奈良きたまち歴史ウォーク 1
奈良市平城東中学校区の地域教育協議会というところの主催で、奈良きたまち歴史ウォークがありました。家族は事前に申し込んでいましたが、私も良い天気に誘われて参加してきました。参加140名あまりというたくさんの参加で、ボランティアガイドの朱雀の会のガイドさん6名による、6グループに分かれて歩きました。
9時20分頃、佐保台小学校を出発、奈良県と京都府の府県境の小川沿いの田園地帯を歩き、元正天皇(奈良時代の2人目の天皇)の陵、そしてそのお母さんであり、奈良に遷都された元明天皇の陵を参拝しました。このようなところに、ふたりの女性の天皇の陵があることを始めて知った地域の住民の方は驚かれていました。
山城と国境いなる田園を歩きて元明元正陵へ(毎日やまと歌壇)
そして奈良阪町の奈良豆比古神社(ならずひこ)へ。ことし20年ぶりに式年遷宮されて、りっぱに整備されていました。
そして、神社の裏の、大きな樟(クス)の木を拝見しました。見事な大木で皆一様に驚かれていました。私も知識としては知っていましたがはじめて拝見しました。以前は大樟の木への行き方を表示されていなかったように思うのですが、今回はわかりやすく、矢印で表示されていました。
右上は、珍しい葉っぱが金魚の形をした、椿です。
そして今回、奈良阪町にも、高札場が再建されていました。
奈良にはかつて江戸時代、橋本町を中心として何ヶ所か高札場があり、奈良阪にもありましたのでこのたび復元されたそうです。(参考までに左下、三条通橋本町に1984年に再建された御高札場です。)奈良阪町の高札場は木の香りも新しいものでした。新しい見どころができました。土地の歴史を復元されるのは素晴らしいことだと思います。
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