2013年3月 4日 (月)

3月16日きらっ都シネマは「がんばれ!ベアーズ」

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TM,(R) & Copyright (C)2005 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.

選抜高校野球も甲子園で22日からはじまるそうです。球春という言葉もあります。春休みも近いこの3月16日土曜日、奈良もちいどのセンター街(三条通から入るとすぐ50m)のきらっ都・奈良2階で、きらっ都シネマを開催します。

今回の映画は、「がんばれ!ベアーズ」です。アメリカの少年野球チームのなかなかおもしろい映画ということです。

<解説>
かつてはマイナー・リーグで活躍した事もあるプール清掃人バターメーカーは、市議会からの要請で少年野球チーム“ベアーズ”のコーチを任せられる。だが問題児ばかり抱えた“ベアーズ”が強くなる事など絶対不可能だと知ったバターメーカーは、昔の恋人の娘で抜群の投球センスを持つアマンダと、オートバイを乗り回している不良少年ケリーをチームに加え、連勝街道に乗り出していく。

時間は子供さんが多いであろうということで、午後1時上映と午後4時からの上映の2回公演です。

料金は大人500円。小学生中学生300円ということです。

多くの皆様にまちなかでの映画を楽しんでいただきたいと思います。

事前予約電話は、0742-27-1111株式会社まちづくり奈良、平日9時から17時受付中。

ただいま、改良中ですが株式会社まちづくり奈良のhpです。→http://machinara.sakura.ne.jp/

2013年3月 3日 (日)

奈良まちなか市場点描 3

鍋屋町交番案内所でも、お雛様が飾られていました。

 

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番をしておられた方男性3人から、きたまちのいろいろなお話をうかがいました。 

鍋屋町の初宮神社は現在本殿が改装中(or新築中)だそうです。春日大社の末社であり、おん祭りのときも行事をされる神社です。

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そして、両日とも午後1時からのお酒の振る舞いですが、東向き北特設ブースで初日50名さまに30分で終了して大好評だったそうです。

株式会社まちづくり奈良のhpでくわしく写真レポートしてくれています。

http://machinara.sakura.ne.jp/

また、せんとくんと共にまんとくんが登場した写真をもらいました。

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奈良まちなか市場点描 2

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奈良女子大生による東北復興支援の写真展が開かれていたり、花芝商店街の理事長のカシュガシュさんでは、から揚げとパンのカップ入りが売られていたり・・・。

 

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ビストロ中華へいぞう、さんでは気まぐれ春巻きが売られていましたのでいただきました。

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タマヤ眼鏡店でも土鈴の雛人形が。(右上)

そのほか、いろいろの出店がでていました。

奈良きたまち「まちなか市場」初日点描 1

3月2日から「奈良きたまち、ひなまつり2013」がスタートしました。3月2日3日は、オープニングフェスタとして「奈良まちなか市場」が行われていました。

 

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豊住書店ウィンドーのお雛様は藤堂家伝来とか書いてあってかなり古いそうです。

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杉本光玉園さんのお店にはあちこちからの展示とのことでした。

 

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2013年3月 2日 (土)

奈良市中心市街地活性化セミナーのご案内

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奈良市中心市街地活性化協議会からの案内が届きました。
どうぞご参加ください。
 
当協議会では、以下のとおり中心市街地活性化セミナーを開催します。 
奈良市中心市街地活性化基本計画が満期を迎えようとする中、次の中心市街地まちづくりのビジョンを次世代の担い手も交えて考えることで、「次のビジョン創りと人づくり」の一助になればと考えております。 
皆様のご参加を心よりお待ちしております。 
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中心市街地活性化セミナー ~奈良の“ネクスト・ビジョン”を創る~ 
日時 : 2013年3月14日(木) 18:00~20:30(受付17:30~) 
場所 : 奈良商工会議所 4階 小ホール
 
内容 : 奈良市中心市街地のまちづくりが、節目を迎えようとする中、 次のまちのビジョンをどうするか。 講演を聞いたうえで、参加者同士でビジョンを考えてみます。
 
【第1部】講演『まちのビジョンを描く』

 

 講師:有限会社ハートビートプラン 代表取締役 泉英明 氏

 【第2部】ワークショップ『まちのビジョンを考える』

 定員 : 30名(先着順)

 参加費 : 無料

 申込 : 次のいずれかの方法でお申込みください。申込期限は、3月8日(金)。 

①Eメール(narachukatsujimu01@yahoo.co.jp

 タイトルを「中活セミナー申込」とし、本文に所属・氏名・電話番号・Eメールを記載してください。

 

②添付チラシの申込欄に記入の上、FAX送信(0742-26-1666)

 主催/問合せ : 奈良市中心市街地活性化協議会

 

            TEL:0742-26-1666

 

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 奈良市中心市街地活性化協議会

 

〒630-8217 奈良市橋本町3-1 きらっ都・奈良4F 410号室 
TEL&FAX:0742-26-1666  
E-mail :
narachukatsujimu01@yahoo.co.jp

 

 

 

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2013年3月 1日 (金)

時代かご・やじきた屋さん、そして3月10日のイベント

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弥生3月になりました。

時代かご・やじきた屋の奥村肇さん(写真右)は、いろいろイベントをしかけるのがお上手です。上の写真はもちいどのセンター街でPR中を撮影。

たしか昨年も伊賀上野NINJAフェスタをされたように思いますが、この3月10日もうすこし大掛かりにされるそうです。チラシをもらいました。

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当日は伊賀NINJA、そして人気のまんとくんが登場します。また、新しいキャラクターのナライガーも登場するということです。ならまちセンター、寺林通り、もちいどの通り、東向き通り、近鉄奈良駅までパレードもあるそうです。

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