当尾の里、浄瑠璃寺へ
元旦は良い天気で、京都府木津川市加茂町の浄瑠璃寺におまいりしました。京都府といっても昔から大和の勢力下にあって、奈良の郊外のようなところです。かつては小学校の遠足で奈良から歩いていき、昼お弁当を食べて、それから関西本線の加茂駅まで歩いて、国鉄に乗って帰るコースでいきました。春秋は特に良いのですが、冬や夏は人が少なくて落ち着いたたたずまいです。お正月のおまいりもスムーズです。
池には、朝晩冷えるようで氷が張っていました。九体の阿弥陀如来とともにお正月は本堂の中の吉祥天像も公開されていました。
三重塔の秘仏、薬師如来も扉をすこし開けて、公開されていました。金箔がよく残ったお薬師さんでした。
三重塔のあるほうが此岸(現世)、本堂のある方が彼岸(あの世)ということです。
ところで浄瑠璃寺で歌人、会津八一はたくさんの歌をつくっています。友人の八一研究家の素空氏が以下のような歌と解説をしています。
http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/sa/sa.html#jyururi
http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/ka/ka.html#karewataru
http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/ha/ha-gyou.html#bisyamon
観仏三昧
http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/ya/ya-gyou.html#yamaderanomi
http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/a/a-gyou.html#asibikinoyama
http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/ya/ya-gyou.html#yamaderanohousi
http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/ma/ma.html#midonaru
« 「はじめて楽しむ万葉集」 | トップページ | 3日春日大社へ初詣 »
コメント